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クールビューティの差を考える 編集

拍手ありがとうございました~!
ベルとセラ、二人とも「黒髪」「冷静沈着」「上から目線」「美形」「思いこみ激しい」
結構共通点があるんですよね(笑)
私の中のジル3大クールビューティ、ベル・セラ・レムの書き分けというか、
差異ってどの辺だろうかと、ちょっと考えてみました。

それでも、レムオンは比較的書きやすいというか、
同じクールビューティカテゴリーでも、若干タイプが違うのは分かるんです。
レムオンは、表面俺様だけど内面繊細。
貴族様らしく上品で、金髪や銀髪になるし、物腰も優雅で、儚く華やか。
って感じだろうと思うんです。よく分からない形容ですみません。
(こういう路線でキャラ分析と設定をしていくと、
むしろレムオンは、エルファスに似てくるような気がする)

じゃあベルとセラの差は?
どこを強調して、どこを特徴づければいいんだろうか。
単体だと考えにくいので、以下「セラと比べて」考えてみます。

ひとまずベルゼーヴァの方が、地位が高く、官僚的。
たぶん思考も論理肌(やや杓子定規?)。

セラは表面クール・内面結構熱い人だと思います。
対してベルは、表面クール・内面もクール。

思いこみ度のスケールは、セラが「姉さん!」と身内レベル。
対して、ベルは「革新!」と人類レベルで上(笑)
その分エキセントリック度、現実離れ感も、セラよりベルの方が高(笑)

二人とも頭が切れるし、冷静沈着で常識家――
と思ってたんですが、この常識の内訳は結構違うことに気がつきました。

多分セラは、庶民感覚ゆえの「現実家」 で、
ベルは「論理性・合理性重視」で、常識家とは限らない気がしました(笑)
そういえば私の中では、
ある一線を越えたとき、突飛なことをしそうなのは
断然ベルゼーヴァの方なんですよね。
セラはやらない、多分大丈夫(笑)
やっぱりうちのサイトの要となる人で一番の贔屓キャラなせいもあるんでしょうが、
意外と私の中で、セラは信頼度が高いです(笑)
いざというときはブレーキもかけてくれる。そう突飛なことはしない人。
ベルゼーヴァの方が色々やってくれそうです。


ついでに余談:
シリアス方面で考えたとき、
ベルゼーヴァは、あれだけ出生が入り組んでいて、性格造形も複雑な人なので、
場合によっては「闇落ちパターン」も想像できるんですが、
セラは想像できませんでした。
「姉を切る」と言えてしまうセラは、闇落ちに至る因子がないような気がする。
これは、この両者を並べたとき、結構大きな違いかもなと思いました。

今のところ私の中で、「闇落ちしそうにない人」のトップは、セラなんですよね。
セラは、そこまで「いかない」
逆説的に言えば、そこまで「いけない」と思う。
自意識や自我が強すぎるので、闇落ちにまでいけない人。

無印版で、レルラに「キレイじゃない」と、セラは言われていますが、
こういう部分を指摘されているのかもなーとぼんやり思いました。
レルラ的キレイな人は、たぶん無心で純粋な人も含むんでしょう。
そして、その反動で闇に落ちやすいんじゃないかって気がする。
エリュマルクやウルグのように。
セラには、そういう揺らぎはないと思う。
それが美点でもあり、欠点でもあると思う。

対してベルゼーヴァもまた揺らぎのない人なんだけど、
ベルゼーヴァの唱える人類の革新は、実は見ようによっては危ういというか、
これが崩れると、ベルの中の柱も一気に倒壊しそう。そんな気がする。
その人類の革新も、きっと突き詰めれば自分の出生に根がありそうだし。

セラの場合は信念だから、自分の中にあり、自らの手で崩すこともできるんだけど、
ベルの場合は理念だから、自分の外側のものに、自分も含め、追いかける……。
そういう違いなんじゃないかな、とか。



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