ツェラシェル 虚無の剣を抜く

始まり女主には追加台詞あり

【 闇の門の島 】

★発生条件:
1)女主である
2)ツェラシェルの一連のイベントを見ている。

ヴァシュタール:
なるほど…闇の神器を使って
逆に封印をほどこしておったか。
開け放つものである私の力が満ちても
ウルグ様復活の門が開かないのも道理だ。
しかし…いつの間に?
それは認識しえまい。
私もこの世界の存在だ。
この虚無の剣の魔力からは逃れられぬ。
…まあよい、闇の門を開け放ち、
幾度となく繰り返されてきた茶番、
光と闇の戦いの幕をまた開けよう。

ツェラシェル:
そうはさせん。
これはあいつがいたという証だ。

ヴァシュタール:
施文院の秘術か。しかもかなり高度だ。
これを使える者がこの時代にも
まだいたとはな。
いや、きれいに一撃をもらったよ。
本来なら魔人の生という永遠の怠惰から
私は解放されていたことだろう。
しかしどうしたことだ。
その肉体の衰えは
まるで死体だ。技の威力も皆無だな。

〔 ツェラシェル、膝をつく 〕

ヴァシュタール:
そこらのザコならいざ知らず
破壊神ウルグの円卓騎士筆頭
ヴァシュタールを倒すには不足だ。

ヴァイライラ:
兄さん!

ヴァシュタール:
ザコがもう2匹。

〔 ヴィア、ヴァイ、攻撃呪文を受ける 〕

ヴィアリアリ:
ぐっ!
動けない!

ヴァシュタール:
ほほう、貴様も消えたがっているのか。
この2匹の女どもに、心の痛みを
与えぬため、という理由はくだらんが。
それなら虚無の剣を使うまでもないな。
私が貴様の前にこの女どもを始末しよう。
そうすれば痛むべき心もなくなる。

ツェラシェル:
やめろ!!

〔 主人公登場 〕

ツェラシェル:
主人公!
お前まで、どうしてここに!
危険だ! 逃げろ!

〔 主人公、剣を抜く 〕

ヴァシュタール:
誰かと思えば…
アスティアの子ではないか。 (※始まり女主にはアスティア関連の台詞が追加)
そうか、今回の茶番の主役は貴様か。
なるほど、貴様なら
この永遠に繰り返される輪廻に
終止符を打ってくれるかもしれぬ。 

まあいい。
時間は限りなくある。
退屈しのぎに試してみてもいいだろう。
いくぞ、主人公とやら! 

〔 ヴァシュタールと戦闘 〕

ヴァシュタール:
なるほど、素晴らしい力だ。
アスティアはその力に何かを
感じ取ったのか…。
だが、私の存在を消すには
どうにも力不足のようだ。

〔 主人公、ヴァシュタールの攻撃を受け膝をつく 〕

ヴァシュタール:
今回の茶番の主人公は
別の人間に努めてもらうのだな。
どうせ代役は用意されているのだろう?

〔 ツェラシェルがヴァシュタールの背後に回り込む 〕

ツェラシェル:
茶番、茶番とうるさいんだよ。
人間の生き様は、かけがえのない
それぞれに尊いもんなんだ!

ヴァシュタール:
その気…
貴様、さっきの戦いの間に
虚無の剣を盗みおったか?

ツェラシェル:
生きるのに飽き飽きしてる?
消えたい?
上等だ。消してやるぜ!

ヴィアリアリ:
やめて、お兄ちゃん!
虚無の剣を抜かないで!

ツェラシェル:
俺は、俺はもっと生きたかったぜ!
今は言える! もっと、もっと
主人公と…いっしょに…!

〔 ツェラシェル、ヴァシュタールとともに消える 〕

ヴァイライラ:
私…たち…
どうしてこんなところに…
いるの…?

〔 主人公ふらつきながら立ち上がる 〕
〔 虚無の剣を手に入れる 〕

ヴィアリアリ:
そうよ、たぶんそれよ。
ええと…、闇の神器…の…剣。
その探索でここに来たのよ。

ヴィアリアリ:
じゃ、旅をつづけよっか。
お兄ちゃん!

〔 主人公、言い返す 〕

ヴィアリアリ:
あ…。
なんでお兄ちゃんなんて呼んだんだろ。
主人公は女の子なのにね。

ヴァイライラ:
それに
私たちは天涯孤独、ふたりっきり。
兄なんていないでしょう、ヴィア。

ヴィアリアリ:
そうだよね。
どうしたんだろ。ヘンだよ。
さっきから頭がボーっとしてて。

〔 主人公、うなだれる 〕

ヴァイライラ:
どうなさったのですか
主人公様。

〔 主人公、何か伝える 〕

ヴィアリアリ:
…私も同じだ。

ヴァイライラ:
ええ。私も何か心に穴が開いたような
そんな気がします。

〔 三人うなだれて、それから 〕

ヴァイライラ:
旅にご一緒させていただくときは
いつも通り猫屋敷で呼び出していただく
…ということですね。了解です。
それでは主人公様。
失礼させていただきます。

〔 双子、仲間入り 〕
〔 ツェラシェルの名前が人物列伝から消える 〕

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