エンシャント都市部(アトレイア・バロル)
アトレイア闇落ち・エルファス仲間入りパターン
【エンシャント城下広場】
アトレイア:
…見えなければ、よかった。
闇にいるままでよかった。
闇にいた方がよかった。
何も見えないままならよかった。
なぜ、このつらい現実に光を当てた。
ずっとこんなもの見たくなかった。
苦しまずにすんだのに…。
生まれなければよかった。
苦しまずにすんだのに!
シャリ:
この世界の悲しみが
かなえられない願いが
どうしようもない思いが
闇の王女の暗き心に共鳴して
闇の巨人として
世界中で立ち上がる…。
〔 闇の巨人が登場 〕
〔 戦闘 〕
シャリ:
あーあ、かわいそうに。
生まれたてだったのに。
ひどいことするなぁ。
まぁ、いっか。
まだまだたくさん産まれたからね。
〔 闇の巨人が登場 〕
〔 戦闘 〕
アトレイア:
あらがっても無駄。
私の可愛い子たちが…
必ず、あなたたちに絶望を…
シャリ:
もう誰にも止められないよ。
強大な闇の巨人が世界中を襲いはじめたんだ。
でも、これはほんの序の口。
ここからが本番さ。
だけど、本番なのに弱ったな。
エルファスが君の仲間になって
舞台をおりちゃったからね。
しょうがないや、エルファスの代役を
立たさせてもらうとするかな。
破壊の化身、魔王バロルをね。
〔 魔法バロル召喚 〕
バロル:
…我ハ再び降臨セリ。
生あるモノすべてに滅びヲ…。
一切の事象ヲ無に帰さん…。
シャリ:
闇の巨人をこれだけ
呼び寄せることができたから
バロルも復活できた。
それもすべて、
強大な闇の力の持ち主である
闇の王女がいればこそだけどね。
ありがとう、主人公。
彼女を闇に突き落とした
最大の功労者は君だよ、アハハハ!
さぁて、邪眼帝と呼ばれたバロルの
お手並み拝見といこうかな。
ウフフ…アハハ! すごい!
予想以上だね、バロルの力は!
バロル:
我ハ己の欲するままに…世界ヲ支配し…
破壊シ…消滅させるのみ…。
シャリ:
おー、さすがは伝説の魔王だね。
風格があるよ。頼もしいーっ!
闇の王女・アトレイア、
魔王バロルに仕える神聖なる闇の巫女よ
彼ならきっと君の願いを救えるよ。
さあ、そのかわいい唇で告げて?
君は、何を、望むの?
アトレイア:
…私に与えられた以上の闇と絶望を。
世界を虚無に落としこみ、
永遠の静寂を。
シャリ:
だってさ。困っちゃうよねぇ。
勇者様、この世界を救って~!
…って感じかな。アハハ…
あとは頼んだよ、
勇者主人公様。
アハハハ…!
アトレイア:
あなたさえ、私に光をくれなければ、
こんな事にはならなかった…。
世界を滅ぼす前にあなたを殺すわ。
復讐するの。
〔 魔王バロルに小さな衝撃 〕
アトレイア:
な…、何…!?
〔 ネメア登場 〕
ネメア:
無事か、主人公?
バロル:
ネメアよ、生きテいたか…。
だが、うぬハもはや…闇に落ちシ者…。
我が軍門ニ降るがよい。
ネメア:
…たとえ闇に落ちようと、
私は私だ!
アトレイア:
くっ!
破滅の槍の力を解放する気?
バロル:
クックックッ。ネメアよ。
闇ニ落ちテなお
我ト差し違えようと…するとは…。
アクマデ運命神ノことのはニ従うカ。
ここでうぬヲ滅ぼスノミでは
我ガ憎しみハ…満足できぬ…。
うぬガ我ヲほどぼす運命ナラバ
我ハうぬヲ砕キ、運命ヲ飲み喰ラオウ。
謁見ノ間に…来るガよイ。
皇帝の玉座…コタビハうぬの血で
朱に染メ、世界ノ運命ソノモノヲ
ココニ終わラセテくレヨウぞ…!
アトレイア:
必ず、いらしてください。
その死に様を見届けてさしあげます。
フフ…フフフ…アハハ…!
〔 バロル、アトレイア消える 〕
〔 ソリアス像前 〕
ネメア:
すまぬ。手間取った。
あのおびただしいソウルの流れ
おそらく、世界中の人間がバロルにソウルを奪われた…。
世界のすべてが静寂に支配されているだろう。
…強くなったな、主人公。
私も力を貸そう。
〔 ネメア PT入り 〕