【ゲーム本編】10章 庭 

9章をジュサプーの返答で切ったために、かなりボリュームがあります(でも綺麗に主人公パートとジュサプーパートで分かれたので、これでよかったかも)。
最終章ということもあって、会話、場面、探索、回想全てのパートがあります。

シーン1

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夜が明けて、朝が巡ってきますが、色々忘れている主人公。
ところどころ違和感がかすめる。(※ちなみにBGMも別バージョン)

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何食わぬ顔で挨拶をし、誘導をかけるジュサプー。
(あえて主人公の前に出るときには変装してるあたり、見せない苦悩……(笑)
策略企て中ということで、2章開始時の場面と似た感じで作ってみました)

シーン2

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館を巡り歩く主人公。屋内・屋外自由選択モード。
各場所に行くと、ちょっとだけ違和感を覚える主人公の反応が出ます。

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場所によって、ゾフォル、シャリ、エルファスと話ができます。
(※伝道師と会話後、選択肢『散策路』が出ます)

シーン3

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一人川辺で物思いに沈む主人公。ミイスでの出来事を思い出すも、違和感はますます膨らむ。
けれどとうとうジュサプブロスのことを思い出す。

シーン4

↑ 主人公、夕暮れの自室で思い悩み、決意(ここまで主人公パート)
↓ ジュサプー、夜になって主人公の部屋を訪れる(ここからジュサプーパート)

シーン5

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主人公を探しに行くジュサプー。
※まだ「館のどこかに居る」と思っているので、暢気くさい(笑)
※館の屋外→屋内、ほぼすべてが探索対象。

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↑ 探索屋外 どこかにゾフォルがいます。

シーン6

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↑ 探索屋内(あまり代わり映えしない……) どこかにシャリとエルファス。

選択肢のどれかにヒント=正解が隠されています(屋外2つ、屋内2つ、計4つ)
=正解の選択肢を選ぶと、自動で探索パートを抜けるようになってます。
(正解を選ばない限り、探索が終わらない=時間をかけるほど主人公は遠くに逃亡。ちなみに伝道師たちと会話してもエラー+1でカウントされます)

※ここに関してのみ、選択判定はかなりきつめに設定しようと思ってます。
後半の結末分岐&エピローグに関わるので、振り分け基準がわかりやすいほうが選びやすい気がするので……。
※設定値は『いくつの選択肢で正解を引けたか』(エラーカウント数の加減)でしかないので、2回目はほぼストレートで抜けられるはず。

シーン7

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伝道師会議。自分以外は、うすうす結末を知っていたことに気づいて激怒するジュサプー

シーン8

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ジュサプーが外の世界を探索する。一方決意を固めている主人公。
一応10章は総まとめなので、過去の場面(場所)が出る&はじめ(1章)に戻る的なイメージで作ってます。

シーン9

パート5屋外・6屋内探索の結果で2パターンに分岐します。

★間に合わないルート(ミイス村訪問)

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★間に合うルート(古城訪問)

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たぶん1回目は、ほぼ間に合わないコース(ミイス村パターン)に流れると思います。
ただ答えを知った後の2回目はストレートで選択できる=2回目は逆に間に合うコースを選べるかな?と。

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そして、主人公は闇の門の島に。

ラスト

・これまでの章の締め(動画の部分です)
・花言葉
・エピローグ
・エンドクレジット
・(状態によって隠しエンド)

※シーン5の探索結果によって、最後に表示される花言葉、エピローグ(眼鏡・素顔)が変わります。

公開後の裏話

エンディング分岐は、伝道師の館=「箱庭を全て回る」という形=ジュサプーの探索結果にしようと最初から決めていました。
ただ各場所×3選択=テキスト量が大変なことになり……書いてるほうは死にそうになりました(笑)

ちなみに、この選択肢条件、ちょっと途中で変えたのです。

最初は「各場所につき一つずつしか選べない」にしようと思っていました。
各場所一個ずつ選んだ後で、解除→次の場面へという形。
(※薬作成と似た形式です。正解数でエンディング条件が変わる)

ただそれをやると、結局全部の選択肢内容が見たい場合、「再プレイ」という形になるので、プレイヤーの負担がかなり大きくなる(この章のみの周回が3回以上必要になる)のと、エンディング条件がかなり厳しくなるので、やめました。

ちょっとここの選択肢が変則的なのは、そういう理由です。
最後の館探索は、最初からルート分岐っぽく作っても良かったかな? とも後で思いました。
ここの探索パートはもうちょっと工夫したかった。

* * *

探索後、ジュサプーが「お前ら知っていたな!」と怒るシーンがありますが。
システィーナの伝道師たちは、結末を知っていたわけではなく、薄々感づいた程度です。
そして、気づいたタイミングは、それぞれ異なります。

【シャリ】
・最初から全て「ジュサプブロス次第」と知っていました(願いを読むので)。
・ミイス主を呼んだのはジュサプー、と最初から言っている。

【ゾフォル】
・3章終了後の遊戯の徘徊(笑)シーンで、予言を受け取っています。
・二人が出会ったことに意味があるようだ→「二人次第」と思っています。

【エルファス】
・エルファスは、最初からミイス主がウルグを宿すことに懐疑的だった。
・無限のソウルには予言も通じない→「ミイス主次第」と思っています。

※エルファスは、ジュサプー < ミイス主の力のほうが強いだろうと思っています。
ジュサプーが何かを選択することはできるけれど、結局最後はミイス主巻き込まれるだろうなと。
イズがそうだったので……。エルファスは「自分が選べない領域がある」ことを知っている。