補足2:エレメントとクオリティの組み合わせ
エレメントとクオリティの組み合わせについて。
※本来はホロスコープ=円で見たほうが各星座の配置や関係が分かりやすいのですが、作成の都合上図で。
上記のように各星座は
- 2つの要素(男性か女性) のどちらか
- 3つの行動の質クオリティ(活動・不動・柔軟) のどれか一つ
- 4元素エレメント(火・土・風・水) のどれか一つ
を持ちます。
ですが火と風は、土と水はと決まっています。
なので組み合わせとしては4エレメント×3クオリティ=12通りとなっています。
エレメントとクオリティの組み合わせの例
上記の表にもなっていますが、4×3=12なので
・同じエレメントを持つ宮は、必ずクオリティが異なる。
牡羊座 | アンギルダン/ヴァン/ケリュネイア/バルザー |
獅子座 | ネメア/クリュセイス/ルルアンタ/フレア/オッシ/イーシャ |
射手座 | カルラ/ゼネテス/アイリーン/シャローム/ザハク/ペウダ/ボルボラ |
・同じクオリティを持つ宮は、必ずエレメントが異なる、ということになります。
牡牛座 | セラ/ゼリグ/ヒルダリア/レーグ/ヴァシュタール/アンティノ |
獅子座 | ネメア/クリュセイス/ルルアンタ/フレア/オッシ/イーシャ |
蠍座 | ザギヴ/カフィン/エルファス/シェムハザ/チャカ |
水瓶座 | ゾフォル/ナーシェス/レルラ/エスト/シャリ/ネモ/フゴー夫妻 |
この「エレメントとクオリティの組み合わせ」がどういうことにつながっていくかというと
エレメントが一緒の場合
・エレメントが同じならば基本的な価値観は似る が
・クオリティが違うので行動パターン(物事の処し方・対人行動)が異なる
例:アンギルダン(白羊宮)とネメア(獅子宮)
牡羊座 | アンギルダン/ヴァン/ケリュネイア/バルザー |
獅子座 | ネメア/クリュセイス/ルルアンタ/フレア/オッシ/イーシャ |
・二人とも炎のエレメンツを持つ星の生まれ
・エネルギッシュで行動力あふれる統率者的気質
けれど
・アンギルダンは 活動 =仲間思いで活発で大らか
・ネメアは 不動 = どっしり不屈で独自の道を行く。
クオリティが一緒の場合
・(エレメントが違うので)価値観は異なる が
・(クオリティが一緒の場合)行動パターンは似たところがある。
例:セラ(金牛宮:土・不動)とネメア(獅子宮:火・不動)
エレメンツは異なるけどクオリティは【不動】で一緒。
牡牛座 | セラ/ゼリグ/ヒルダリア/レーグ/ヴァシュタール/アンティノ |
獅子座 | ネメア/クリュセイス/ルルアンタ/フレア/オッシ/イーシャ |
セラは 土=現実的で内向的な傾向をもつ
→自分の身近な世界、家族などに目が向く。
ネメアは 火=エネルギッシュで外向的
→ 世界や運命など外の世界へ目が向く
ただ二人とも『自分の目的のために黙々と行動するところは一緒』など。
※便宜上、かなり簡略化+自己解釈とアレンジを加えて記してます。
実際は各星座要素だけで語れず、個々の持つホロスコープは全く違うので、もっと細密な分析結果かつ、個人差が大きいです。以下参照↓
追記:本来の占星術(ホロスコープ)サインについて
西洋占星術は生まれた日時・場所を元に『そのとき天体がどの位置にあったか』という配置図(ホロスコープ)を作成し、惑星(ルール)、星座(宮:サイン)の位置関係がどうなっているか、それらの相関関係などから、自分の状態を読み解いていくというものです。
一人ずつホロスコープは違いますし、読み解かれる結果も千差万別です。
また星座の呼称にしても日常的に使っている『おひつじ座』と『白羊宮』では、概念としては微妙に異なります。
宮は領域で、宮を司るシンボル的象徴が星座になります。
たとえば「自分の星座が牡羊座」というのは、ホロスコープ的には「出生時に太陽が白羊宮の位置にあった」という意味になります。
興味のある方は『ホロスコープ』などで検索すると色々出てくると思います。
作成ツール・参考記述サイト:メトロポリタン占星学研究館 http://www.horoscope-tarot.net/