【ゲーム本編】3章 芽
全4パート。館内散策などの日常パート。内容的には、舞台設定の紹介。
サンプルゲームにあがっているのは、2と4の部分です。
1.私室 ミイス主初立ち絵
・ここで初めてミイス主の立ち絵登場
・鏡に自分の姿を写してみた、というシーンです。
2.館案内
・館内部の案内
3.庭の散策
・最初に白い影、シャリと遭遇。
・構造としては、館散策と同じです。
4.薬草園パート
・最後に薬草園に案内して終わり、とのこと。
・白い影と再び遭遇。
公開後の裏話
伝道師の館について
最初ジュサプブロスの住まいを、どうしようか悩んでいました。
前作というか、別テーマの作品が『Dark fragment』でした。それはダークでダーティな大人向けアダルトがコンセプトだったので、ジュサプーは悪くて危険な男で、薄暗い地下の隠れ家に住んでいました(※こっちのジュサプーは本当に悪人です・笑)
この『End Garden』では、正反対の雰囲気にしたかったのです。
あと、前作と違い、他のシスティーナの伝道師たちが登場する=登場人物が3人増えます。
ゲーム製作事情としては、あまり町や外などワールドワイドに設定してしまうと場面転換もシナリオも大変なので(笑)どこか一箇所で済ませられるようにしよう → 洋館なんてどうだろう! と思いついて、そうすることにしました。
でもシスティーナの伝道師の雰囲気的に、明るい瀟洒なスペインやポルトガルなどの南欧風や、華美で流麗なフランス風の建築物がとても似合わなかったので(笑)、クラシカルで重厚(ただあまり華美ではなく実用性重視)な感じの英国風洋館というのも一緒に決まりました。
ジュサプーとミイス主について
ちなみにこのゲームの裏コンセプトは、『箱入り娘(光)と箱入りエルフ(闇)の箱庭新婚生活』でした。
なので、この章は『新婚生活』を意識しながら作りました。口説いた妻に住まいを案内する長男ジュサプーと、夫の家族(祖父、弟×2)と対面する新妻ミイス主です(笑)
そしてネッコさんのパワーワード「200年生きてきての初恋」を心に置きながら書きました。
つまりミイス主もジュサプーも互いに初恋です。
拍手コメントでいただいたのですが、このジュサプーは、女性慣れしてそうで、そうでもないと言われました。
箱入りエルフ感で作っていたので嬉しかったです(笑)
……ジュサプーは、生きている世界感が意外と狭いので……あと普段エルフ耳を隠して変装=人間のフリをしているので、娼館に行く機会もなさそうで(実際そういう場面になったら素顔になるから灯りを消してもばれるよなあと(笑)
新婚生活で入れたかったけど、入れられなかったシーンもあります。
二人で食堂で食事する風景とか、庭に種を植えるシーンとか、ジュサプの煙草コレクションは入れたかった。
浴室は言及だけありますが、背景画像がなかったので言葉だけです(笑) 互いにいつ使っているかは、あんまり知らないようです。
たぶんジュサプは外出帰り、ミイス主はどちらかというと朝風呂っぽい気がする。
一緒には入ってないです……他の伝道師たちの目もあるのと、双方とも根が真面目なので、そこまで二人とも思いきれなかったようです……。
夜のこと
すごくアレな話ですが、ミイス主とジュサプーは2章終了後が初夜~この3章で新婚生活開始です。
そしてこの章以降、夜は一つの寝台にいるわけで、時々ジュサプがほのめかしてますが、やることもやってます。
※ミイス主が知りたかったことって、男女のそういう部分のことでもあるので。
でもその一方で、 何もしないで、本当にただ添い寝をしてる夜も多かったです(4章とか)。
ネッコさん宅のジュサプのように腕枕はしてくれるけど、その気がなければ手出しはしない、紳士の鑑のようなジュサプブロス(笑)
そして。
これは全編通してですが、彼女がウルグへの捧げ物ということと、ジュサプが種族的に子どもを持つことに内心拒否感があるので……避妊はしてました。
というかジュサプが最後まではやらなかったというか、やれなかったというか。 ……なんか双方にごめん……。
ちなみに相思相愛でラブラブだったのが6章終了直後くらい。
あとジュサプ的に最後の夜と思っていた(…)8章終了後~煙草スチル画の夜は、結構激しく求めたようです。『システィーナの涙』の一日目ですが、暗示効果をかける必要もあって、香にはシスティーナの涙のほかに、媚薬も混ざってました……。
一日目の後(9章)にミイス主が、頭痛がしているのはそのせいです。
(システィーナの涙だけなら忘却=無臭=作用の余韻も残らないので)