MEMO

再録ですが追加しました 編集

  • 2015-01-20

パソコンのデータ移行の際、色々整理してたら
以前書いた『リアルーン』の原稿が見つかったので、
再録としてアップしておきます。
本当は色々書き直したいし、試行錯誤もしてみたんですが
内容が更に散漫になりそうなのでやめました。
文章的には当時の方が綺麗な気が……頑張ってたな自分……。

ちなみに昔サイトにあげたときには、MIDI音源付きでした。
今はメジャーで活躍されている志方あきこさんが、
インディーズだったころに作成され、
自サイトで公開されていた『石の褥』というオルゴール曲です。
(確認したところ今でも素材として利用できるようです)
もともとこのオルゴール曲とエンサイの記述から着想を得た話でした。

※すみません。これとは別に、年末書いていたリアルーン試作版、
表示確認かねてあげていたものが、間違って公開表示されてました。
(非公開のチェック入れるの忘れました)
別枠のページだったので、見た方もいないとは思うのですが、
うっかり目撃された方はすみません……。

以下再録した上記の話絡みでちょこっと。


色々足りないので全然伝わらないと思うのですが、
私の中での二人の関係は、おおむねこういう位置づけです。

イズは愛した故に殺せなかった(だがそれゆえ一つの真理を獲得した)女性で、
ネメアは運命に抗う故にどこまでも強く(時に他人を見捨てる形になっても)自己を貫く男。

この両極の二人が対峙し、各々の道を貫いて分かれる話というのは、
孤高の人物同士の、愛を抱いても愛情にはならない話、になるのだろうな、と。
確固たる自己を持つ者は、もしかすると愛を表現するのは不得手なのかもしれません。
……この辺のことをもうすこし掘り下げて書けたらよかった……。

と、今までは、この二人しか眼中になかったのですが、
ディンガル式じゃんけん(byFさん)の構図を聞いて以来、
「そうか!!エリュマルクが居ると三つ巴……もとい三すくみになるのか!」と、
私の中で、にわかにエリュマルク株があがりまして(笑)

イズとネメア、この構図の中でのエリュマルクの立ち位置を考えたとき、
妙に――ときめいてしまったんですよね(笑)
というのも、エリュマルクも、決して無能な人ではなく、
むしろ有能な人だったのだろうなと、ふと気づいたので。

残酷ですが、
隣にいたのがネメアでなかったならば、
愛したのがイズでなかったならば、
エリュマルクは闇落ちをせず、
名君として輝く未来があったのではないか。
そんな夢想をしてしまいました。

そういう意味でも、イズとネメアは強い人だが残酷な人物と思うのです。
だからこそ強く惹かれてしまうのですが。
たぶんエリュマルクもそうだったんだろうな。

もしイズがエリュマルクを愛していたら、
エリュマルクはネメアと親友の関係に、戻れたのかもしれません。



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