廃城 玉座2(ノエルパーティ)

レムオン仲間入りの場合、特殊台詞あり

【 廃城・玉座 】

ノエル:
…さすがです、主人公さん。
やっぱり、勝ち残ってしまったんですね。
あなたの活躍で、世界は救われました。
ですが、そのかわりに、
世界は新たなる脅威にさらされています。
それはあなたです。
闇をすべて消し去ってしまうほどの強烈な光の存在。
世界の均衡を保つため、
わたしは、あなたを…とめなければなりません。
それが、竜王様の意志…。

エステル:
闇を払拭した主人公が
今度は世界の均衡を崩す存在になる
…竜王はそう思っているの!?
それはありえないよ。
主人公は、そんなことをする人じゃないから!

ナーシェス:
主人公は今や地上最強の存在となりつつある。
もし、その主人公が心変わりをしたら
誰がとめられるというのだ?
そうなる前に排除せよとの竜王様の賢明なるご判断だ。
さぁ、ノエル、カフィン、レイヴン、
竜王様の加護を受けし者たちよ。
今こそ、その恩に報いるときだ。

レイヴン:
…俺はノエルに従うと決めている。
ノエルの前に立つ敵は排除する。…それだけだ。

カフィン:
こんなことになってしまって残念だけど、
全力でいかせてもらうわ!

ノエル:
主人公さん!
ノエルの最後の剣、受け止めてください!

★パーティメンバーにレムオンがいる場合

ノエル:
カフィンは下がってて。

カフィン:
待って!
あたしもノエルの仲間よ!
一緒に戦うわ!

ノエル:
…レムオンさんは
あなたの娘カミラの子…。
あなたのお孫さんなんでしょう?

…忍びないの。お願い。
これくらいのことなら、竜王様も許してくださるわ。

カフィン:
…ノエル。

レムオン:
俺の実の母の…母親が…
カフィンだったと?

カフィン:
ノエル、ありがとう。
でも気遣いだけで十分。
ソウルイーターと戦ったあのときから、
あたしもあなたと運命をともにすることになったのだもの!

レムオン:
あえて祖母とは呼ばぬ。
しかし、ひとりの人として、
同じダルケニスとして、
その堂々とした態度には
こちらも全力をもって応えよう!

カフィン:
ふふ…ありがたいね。
ノエル!

ノエル:
はい!
主人公さん!
ノエル最後の剣、受けとめてください!

〔 ノエルパーティと戦闘 〕

ノエル:
うう…、やっぱり
つよい…。

ナーシェス:
ノエル、わかっているんだろうな。
お前に敗北はゆるされてはいない。
お前が退いたそのときは…。

ノエル:
やめて、ナーシェス!
主人公さんに
そのことは言わないで!

ナーシェス:
フフ、よいではないか。
主人公にもきかせてやるとしよう。
そうすれば、人間の持つ哀れみの感情とやらで、
竜王様に従う気になるかもしれん。
世界の均衡を崩すほどに成長してしまった
自らの命を絶つ気にな。フフ…。

〔 ノエル、首を振るが、雷撃を受けて膝をつく 〕

主人公、
お前を慕っていたノエルが
ここに来た理由がわかるか?
お前が死なない限り、
カフィンとレイヴンが死人に戻ってしまうからだ!
カフィンも、レイヴンも、一度死んでいる。
竜王様のお力でソウルを体に留めているにすぎぬ。
竜王様のご意志に沿えないとき、それがどうなるか…。
フフフ…。
さぁ、どうする?
お前が死ななければ、この二人は死ぬぞ!

〔 ノエル、カフィン、レイヴン、立ち上がる 〕
〔 主人公、首を振る 〕
〔 レイヴン、ナーシェスに背後から斬りかかる 〕

ナーシェス:
ば、バカな!
貴様、正気か…!?
私に刃向かうのは
竜王様に剣を向けるのと 同じことだぞ!

〔 ナーシェス、消滅 〕

レイヴン:
…あんたの言いぐさは 聞くに耐えないんでな。
殺人機械だった俺を、
助け出してくれたことには感謝してる。
だが、ノエルを悲しませるのは許さん。

ノエル:
レイヴン!

レイヴン:
ノエル…。
今の俺はお前の重荷にすぎない。
それは…俺には許されないことなのだ。
お前のそばにいるようになって、
俺は人間に戻ることができた。
感謝している。…さらばだ。

カフィン:
ノエル…。
あたしたち…もう…いくわ…。

ノエル:
カフィン!

〔 竜王の咆吼 〕

竜王:
愚かなり、ナーシェス…
この竜王が与えし、
無限のソウルを持つ者を
使いこなせぬとは…

ノエル:
竜王…様、
わたしは…
もう戦えません。

竜王:
ならばノエルよ…
汝のもつ
無限のソウルは、
この竜王が役立てよう…

いまひとりの
無限のソウルを持つ者…
主人公よ…
聞くがよい…

汝の力は強大すぎる…
世界の均衡を崩しかねぬ…
ゆえに、我みずから
その強大な力を封じよう…

さぁ、くるがよい…
汝の前に開けし門が…
汝を、我が前へと
呼びよせん…

ノエル:
主人公さん、
わたしにはこんなことを言う
資格はないですけど…
がんばってください…。

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