オルファウスの正体
邪竜の断層オイフェ救出後
【猫屋敷】
★発生条件:
・邪竜の断層でアズラゴーザの復活阻止・オイフェ救出
オイフェ:
…………。
ここは…!?
オルファウス:
私の家ですよ。
一応、キュアはかけておきましたが
体の調子はいかがですか?
オイフェ:
…悪くないわ。
さすがはエルフの長
パルシェン様、といったところね。
それより、ゼリグは!?
ドルドラムはどこにいるの!?
ケリュネイア:
ちょっと待って!
どういうこと!?
お父さんに向かって
あのエルフの長パルシェンだなんて…。
オルファウス:
ええ、そうですけど。
私がパルシェンで間違いありません。
何か、いけませんか?
ケリュネイア:
な、何かいけませんかって…!?
どうして、今まで隠していたの?
オルファウス:
隠してなんていませんよ。
ハイエルフのパルシェンなんですか?
とい聞かれれば、はい、と答えましたよ。
ケリュネイア:
エルフは私たちハーフエルフを差別し、
しいたげてきた…そのエルフの長が…
私を育てて、それが…!
オルファウス:
そうですね。
そんなエルフの長があなたを
この賢者の森で育てる。
…それは偽善じゃないか?
何度もその疑問が頭に浮かびましたよ。
ですけどね、ケリュネイア。
考えていても、ものはよくなりません。
水が岩に穴をうがつように、少しずつ、
たゆまずに進む必要があるのです。
私も神様じゃありませんからね、
手探りで生きています。
そして、あなたも私と生きてくれてる。
〔 ケリュネイア、うなだれる 〕
オルファウス:
私の考え方、私の理想、私の言動、
あなたはそれを、承知した上で、
一緒に生きてくれている。
ケリュネイア、そのことが
私がエルフの長、パルシェンだったら、
すべて、変わってしまうのですか?
オイフェ:
とりこんでいるところを
悪いんだけど、私の質問に
答えてもらえないかしら。
ゼリグはどうして私を襲ったの?
ドルドラムはどうしたの?
どうして私はここにいるの?
オルファウス:
ああ、すいませんでした。
話すと、少し長くなるし、
とても悲しくなると思いますが、
それでも構いませんか?
〔 暗転 〕
オルファウス:
…と、まあ、こんな感じです。
オイフェ:
そう…。
ふたりとも…、死んだの……。
話してくれて、ありがとう。
本当のことを知らないよりは
気が楽になったわ。
オルファウス:
そうですか…。
強いのですね、あなたは。
でも、あなたのパーティはもう
あなたしか残っていません。
これからどうするおつもりですか?
オイフェ:
主人公、
私をあなたの仲間に
入れてくれないかしら?
闇の神器を持つあなたたちといれば
いつかネメア様に会える日が来るはず。
それに、ゼリグを操っていた奴らも
きっとまた、あなたの前に現れるはず。
仇は、とりたいわ。
足手まといには、ならないはずよ。
どうかしら、主人公?
★いいよ、仲間だを選択
オイフェ:
ありがとう。よろしく頼むわ。
…そう、ここで呼び出すのね。
わかったわ。
オルファウス:
さて、主人公。邪竜の断層であの男が言っていたように、
今回の話はいにしえの神々をも巻き込みそうです。
そこで、あなたがあなたとして
正しい選択、行動ができるように
世界の成り立ちを知るとよいでしょう。
まだ訪れていないのならば、エンシャントの北西、
古の樹海にエルフの聖地を探してみてください。
そこで原初のエルフがあなたに語るでしょう。
耳を傾けてください。
★話しかける
ケリュネイア:
私…、
今は混乱して、何がなんだか…。
オルファウス:
私は少しケリュネイアと話をします。
オイフェ:
私も、立ち止まるわけにはいかないわ。
ネメア様のため、
ドルドラムとゼリグのため、
そして、自分自身のために…。