ティアナと面会(ゼネテス同行時)

親密度による台詞変化

【 ロストールスラム酒場 】

ゼネテス:
よう、主人公
今、もしかしてヒマ?

★ ヒマを選択

ゼネテス:
ちょうどいいや。これから
ティアナに会いに行こうと
思ってたんだ。ついてきな。
んじゃさっそく
ティアナ王女姫様に (※誤植?)
謁見とまいりましょうか。

ティアナの部屋

ゼネテス:
よお、じゃまするぜ。

ティアナ:
もう、いいかげんにしてください。
ノックぐらいされたらどう?

ゼネテス:
ああ、失敬。一刻も早く
姫さんの顔が見たくてね。

ティアナ:
…いつもそんな言葉で
酒場の女性を口説いてらっしゃるのですね。

ゼネテス:
へえ、やきもちかい?
確かにあの酒場にゃ
かわいい娘が多いかもな。

ティアナ:
でしたら、どうぞ
私のことなど気にせずに酒場へ戻ってください。
あなたにはあなたなりの
生き方があるのでしょう?
私には理解できませんけれど。

ゼネテス:
人の生き方は人それぞれだ。
それが正しい道だと思うなら、まっすぐ進むことだ。
だが、道は1本じゃないぜ。
姫さんにもそれがわかっただろ?
町の連中の暮らしを見てな。

ティアナ:
…………………。

ゼネテス:
じゃ、お言葉に甘えて
俺は酒場に戻るとするか。
ああ、ひとつ言っておく。
確かにあの酒場にかわいい娘が多いかもしれないが、
あんたほどかわいい娘はいやしないよ。

【 ロストール城門前 】

ゼネテス:
相変わらずだな、姫さんは。
これからも顔を出してやるか。

★以下、親密度低→高の変化。
★状況
・空中庭園イベント:ゼネテスはティアナをかばう。
・アトレイア闇落ちルート

ティアナの部屋

ゼネテス:
よお、じゃまするぜ。

ティアナ:
きゃっ!
いきなり入ってこないでください。

ゼネテス:
ああ、悪い。ノックするような柄じゃなくてね。
ご機嫌うるわしゅう、王女様。

ティアナ:
無理なさらなくても結構ですわ。
あなたのことはよくわかりました。

ゼネテス:
へぇ、どうわかったのか聞きたいね。

ティアナ:
あなたは貴族としては失格ですが、
民衆の間ではとても信頼されているということです。

ゼネテス:
なぁんだ。そんなことかい。
あんたはもっと偉いじゃないか。
あんたは貴族にも連中にもウケがいい。

ティアナ:
私は人の顔色を見ているだけです。

ゼネテス:
なあ、ティアナ。人間てのはさ、
相手が貴族にしろスラムの連中にしろ
そうバカにしたもんでもないぜ?
顔色をうかがうだけで人とうまくやっていけるなんて、
傲慢もいいところだ。

ティアナ:
…………………。

ゼネテス:
さてと。まーた、
姫さんのご機嫌を損ねちまった。
退散するぜ、主人公。

ティアナ:
え…、もうお帰りですの?

ゼネテス:
生きてたら、必ずまた来るさ。

ティアナ:
…………………。

ゼネテス:
相変わらずだな、姫さんは。
これからも顔を出してやるか。

ティアナの部屋

ゼネテス:
よお、じゃまするぜ。

ティアナ:
きゃ! 勝手に部屋に入ってくるなんて!

ゼネテス:
ちゃんとノックしたが、返事がないから入ったんだ。
そうだろ、主人公?

〔 主人公悩む 〕

ゼネテス:
それとも、入ってきたのが
タルテュバじゃなくてがっかりしてるのかい?

ティアナ:
わ、私、タルテュバ様とは
そういう関係では…!

ゼネテス:
タルテュバはずいぶんあんたに
熱を上げてるって話だが、
かわいそうに奴の独りよがりか…。
姫さんの誰にもへだてない笑顔に
だまされたってわけだな。

ティアナ:
…………………。

ゼネテス:
なんだい、いつもの元気はどうした?

ティアナ:
いいんです。
私は、あなたにみたいに立派な人間ではありませんから。
あなたみたいに力もないし、
タルテュバ様にご注意申しあげる勇気もありません。
笑顔を作るか、せいぜい歌を歌うことくらいしか能がないのです。

ゼネテス:
それは立派な才能だぜ。

ティアナ:
ちゃかさないでください。

ゼネテス:
わからないのかい?
みんな、あんたの笑顔を見たくて
あんたの周りに集まって来るんだよ。
あんたの笑顔に救われたくてね。

ティアナ:
…………………。

ゼネテス:
さあてと。
俺もあんたの笑顔を見たこったし、
そろそろ退散するかな。

ゼネテス:
相変わらずだな、姫さんは。
これからも顔を出してやるか。

ティアナの部屋

ゼネテス:
よお、じゃまするぜ。

ティアナ:
あ…ゼネテス様…。

ゼネテス:
お、俺の素行の悪さを
叔母貴に告げ口してない?

ティアナ:
私、お母様に告げ口したりいたしません。

ゼネテス:
だろうな。
だが、それも問題かもな。
あんたは叔母貴に少し冷淡すぎる。
確かに叔母貴には冷酷なところもある。
けど、あんたにとっちゃ、血のつながった母親だろ?

ティアナ:
…ゼネテス様がそうしろと
おっしゃるのなら、努力はしてみます。
でも…。

ゼネテス:
…いいさ。俺の方こそ
家族関係に立ち入るようなことを言っちまった。
悪かったな。
主人公、なに突っ立ってるんだ。帰るぞ。

ティアナ:
そんな。
まだ、いらっしゃったばかりですわ。

ゼネテス:
なあに。
気が向いたら、また顔を出すさ。

ティアナ:
ゼネテス様…。

ティアナの部屋

ゼネテス:
よお、じゃまするぜ。

ティアナ:
あ…
ゼネテス…様…。

ゼネテス:
ご機嫌うるわしゅう。
しっかし、世辞抜きで
最近、ホントきれいだな。

ティアナ:
あの…、あ、い、今
お茶の用意をさせますわ。

ゼネテス:
その気持ちだけで十分だ。
あんた、前は一度だって茶なんて
出しちゃくれなかったからね。

ティアナ:
そ、それは…
あなたのことを誤解していたから…。

ゼネテス:
んにゃ、おおかた間違っちゃいない。
あんたの言うとおり、
俺は酒飲みでバクチ好きの無作法者さ。

ティアナ:
違います! ゼネテス様は本当はやさしくて、
思いやりがあって!
それに、とってもお強くて…。

ゼネテス:
おいおい、どうしたんだ?
ティアナ王女様?
もしや、お熱でも?

ティアナ:
…そうですね。
つまらぬ病に
かかったのかもしれません。

ゼネテス:
そっか。大事にしろよ。
しっかし、ちょっと残念だな。
俺はやっと姫さんが俺のことを
理解したと思ったのにな。

ティアナ:
…少なくとも
あなたが頭がいいのか悪いのかは
理解できませんわ。

ゼネテス:
さぁてと。姫さんの機嫌を
損ねないうちに退散するか。

ティアナ:
あ…。
もう帰ってしまうのですか?

ゼネテス:
また、酒の臭いで気分が悪くなったと
騒がれちゃたまらないからな。
行くぞ、主人公。

〔 ゼネテス、主人公出て行く 〕

ティアナ:
ゼネテス様…。

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