ジェラルトの秘密
アロイスさんと主人公の支援会話B見ました。
ジェラルトの話題が出て、思わぬところで、ジェラルトの寿命と紋章の秘密がわかりました……。
団長のことを懐かし気に話すアロイス。
微笑ましい話題かと思いきや、さらりと爆弾を落としてくれました。
「紋章を宿す血を体に取り入れて、寿命が延びた」
の、呑気に釣りをしながら、交わす会話じゃないような!!
この表現……なんかこう『先祖に紋章持ちがいた』とかいう、ニュアンスじゃないんだけど!
もっと生々しい手法、輸血とか人魚の肉とか、そういうのに近いのでは……。
以前ぼそっと、ジェラルトの正体が気になる、と呟いたんですが、まさか、ここでその片鱗が、こんな呑気な口調で、判明するとは思わなかったから衝撃が大きい。
* * *
そもそもジェラルトって何者なんだろかと、ずっと不思議に思ってたのです。
主人公の母側=緑髪の一族関連に関しては位置づけはなんとなく分かったんですが。
そうなると父側=ジェラルトの正体はなんなんだろうかと。
絶対「普通の人ではない」とは思ったんだけど。ただセイロス教会とは明らかに別系統な気がしたので。
「長寿である」ことは示されていたけど、髪の色が違うし、なんとなく紋章持ちではないっぽい印象があったんですよね……。
先祖に特別な人がいたのかもだけど、それにしては話題も出ないし。
で。その一方で、マイクランとか、フレン誘拐事件とか、ルミール狂乱戦とか、人工紋章石とか……なんかこう……もしかすると『血筋に寄らない紋章の力の人工的な利用法』(代償や犠牲も大きい)があるんじゃないかなー?
って漠然と思っていたのですが、まさか、こんな身近に実例がいたとは思わないじゃないか!!
しかも100歳から数えるのをやめたって事は、100年以上前から生きてる=100年以上前から、すでに事例としてはあったってことで。
偶発的にそうなったのか、人為的にそうする手法が既に漠然と知られていたってことなのか。
っていうか、そしたら、主人公の中に流れてる血も、ただの血じゃないというか、ハイブリッド(それも天然と人工のハイブリッド)ってことにならない?
ある意味、この世の全ての源――『女神の紋章』を宿すのには相応しい器なのかもだけど。
……クロニエが、特別性の短剣でジェラルトを殺害したのは、やっぱりその短剣じゃないと殺せなかった=通常の武器程度では助かってしまう、だったからなのかなあ。
(※なんとなくあの短剣の素材は『人工紋章石に近いもの』っていう気がしてる)