魔人の器
アーギルシャイアはシェスターの身体を乗っ取って活動してますが、魔人って、そもそも身体がない存在で、物資世界で活動するためには、それぞれに応じた器を必要とするのでしょうか?
ウルグは降臨するために、ネメアの身体を必要としてたみたいだし。
ネモは今オルファウスの術で猫の姿に封印されてますが、あれも借りた身体なのかな。オルファウスが猫になったとき、死んだ猫の身体を使わせてもらいました、とかなんとか言ってたし。
サムスンなんか、何度も人間に憑依を繰り返して、精神が破壊された元神の眷属という設定ですよね(と始原口伝にはあるんですが、エンサイの方の魔道士の話は、その何度も憑依した中の一人ということなんでしょうか?)
そうするとアスティアもヴァシュタールのあの身体も、本当は別の誰かの身体、ということになるのかな。
始まり主はまだクリアしてないんですが、主人公はアスティアが拾って育てた子(=血の繋がっていない母子)ですが、もしか したら、アスティアの身体としての人物が生んだ子という形なのかもしれない。始まり主のお母さんは病気か何かで死んじゃって、その死んだ身体に、たまたま 身体を探してたアスティアが降臨したとか。
それとも身体のない魔人と身体を持つ魔人とに分かれるのかしら。
バルザーの身体は至聖神が作った人間の試作品で、ゾフォルによって召還されるまでは眠っていたということですし、同じくヴァシュタールも棺に身体と一緒に寝てましたし。
最初から身体のある人たちがいるんですよね。先のウルグとソリアスの闘いで身体を切られて失った魔人と、身体は無事なまま封印された魔人に分かれてたって意味なのかな。
今宿っている身体に飽きたら交換~という形なのかな。魔人の質というか闇落とし能力による違いなのかも。マゴスはザギヴに宿ることで、彼女の闇落ちの種になるけど、彼女を乗っ取るわけではなさそうだし。
アーギルシャイアの場合は精霊たちの嘆きから生まれた魔人ということなので、身体を持ってないイメージがあります。精霊は目に見えない存在って言われているし。
一番破壊的で衝動的な魔人と言われてるけど、破壊性・衝動性が高い精神体――特定の人格というより、嘆きや恨みから生じる概念に近い存在のような。ええと 私のアーギルシャイアのイメージって「女」で「ヒステリック」プラス「気まぐれで移ろいやすい」で、これって彼女が、人格という型ではなく、流動的な概念 だからなのかな、とか。