【青獅子】蒼月の章 2月~3月 

2章 蒼月の章

2月 煉獄の谷

ディミトリ相変わらずやさぐれ中

病みモード全開なディミトリの台詞の数々に、思わず「お前何言ってんだよ!?」と心の中で叫んでしまうのが、最近の日課です。
ディミトリの台詞や行動の3回に1回はツッコミをいれてしまう…もはや完璧保護者モード(これも愛?)

王都か帝都か

『王都奪回』か『帝国攻略』か迫られ、先生は王都奪回進言したけど、却下され、今後の指針は帝国侵攻に…げ、解せぬ!!
修道院守るのも手一杯なのに、帝国首都攻め込んで勝てるの!?
ディミトリ更正させるためにも、まずは王国の国民救って、王の尊厳と権威を取り戻すのが先では…。
っていうか先生は、あのコルネリアおばさんに仕返しをしに行きたいよ! 何で首しか言わないんだディミトリ…

青獅子生徒ではアネットとグリットが王都奪回派、男性陣+メーチェが帝国侵攻支持で、先生としては何で? だけど、生徒は意外と肝据わってるなとも思った(笑)
これ、戦争終わらせるってよりは、もう殿下の気の済むようにさせてやろうって心境なのかな…(シルヴァンはそういう感じだったね)

アネットとイングリットはたぶん軍略面というより感情面から王都奪回を望んでいると思うのですが、個人的にメルセデスも感情面なんだけど帝国侵攻を言えるんだなと思って。
聖母のようでいてスパルタ的リアリストで、なるほど本当に優しい人というのは人を見抜くんだなって震えている。

所見確認

名簿見て気づいた…! ディミトリの身長が伸びてる! 188cmになってる(以前は180cm)
他のキャラは変わってないのに。投獄&逃亡生活を送っていたはずでは…(笑) ずっと荒んでる姿しか見てない(現在進行形)中で、唯一成長した証を見つけたようで、ちょっとほっとした。

あと遅れてだけど、アッシュも身長が10cm伸びてたことに気づきました!
並んだときにあれ?と思って所見で確認。
昔は先生と一緒だったのに、今はフェリクスと一緒か! 5年でマイナス方向に変貌ディミトリ、プラス方向に成長アッシュって感じがする(笑)
アッシュは本当に心身ともに良い男に成長したよね…。

素朴な疑問

シルヴァンが、パラディンマスター済み・後ダークナイトにする予定なのですが、理学のレベルが足りないので、それまでのつなぎは魔法系で行こうと思って……せっかくなのでダークメイジにしようかなと思って。
「そういえば、『闇魔法パス』この間の死神騎士を倒したときにゲットしたはず!」
と思って、探したら、ない!!

あれ……あ、そうだ。死神騎士はドゥドゥーが倒したんだ!!
だから闇魔法パスはドゥドゥーが入手して……。
…………。……ドゥドゥーの装備品・および荷物一式消えたまま……?
(※輸送隊に返還されてない)

システムメタ話なんですが……もしかしてドゥドゥーって、本当に生きてるんじゃない?
のちに本人と一緒にアイテムが戻ってくるパターンでは!?
それともFEのアイテムって、キャラと一緒に消失するのかな。
戦闘死じゃなくてイベント強制死でも無情に実行されるのかな。
もし戻ってこなかったら、闇魔法パスも消えたままだね(笑)

確率としては五分五分ですが、どうせなら生きて再登場のほうに望みをかけたいよ!!
というかもうドゥドゥーに殿下を説得&再びお守りをしてもらいたい。

援軍要請

帝国侵攻に際して、圧倒的に兵が足りないので、フラルダリウスに援軍を要請することに。
そして、煉獄の谷アリルで、兵を受け取ることになりました。
渋い顔のフェリクスですが、ロドリグさんとまた会えるね!!

煉獄の谷

間諜が居たので、煉獄の谷で援軍を受けるのは既にばれていました(お約束)
立ちはだかったのは、ローベ家に仕える老将軍グェンダル。
ギルベルト曰く「主命ならば、無意味な戦さえ厭わない男……交渉の余地は皆無でしょうね」
話の通じる相手ではない、とのことでしたが、それはグェンダルが主君に忠誠を尽くし、絶対説得には応じない確固たる信念と頑固さを持ってる『昔ながらの騎士』だからのようで。

そんなグェンダルとディミトリの会話。
「たとえ卑しくあろうとも、獣は主君に尽くすもの」
「ならば打ち殺して、飼い主に首を届けてやるとしよう」
忠実な老騎士グェンダルに対する、ディミトリの言葉がこれだよ。容赦ない…

グェンダル(ローベ家の老騎士)への、ギルベルト・ディミトリの両者の立場と心情の落差に心えぐられる。
たぶんギルベルトは、グェンダルに対して、同じ騎士としての敬意や共感は抱いて対峙してると思う。一方ディミトリは、そうした騎士道すら愚弄して斬り捨てるんだよね…騎士の国ファーガスの殿下なのに。
このディミトリを主君とする騎士ギルベルトは、聞いてて自身に跳ね返って、キツいだろうなあ…

※ただギルベルトの出奔の理由がダスカーの悲劇にあって、あのとき離れてしまったことの流れで今があるので、それもまた罰だと思うし、もうギルベルトは何もかも受けとめて、絶対ディミトリの傍を離れないだろうとは思う。
なんかこう2部ファーガスは、まざまざと「国」「王」「騎士」の関係や在り方を問われるなあって思う。

戦闘終了後

そしてロドリグと殿下のご対面!
「なんだ、存外元気そうではありませんか」
……ロドリグ素敵過ぎる。心臓強いな!! さすがにこの台詞には殿下も「……その言い草。おまえも変わりないようだな」としか返せないらしく、ギルベルトと並んで新しい保護者をゲットできて、先生は嬉しいです。

ロドリグの進言

ざっくりこの5年の王国の情勢を語ってくれる語り口が素敵だったし、その後の殿下への台詞も全面賛成。
言うこと考えること、ほぼ一緒だったので、親父殿とは気が合うと思う! 義父上と呼びたい(★呼べなかったけど/泣笑)

ロドリグ「殿下が処刑されたって聞いたものですから、王都まですっ飛んでいってみれば……刎ねた首も遺体も見せない、などとふざけたことをぬかすもので、つい」

~中略~

ロドリグ「殿下……フェルディアは、そりゃあもうひどい有様だそうですよ。帝都でなく、王都に向かい、いっちょ逆賊をぶっ飛ばしてやるってのはどうです?」

ディミトリ「……そんなことをしてる暇はない。帝都を落とし、攻め滅ぼすのが先だ」

ロドリグ「いやいや、帝国や皇帝を討ちたい気持ちはわかりますよ。痛いほどにね。ですが、死んでしまった者と今を生きる民。大事なのはどちらとお思いで?」

ディミトリ「……黙れ」

ロドリグ「いいや、黙れませんね」

ディミトリ「俺に……いや、死んでいった者たちに、あの女を許せと言うのか、お前は」

ロドリグ「いえ、許せとまでは言いません。ただ、帝国よりも王都を優先すべきという話です。
きっと、陛下もそうしろと仰るはず……私の悪友だった、あのランベールならば」

ディミトリ「……死者の言葉を安易に語るな。それは彼らの口を借りただけの、お前の言葉だ。
父上は、あの女の首を捧げるその時まで、無念と憎悪に囚われたままだ……」

ロドリグ「…………。……我々はあなたを王に戴く民。あなたの決断に従いましょう。……ですがね、殿下。
世の中には、復讐のために剣を取る、その力も余裕もない者たちがいることを……
頭の片隅に、置いておいてください」

ディミトリ「…………」

大賛成!!! なのに、この素晴らしい提案を却下する殿下。
逆でしょ? 本当に帝国に向かってる場合じゃないだろう…?
なんでだよ、なぜ納得してくれない!? でも一連の最後の言葉はさすがに響いたかも。

青獅子一番最初の外伝は……『弱きものの戦い』だったんだよね。
ディミトリは、自身の復讐心の化身=幻の両親やグレンに対して首を捧げるとは言っても、ドゥドゥーには言ってなかったと思う。それこそ頭の片隅で分かってるんだろうなって。
帝国の女帝の首を捧げられたところで、無関係で滅ぼされたダスカーの民には何の役にも立たないよ。

あと許せなくてもいいとは思ってる、というか許せとは先生も思ってない……。
確かにエーデルガルトのやったことは、ディミトリのいろんなものを踏みにじる行為ではあったから、私怨は情として分かるし、別に許せなくてもいいし、報復も構わない。正当な理由があるなら手伝うんだ…。

ただディミトリが問題なのは、死者の復讐に妄執して、肝心のものが「見えなくなってる」ところなんだよ… あなたは王で国を背負う身なので。戦争中なら特に。

ディミトリは、失った目で、死者や失った日々を見続けてるってことなのかもなあ。
本当は残った目で、今を見なきゃいけないんだけど。

英雄の遺産と親父殿をゲット

そしてロドリグから、ブレーダッド家の英雄の遺産『アラドヴァル』を受け取りました!!
「正しき主の手に握られるべきものだ」とのロドリグの言葉に、「親父殿は軽く言うが、これを取り戻すのにどれだけの苦労があったか……」とぼやくフェリクス。
……フェリクス……これたぶん王都フェルディアに殿下捜索しにいって、英雄の遺産奪還した時、君も参戦してたってことだよな。
君は本当に言葉や態度と、内心が実は結構違うタイプだよね(笑)
続いてロドリグさんが衝撃の台詞を吐きました。

ロドリグ「私もこの陣営に加えて頂きたい」

!!?? まさか親父殿が参戦すると思わなかったよ!!
思わず、フェリクスと一緒に「領地は!?」って叫んでしまった(笑)

ロドリグ、フラルダリウス領地は弟に任せてきた、とさらりと言ってましたが「この時世に領地を任せられる弟が居る」って時点で凄いよ!(笑)しかも兵力割いてもらった後だよ。

苦い顔のフェリクス…確かに父親込みで帝国進軍は嫌でしょうが、ディミトリの保護者は何人居ても足りないので、先生はありがたい。
※ただし彼を叱ってやれる大人は先生しか居ない模様。責任重大。 
っていうかフラルダリウス、超優秀な家系だよね!  こうなるとフェリクスの叔父上も気になってくる。
…やっぱり嫁ぐならフェリクスにしたい(笑) 

親父殿が心配

ところで私の中で、ロドリグはジェラルトに次いで死亡フラグ濃厚な気配で、密かに心配してたんです。
でも、2部で生徒たちが駆けつけてきたのを見て、逆に安心して。
「そっか。ここに生徒がいるなら領地の統治者は別に必要=親父殿の生命は安泰だわ!」
そう思ってフラグを引っ込めたのに……再び参戦……。
自ら死神に目をつけられる真似をするなんて(笑)

3月 薔薇色の大河 

帝国侵攻

さて。ロドリグの進言もむなしく、今後の青獅子の方針は『帝都侵攻』になりました。
東回りルートで同盟領側からミルディン大橋を渡って、帝国に行軍です。
というわけで、次節は『薔薇色の大河』 …この薔薇色って、絶対夕暮れに暮れなずむ美しい川面ってわけじゃないでしょ…たぶんあれでしょブラッディリバー…(涙)

このままだと本当に王都に寄らないで橋を渡って帝国に向かいそうな気がする。
…ねえこれ、本当にルート分岐あったりしない?? どっかに西回り王都仕返しルートがあったのでは…

修道院散策

ギルベルトに再び物資調達を頼まれました。
・ザナドの実:不味くて食べられないため、使い道はない
・アミットゴビー:食べられるが、あまり美味しくはない
……ねえギルベルト、本当に何を作る気なの??
ギルベルトとはよく一緒に料理をするので、料理の腕は信じているんだけど…

目安箱が、軒並み先生方と騎士団から来るのですが(笑) ……帝国への進軍目前にして、みんなマイペースなので、ちょっと安心する(笑)

合唱はせっかくなので、信仰心ゼロコンビ(フェリクスとシャミア)にしてみた。
素直に参加はしてくれるあたり、二人とも良い人だよ…(笑)

お茶をする

なんでロドリグさんはお茶に誘えないんだろう(笑)
仕方ないので、フェリクスとお茶をする(2回目・5年後初) 前回はパーフェクトを出せて思う存分スクショとりまくったので、今回も秘蔵ブロマイド用撮影会をしたい。

ところでフェリクスの好みの茶葉は覚えたんだけど、やっぱり殿下は高級茶葉でおもてなししないと駄目だったんだろうか。
いや1年目の誕生日、お茶に誘ったら口に合わなかったみたいでさ…会話も盛り上がらず(笑)
なんか殿下は味音痴っぽいイメージがあるんだけど(笑)
★のち本当に味覚障害だったことが判明しました……洒落にならない。

一緒に料理

一緒に料理は、それぞれのキャラの個性が見えて面白いよね……。
とりあえず青獅子で一番の料理上手はドゥドゥーで、一番芸術的なのがフレンで、時々鍋を爆発させるのがアネットとは思ってる…。
野菜屑も残さず使う、イングリットの質素倹約具合に涙が出る。
フラルダリウスと違い、ガラテアは支援物資も兵士も割けないことを謝られたけど、ロドリグさんが普通じゃないだけだから、気にしないで!

ご飯に誘う

……今更だけど、ご飯に誘うのは、組み合わせによる特殊会話があるみたい?
いや、カトリーヌとシャミア、シルヴァンとグリットの組み合わせにしたら、個別反応ではなく、二人が会話をしてる気がして。
★本当に特殊会話が発生することに2部になって気づきました。

ギルベルトとアネットをご飯に誘ってみたよ!! ……この親子、可愛いな。
セテスとフレンのご飯会話、笑う…セテスは本当にフレンが絡むとおかしくなるよね…

組み合わせ探すの意外と難しいな。……フェリクスは誰相手なんだろう。親父殿? もしかしてディミトリだったんだろうか。
※ロドリグさんは、食堂で騎士団と一緒に酒盛りをしたとの門番さん情報ですが、生徒とご飯は一緒に食べない模様。 まあ一緒にご飯に誘ったら、フェリクスのやる気は落ちそう(笑)

作り込み凄いな!! ディミトリも早く一緒にご飯を食べようよ……同じ釜の飯を食うのは戦場の基本でしょ……

落とし物

落とし物……いつか届けようと思ってるうちに、うっかり五年経ってしまい、大修道院には知ってる顔ぶれしかいません(笑)
先生の部屋には、落とし主が不在のお届け物が山と積みあがってます。これも2週目の課題……

 

講義と生徒の資質

ディミトリのビジュアルは最後までこのまんまなのだろうか。 殿下は、ホーリーナイトにしようと思って、ぼやきながらも歌を歌わせて信仰を育ててたんだけど、どう見てもダークナイト…(※殿下は理学は苦手なのかって微笑ましくなった記憶)

フェリクスも最初は理学を学ぶのごねたけど「剣も魔法も使えたら強いでしょ?」って説得したら、あっさりそれもそうかと納得した(笑・先生に相談しに来た) ※現在エピタフ

シルヴァンは「馬術を磨いて騎士になって女にもてたい!」と言った舌の根も乾かないうちに「斧を鍛えて女の子を守るアーマーナイトを目指したい」とか言い出して、「お前何言ってんだ!?」と、しばらくイングリットと馬当番させてた記憶。
今思えば一番迷惑だったのはイングリットだったね…ごめん(笑)
そんな彼も現在は立派なダークナイトです。※ライブも使える。
でもたぶんシルヴァン的には、となりに魔法で癒してくれる女の子を置いてくれるほうが数倍良かったよね、と気づいた(スキル:女好き)

理学って黒魔法なんだけど、物理法則というかフォドラではもしかして理数系に当たるんだろうか。
アネットは得意。フェリクスとシルヴァン、フレンは才能があって、苦手なのがディミトリ、アッシュ、アロイス、マヌエラ、カトリーヌってのが。なんか補講あったら集いそうなメンバーだなって(笑)

支援会話

気を取り直して、セテスとフレンの支援会話見たー!! 何だこれ!?(爆笑) セテスは、フレンが絡むとキャラが崩壊するよね…でも家族愛がいっちゃってるキャラは嫌いじゃないよ…

そしてセテスとイングリットの支援会話を見てる……セテス、フレンさえ絡まなければ、本当にカッコいいキャラなのにな……

支援会話Aまで行けた! アッシュとカトリーヌの関係も好き… アッシュは本当にいい男に育ってるなあ~(まだ成長中なので将来有望株)。この子の理想と現実の折り合いのつけ方は安心する… 目線と足下がちゃんと安定してるというか。

フェリクスとアネットの支援会話最終A’までみた! 何あれ何あれ何あれ!? 意外な気もしつつ一番安心できるような。よほどフェリクスのツボにハマったんだな…

あとシルヴァンとイングリットの支援会話最終A’も開放。 …シルヴァン…(笑)
イングリットは本当に幼馴染み組のお姉さんで妹だなあって思う。 とりあえずシルヴァンを殴れるのは分かった(笑)

ハンネマンの支援会話も集めたい…今のところアネットとの潔癖症会話しか集まっていない。 この人もちゃんと変人の匂いがするのが、とても楽しい(笑)
ハンネマンの主人公相手のあの言動は素なんだろうなあ。女主相手で聞くと結構セクハラまがいというか、色々勘違いされそうな気もする。 まあ絶対ないのは分かるけど!!(笑)
でも、そのうちシリアスモード=妹のこととか語ってくれるのだろうか。

ミルディンの大橋前夜

橋を越えたら帝国=さらに血みどろになるかと思うと、橋を越えたくないので、大修道院で現実逃避してましたが、観念して橋に向かうことにします…!!

「一人でも多く殺すだけ」と言うディミトリに、そこまでしなくてもいいと先生は一応告げるんですが、聞く耳持たず……。
逆に「自分からすべて奪った者たちが罪悪感も抱かず、のうのうと生きているのを目の当たりにして、平気でいられるのか?」
「5年前……ジェラルトを殺した女を、お前は許せないと思わなかったのか?」

だからって、惨殺やなぶり殺しはしないぞ!?
君は先生をなんだと思ってたんだ。
というか「ここでお前も同じだろう?」という言い方は好きじゃないかな(教育的指導)

死者の言葉を勝手に語るなとロドリグに言ったけど、それは君のほうだよね?とあの瞬間、思ったんだよ。
君の恨みや復讐心と、他の心の内と生き様を一緒に語っちゃ駄目だよ。死者も生者も、君も他人も……みな、別人だよ。
そして君は、その他人の人生と命を預かる身の上なんだよ。しっかりしてくれ。

と思っていたらフェリクスが登場。
「物好きな奴だな、正気を失った猪と話して得るものはあったか」と助け船。
「この時世だ。どいつこいつも、家族や友人の一人や二人、失っている」と言い「みんなその悲しみや怒りを殺して生きている」「こいつは、ただ意味もなく死体の上に、死体を積み上げている」「軍が瓦解するのも時間の問題だ」

本当にフェリクスは真っ当に育ったよなあ……ドゥドゥーがいない今、フェリクスがどれほど心の助けになったか。

先生もこのディミトリを旗頭に掲げて、士気が下がること、人心が離れていくことを一番心配してるよ!
国の民にしてみたら、自分のところの支配者がこんな有様で、こんな考えで国や人を使うのなら、絶対ついていくの嫌でしょ!?

ロドリグさんが「そこまでにしとけ馬鹿息子」と割って入りましたが、先生はフェリクスに内心で全面同意してました(笑)
(※たぶんフェリクスはフェリクスで、批難は彼なりの優しさややり方だと思ってるので。
ディミトリを責めたり、嫌みを言いたいんじゃなく「だからお前は早く目を覚ませ」の意だと思ってる……)

ディミトリ、それ言うなら、先生も君に問いたい。
自分が一緒に過ごして幸せになって欲しいと思ってる生徒が、他国に殺人鬼呼ばわりされて、しかもそれが王子で、軍の将で、従うべき主君なのに、本当のことですみません、としか答えられない先生の気持ちが分かるか!?

正直先生も早くディミトリに、正気に戻ってくれ、と思ってる。
先生は先生として、生徒を率いて導く義務があるから頑張るよ… 

橋の上の再会

本当に本当に行きたくなかった帝国侵攻……散々ごねてましたが、仕方なくミルディン大橋へ侵攻。

そして、立派に育ったフェルディナンドの姿見て、撃沈。
ローレンツはいるだろうと覚悟してたけど、まさか帝国軍の先鋒が君とは。
君はもしかしたらエーデルガルトには与しないかもと思っていただけに……心の準備が出来てなかったよ。
(※フェルディナントは途中からどんどん好きになっていった)

もう帰りたい!!

覚悟を決めていながらも、半泣きになっていたら、途中から懐かしい声と姿が。
「……殿下! 参上が遅れ、申し訳ありません」
ドゥドゥー!!?!?
さすがのディミトリも驚愕して「お前……なぜ生きて……!」
一緒に先生も衝撃を受けて、パニックになりました(笑)
あああ、でも嬉しい!!
ドゥドゥー、生きててくれたんだね……良かった、本当に良かった!!

かつての学友と、敵として戦わなければならない局面で『敵と味方、双方での再会がある』っていうのは本当にこうね……。
この局面で、この局面だからこそのドゥドゥーの再登場に痺れました。
…………これがなかったら、精神ダメージひたすら大きいだけだったと思う。

でも欲が出てしまう。
できればもっと早く、大修道院に無事な姿を見せに来てくれたら、嬉しかったかな……。

この三ヶ月亡霊しか見てないディミトリの相手をしながら、何度「ここにドゥドゥーがいてくれたら」と思ったことか!
いやもちろん生きていてくれただけで嬉しいし、本当に生きててくれてよかった。
お帰りドゥドゥー。青獅子は誰か一人がかけても青獅子じゃないんだよ。

(生きてるかもしれない、という期待はあったけど、なんかもうこのディミトリ見たら、生きてるように見せかけて本当の本当に亡くなってることもありえる気がして(笑) 本気で半信半疑=生存率50%で考えていました)
※闇魔法パスは、やっぱりドゥドゥーが持ったままでした(笑)

かつての学友との対決

感動の再会を果たして、気力もチャージされたので、途中で登場したアケロンは、眼中にもなく吹っ飛ばしました。っていうか何しにきたんだ……(笑)

実はこの期に及んでも、帝国軍将軍ラディスラヴァを倒せば、戦闘終了で、フェルディナントは引いてくれたりしないかな~と思ったんです、が、彼女を倒しても終わらない。
やはり『敵将をすべて倒すこと』が勝利条件のようです(涙)

覚悟を決めて、フェルディナントとローレンツの二人は、先生自ら斬りました。

フェルディナント「エーデルガルトは君をずっと気にしていた。まったく……羨ましい限りだよ、先生。
ここで私の槍にして、せいぜい彼女に自慢してやるさ!」

ローレンツ「久しぶりだな、先生。ここが戦場でなければ紅茶でもご馳走したいところだが……。
当家は帝国に従うほか生き残る術がない。悪く思わないでくれたまえよ……!」

~戦闘後~

フェルディナント「この戦いが終われば言われるだろう……アドラステアにフェルディナントありと! 私が死のうとも……ここだけは守り通し……ぐっ……」

ローレンツ「僕の死体は丁重に葬ってくれたまえよ……貴族に相応しく……な……」

他学級であっても「先生」と呼んでくれることに、本当に心が痛い。
時世の句に泣きそうに。まだ、うちの生徒と同じ年頃の、未来ある若者なんだよ。

でも、だからこそ、うちの生徒を突っ込ませるような、むごい真似はさせられなかったよ。
今後も学友が出てきたら、出来る限り、先生が斬ります。
大人として、担任としてできるせめてものことなので……だけど泣きそうだよ!!
あと何人登場するの!? ぜ、全員ってことはないよね??

ドゥドゥーと再会

ディミトリ「お前……なぜ、ここにいる。お前は死んだはずだ。5年前に……」
ドゥドゥー「同胞に救われたのです。あの時のダスカー人たちに」
ディミトリ「ダスカー人……まさか、5年前の彼らか……?」

~ 中略 ~

ドゥドゥー「今から再び、おれは殿下の剣に、盾になりましょう。
ですから殿下……おれに見せてください。あなたが願いを遂げる、その瞬間を」

ディミトリ「……ドゥドゥー。ならば代わりに一つ、ここで誓え。
……もう二度と、自分の命を捨てるような真似はするな」

「あの時のダスカー人に助けられた」というドゥドゥー。『弱きものの戦い』か!!
ロドリグさんの殿下への台詞が、微妙にダスカー人のことを指してるっぽい気がしたんだけど、ここで効いてくるのか。
……ってことは、これ外伝クリアしてなかったら、ドゥドゥーの復活はなかったってことだろうか。お、恐ろしい……。
「受けた恩は忘れない」と言っていたので、どこかで再登場あるかな?とは思っていたんだけど、ダスカー人助けておいてよかった。

ドゥドゥーに再会したディミトリの台詞も
「もう二度と、自分の命を捨てるような真似はするな」
ものすっごく久しぶりに、人の心のある殿下を見た気がする!!(笑)

と言いつつ、その前のドゥドゥーの台詞は「おれに見せてください。あなたが願いを遂げる、その瞬間を」なので。
ドゥドゥーもディミトリの復讐心は否定せず、むしろその本懐を遂げるのを手助けする、って方向なのか。
ちょっと先生の期待していた援護射撃とは違ったよ。
今のところ、ディミトリにマトモに反論してくれるのがフェリクス、消極的に反対を唱えるのがアネットくらいで、先生は胃が痛い。

* * *

そして、大橋を守っていたフェルディナントとローレンツ……さすがにこの二人の死に、ディミトリも感じるものがあった模様。
「あんな女のために」は「こんな俺のために」と同じであることを少しは自覚したのかもしれない。
そうであって欲しい……。

戦闘後

橋の上の戦闘終了後、一人の村娘が、うちの軍で働かせて欲しいと訴えてきました。
見た瞬間『妹』だとわかって硬直。
ロドリグさんが困り顔で追い返そうとしていますが、村娘は食い下がる。そして殿下は好きにしろとのこと。
……あああああ……。
もう絶対嫌な展開しか来ないでしょ、これ……!!!
大きな喜びと苦さを味わい、一難去ってまた一難で、次には何が来るのか……怖い。