過去話・外伝 

Blue wind

過去話・外伝

遠い思い出

セラ シェスター

月光姉弟、14、5歳の頃の話。

2006-07-05

守護者の傷

ロイ ミイス主 ネメア ケリュネイア

ロイ、14歳ごろの話。

2006-08-01

エンサイクロペディア・知られざる裏設定「ミイス村は一度施紋院の襲撃を受けたことがある」「ロイとネメアが共闘して退けた」より妄想。

黒い蝶・前編

シェスター

シェスター、アンティノ研究所時代

2007-03-23

黒い蝶・後編

シェスター

上の続き。

2007-03-23

やや辛目な話になりましたが、セルモノーやザギヴの例、アンティノの探究心を見ていると、シェスターはただ「怪物作製に苦悩してアーギルシャイアに体をのっとられた」だけでは済まないような気がします。シェスターの苦悩は善良さゆえというよりは弱さからではと。彼女は彼女で酷い目にもあったろうし暗い欲望や執念もあったと思う。

語られなかった話

ミイス主 ミイス村の人々

スタートイベント直後、ダディアスの回想。

2012-11-26

うちのミイス主とロイが「顔立ちは似ていない兄妹」な理由。この名前のせいで、つい悲劇の記憶が薄れてしまうのですが、スタートイベントのダディアスの台詞はまさに遺言ですね。
月光姉弟が双子のような近しさを持つのに対して、日光兄妹=ミイスの一家は、血はつながっていないけど、だからこそ別の部分でつながっている家族というイメージです。

語られた話

ロイ シェスター

ミイスの里にて、ロイとシェスター。

2013-02-19

ミイス一族の三部作みたいな気持ちで書いたものでした。『守護者の傷』が自覚を、『語られなかった話』は秘密を、この話では葛藤≒答えを。生きていく上で答えの得られる問いは実は少なくて、問いをどう抱え、答えをどういう形で求めながら生きていくのかの方が多いような気がします。
シェスターがセラとの関わりがあったからこそ最終的にロイを選ぶように、ロイも妹との関わりがあったからシェスターのような女性を選んだのだ、と思っています。

黒髪の才女

シェスター ザギヴ

シェスター魔道アカデミー時代

2018-08-26

アーギルシャイアの初登場時に「この女の記憶をたぐるとここにあるはず」という台詞があり、『忘却の仮面』がミイスにあることをシェスターが知っていたことが示唆されます。そうした専門的知識は、魔道アカデミー時代か研究所時代のどちらかで得たのだろうと思いました。

また魔道アカデミーでは、ザギヴとシェスターが先輩・後輩の間柄であること。共に黒髪、首席卒、魔人憑き。アーギル関連のイベントがティラの娘関連でもあり、ティラの娘を退治すると、ザギヴから礼を言われること。共有点が多い二人には、根が通じるものがあるのでは? という妄想も膨らんで書いてみました。

姉への手紙

セラ ロイ シェスター

『黒髪の才女』のおまけミニ話

2018-08-31

シェスターは忘却の仮面の存在は知っていたが、その所在は知らなかった。セラはミイスの場所は聞いたが、神器がどういうものであるかは知らなかった。けれどセラがシェスターにミイス出身の若者と旅をしていることを知らせた時、断片的な情報は一連の意味を為すものとなってしまった――いつか書きたいと思っていた話でした。

アーギルが読んだシェスターの記憶には、当然セラとの記憶も含まれていると思います。月光姉弟が、片方は魔人と、片方は守護者の方と縁を持っていたというのは、やっぱりどこかで作用しているような気がします。