MEMO

2019年11月の記事は以下のとおりです。

ディミトリのこと

個人的雑感

こう言うのもなんだけど、個人的には1部の最初の頃の、品行方正で繊細で控えめなディミトリが好きだったし、国取り物語で、一国の君主という設定なら……あの状態で、悩みを引き受けながらも成長して欲しかった……。
悩みや恨みに飲まれてしまうんじゃなくて。

2部後半は白いディミトリに戻るんだけど、あまりに2部前半の黒ディミトリが破壊力ありすぎて。
想像以上に病んでいてどす黒くて、厨二病満載で、結構引きました。
ただ「キャラ立ち」としてはこれ以上ないと思うし、好きな人は好きだと思うので、キャラクターとしては美味しいと思う。
私も物語性とは別に、キャラ愛で目線でみるなら、嫌いじゃないです(笑)

でも好きかって聞かれたら……なんだろう。個人的に全く白ディミトリと黒ディミトリが全く一致しないので(笑)、黒なら黒として最初から2部の前半のキャラクターとして出てるなら好きだった、かも……。 
なんというか、ああいう風に暗黒面に落ちるというのは悪くないので、もうちょっと、表現を変えてくれたらよかったかな。

正直言って、1部→2部前半→2部後半とキャラが変わりすぎるのと、黒ディミトリだと士気や忠義の持って行きどころがないので……物語的には、せめてもうちょっと理由なり要因なりの補足が欲しかったかな。
いや、一人の人間の成長物語としてなら分かるんだけど、一国の王子が国を顧みずに病んでて、しかもそれが暴虐や残虐さとして出てしまうとなると、うーんうーんとモヤモヤしてしまう。(※統治者としての資質を問われてしまうので)

というか黒ディミトリは……普通だと『国を滅ぼす』王子ですよね……(汗・ルートによってはそうなるんだろうけど)
だから『立ち直って、立派な国王になりました』が、ちょっとご都合主義すぎるように思えるのかも。

* * *

国の上に立つ者は本来、国に対する責任と、決定権を酷使する意志の強さを持ってなければならないわけで。
ディミトリは自分の苦難は確かに大きかったんだけど、そうした責務や王家血筋の自覚が足りてなかったのも事実。
特に他の二国が「君主としての」実力もかなり立っていた……エーデルガルトとクロードがあれだけ立派に勤めているだけに、その弱さと責任の所在のあやふやさが目立ってしまうような。

何だろう……「時々私怨が出そうになるんだけど、自分の意志でそれをなんとか押さえる。けれどやられた傷が深くて苦しむ。その中で戦いを続けていく」みたいな感じの方が『君主としての成長』という気がするんです。
病んでしまって、国を見捨てて、周囲が立ち直らせるだと『一人の青年の成長物語』なので。
王子という設定と、私的な葛藤をこういう形でやるのは、ちょっともったいないかなって。

ただ、それも織り込み済みというか、そういう設計なんだとも思います。
おそらく彼だけは『殿下』であって、『まだ陛下ではない』ので、こういう弱さというか葛藤を抱えていることも含めてのキャラクター像なのかな……。
台詞などから察するに最初は、自分は国にふさわしくない=統治者の資格はない、って思っていたようだし。

※たぶんディミトリは、クリアするまで『殿下呼び』だと思うんですが、これはディミトリだけは、エーデルガルトとクロードの二人と比べて、まだ真の意味で国を背負ってない状態という意味でもあると思う。
だから二人と比べたとき、自覚が薄い=幼いというか……統治者ではない目線で行動してしまうのも、仕方なかった部分はあるかもしれない。
とにかく圧倒的にエーデルガルトが強かった(笑)5年後のクロードも優秀だった

* * *

……あと他の青獅子のメンバーが、ディミトリがこうなるバランスを考えてなのだろうけど、かなり人格的に安定度が高い大人なキャラだったので。
たぶん青獅子は、弱さのある君主を臣下がどう支えて行くかって形のチームであり、国の物語なのかなとは思う。

11月あれこれ

  • 2019-11-19

ちょっと間が空いてしまいましたが、拍手ありがとうございました~!

一応ゲーム製作が完全終了して、製作作業は11月、12月はまったりペースで行こうと思っています……が、なぜか色々積み重なって、主にインプットや今後の下準備で意外と忙しい日々を過ごしています。
何かしらひっそり作業はしてます(笑)

▼現在やってる他ジャンルもの

・FE風花雪月プレイ中
・十二国記新刊読破中
・オリジナル創作の準備

▼ジルオールでの予定

・ゲームのDL版の用意
・小説を短編で何か
・ミイス話の続き

あともしかすると、来年度にかけて、大幅なサイト改装もするかもです。
※今後ジルオールとオリジナルその他を並列してやることになりそう? なので、両方のサイトを一緒にするというか、切り替えができるように少しデザインや設定調整するかも。

……余談ですが、今月、誕生月でした(実はザギヴさんと一緒の誕生日)
大体、誕生日や新年などの節目節目に目標を立てるというか、全体のスケジュールを組むんですが、ちょっと欲張りすぎたかな? という気がするのと、準備含めると半年~年単位になってしまいそうなものも、ちらほら(汗・特に準備期間中は、ほぼ出せる作品がなくなるので)

時間の合間合間を見つつ、色々やっていけたらいいなと思います。
今後も、よろしくお願いいたします。

3月 ロドリグ仲間入り

2月のアリルの谷で、ロドリグさんが合流しました!!
フラルダリウス兵を貸してくれるだけかと思いきや、なんとご本人もこの陣列に加わりたいとのことで。

まさか親父殿が参戦すると思わなかったよ!!
思わず、フェリクスと一緒に「領地は!?」って叫んでしまった(笑)

そしてロドリグと殿下のご対面!
……ロドリグ素敵過ぎる。心臓強いな!!
ギルベルトと並んで新しい保護者をゲットできて、先生は嬉しいです。

っていうかフラルダリウス、超優秀な家系だな。
ロドリグさん「フラルダリウス領地は弟に任せてきた」とかさらりと言ってましたが「この時勢に領地を任せられる弟が居る」って時点で凄いよ!(笑) しかも兵力割いてもらった後だよ。

やっぱり嫁ぐならフェリクスにしたいし、こうなるとフェリクスの叔父上も気になってくる…(笑)

そんなフェリクスは、まさかの親父殿参列に苦い顔…確かに父親込みで帝国進軍は嫌でしょうが、ディミトリの保護者は何人居ても足りないので、先生はありがたい。
※ただし彼を叱ってやれる大人は先生しか居ない模様。責任重大。

ただ、私の中でロドリグはジェラルトに次いで死亡フラグ立っていたので、密かに心配してる。
2部で生徒たちが駆けつけてきたのを見て「あ、そっか。ここに生徒がいるなら領地の統治者は別に必要だから、親父殿の生命は安泰だわ!」と思ったのに…自ら死神に目をつけられる真似をするなんて(笑)


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