グレンのこと 

グレン設定・雑感覚書

  • フラルダリウスの長男で、フェリクスの兄。
  • イングリットの婚約者。ディミトリの武芸仲間。
  • 15歳で騎士に叙任されたが、ダスカーの悲劇で死亡。帰ってきたのは剣と鎧だけ。
  • ゲーム内では紋章持ちだったかどうかは言及されず。
  • 死亡時の明確な年齢もなし。
  • フェリクスといくつ違いか、幼なじみと年が近かったのかどうかも不明。

  • ロドリグ曰く出来の良い息子
  • フェリクスが剣で一度も勝てなかった。
  • 立派な騎士ではあったが、素直じゃなく、ひねくれた言動をするらしい(今のフェリクスに似ている)
  • イングリットとの婚約話から「紋章持ちでなはかった」と思われる(婿入り話として進められていた?)
    ※ただ領主の複数領地所有が可能な場合、フラルダリウス公爵、ダフネル伯爵兼任が可能となるので、フラルダリウス家を出る予定だったかどうかは不明。
    またロドリグの教育方針で、紋章の有無に関わらず騎士として育てていた場合、紋章持ちではないとも断定できないので不明。

初回プレイ時のツイッターメモ

紋章の有無について

イングリットが、ガラテア伯の子どもたちの中では、自分にしか紋章が継がれなかった=ゆえに「ガラテア家の希望として、見合い話が山ほど来る」と言っているので。
以前の婚約話は『グレンが婿入りする形』で進められていた、って思って良いんだろうか。
そうなるとグレンはおそらく紋章持ちではなかった、ってことになるような。
(=最初からフラルダリウスの家督は、フラルダリウスの紋章持ちである弟のフェリクスが継ぐ予定)

あとイングリットとフェリクス、ディミトリの外伝見て、漠然と思ったのが、もしかするとグレンはディミトリを庇って死んだのかなって。
それでフラルダリウスの英雄の遺産が『盾』なので。
もしグレンが「紋章持ち」で「アイギスの盾」を使えていたら、違っていたのだろうかと考えてしまった。
たぶんこの『盾』は、王を庇って死ぬ=「王の盾となる騎士」の意もかかっているんだろうと思うんです。

グレンの年齢について1

失念していたんですが、イングリットは「家を継がなければならないから、騎士にはなれない」って言ってる一方で、ダレンのことを理想の騎士って言っている。
そうだよね!! ダスカーの悲劇のときに死亡しているなら、グレンは騎士として(従騎士として?)ついていったってことになるわけで、それで巻き込まれたのか。下手したら初陣だったかも。
風花雪月の従騎士になる年齢がいくつかわからないんだけど、二年前にフェリクスが従騎士として王国西部の反乱の鎮圧に赴いているそうなので、15歳くらいなのかな。

そうすると、四年前のダスカーの悲劇のときに、グレンは15歳前後?
もし生きていたら、ゲーム開始時、最低で19歳。シルヴァンの一つ上になるのかな。
フェリクスは12歳~13歳の多感なときに兄を失っているし、ディミトリはおそらく13歳(14歳の誕生日前と思われるので)っていう思春期直前で、悪夢のような戦場の惨劇の「ただ一人の生き残り」になった。
 そしてディミトリとフェリクスは、二人とも既存の形の騎士像は否定しているって点では、価値観は一致してるんだよなあ。

追記:
※ツイッターでのレットさんとの会話で気づいたのですが、『騎士』と明確に言われているので、おそらくグレンは既に騎士に『叙任済み』ですね。年齢はもうちょと高めかも。フェリクスより5~6歳年上で、享年20歳くらい?(それでも若いですが)
★2部ロドリグとの会話で、「15歳で騎士に叙任された」ほど優秀だったと言及あり

士官学校入学妄想

更にグレンが15歳で騎士叙任と聞いて、妄想が膨らみました。
ロドリグさん自身も、かつてガルグ=マクで学んだそうで、懐かしそうに大修道院を見ていましたが。
※その頃ディミトリの父ランベールと悪友だったそうで……青春(笑)

それでフェリクスも通わせてるなら、たぶんグレンも通わせているんじゃないかな。
で、もしグレンもガルグ=マク士官学校に通ったのなら、たぶんだけどほぼ最年少入学(14歳とか?)で入学・卒業ってことになりそうな。
グレンは超優秀だったので、早いうちに士官学校進学基準を満たして、さっさと入学・卒業して、騎士の叙任を受けて、ディミトリたちより一歩先に、大人の仲間入りを果たしたってことなのかなと。
そして――ダスカーの悲劇で、あまりに早すぎる生涯を閉じたのかなって。

グレンの年齢について2

グレンはダスカーの悲劇時何歳か明言されてなかったけど、ロドリグとの大聖堂での会話メモを見返して。
「15歳で騎士に叙任」「ダスカーの悲劇で死亡」「フェリクスにも悪いことを言った」この話の流れで……ふとこれ本当に騎士叙任直後の初陣(15歳)で死亡って意味かなと思えてきた。

というのも、フェリクスは23歳で、普通に一人前として戦ってるんだよなって。
だから目安として、もし亡くなったのが『20歳以上の騎士』だったら、父も弟も一人前の騎士として認識するし、ここまで引きずらなかった気がするんです。(※すでに騎士叙任を受けたのだから15歳でも一人前なわけですが、心情的な問題として)

だから逆に
「13歳のフェリクスが聞いてショックを受ける」
「父自身も子どもに対して悪いことを言ったと後悔する」
ってどういう状況かなって考えたとき、自分と年のそう違わない少年(兄)が戦場で亡くなったことを、肉親が『騎士』を理由に褒め称えたってことかなと。

フェリクスは「騎士道」と「父親」が嫌いなんですが、それはこの一件が要因なので、それまでは「騎士」を忌避していなかったんじゃないかと。むしろ兄を敬愛していたら、先に騎士になった兄を見て、自分もそうなりたいと騎士に憧れていた可能性もある。
(昔はあんなに可愛かったのにってシルヴァンも言っていたので)

そもそも騎士の国に生まれて、本人が望んで自分の意志で騎士になったのなら、騎士として死んだことにショックを受ける……ことはないと思うんですよね。
そうした危険が十分あり得る職業だし、そこまでフェリクスも道理が分からない子どもではないと思うので。
だから衝撃だったのは「兄が念願だった騎士になったと同時に亡くなったこと」で「父がそれを誉れとしたこと」だったのではないかと。

そしてロドリグ自身も、悪いことを言ったという言葉の後悔は『騎士の誉れ』と賞賛したこと自体ではないと思うんです。
彼もまた騎士の国の臣下として、王に仕える騎士として、誉れとは思っていたと思う。あの中でディミトリが生き残ったことは本当に不幸中の幸いで……それを果たした息子グレンを褒めてやりたかったという親心もあったと思う。

ただそれでも
・ほぼ同い年の少年(グレン)に、少年(ディミトリ)を守らせたこと
※グレンに対してではなくディミトリへの配慮として。おそらくディミトリもフェリクスと同じショックを受けるので……。
・弟(フェリクス)に、数歳しか違わない兄(グレン)が死ぬ姿を見せて、それを是としてしまったこと
それは大人として間違っていた。その自分の態度のことを指していたのかも知れないなあと。

グレン本当にいくつ(フェリクスと何歳違いの兄)なんだろう……。