『Color of Night』パスワード解除&裏話
- 2018-08-02
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せっかくなので『color of night』裏話を。実は後書きに入れようと思って忘れたものです。
以下大人向話の裏話ということで内容も一応大人向けです。
(大したことは言ってませんが夜の話題です。各話の色について。個人的お題というか要素について)
『Color of Night』
掌編3作(ナッジ、ベル、レム)+SS1(ゼネ)で甘いの、暗いの、濃いの、という3テイストでお送りした連作です。
実は最初は1つ~2つだけのつもりでした。甘め、暗め、濃いめ、どのテイストでやろうかとアンケートをとってみたら各味まさかの同票結果(笑)、キャラリクも甲乙つけがたく、当初の予定を変えて短い話を4つやろう、ということにしました。
どうせなので、4つに共通するお題を決めようと思い、甘い・暗い・濃いに合う単語として『色』が浮かびました。情事としての『色事』ともかかるし。結果的に統一感も出て、良かった気がします。
言いたいことが、そのままタイトルになってるので、私も書くのが楽でした(笑)
以下簡単に各話のちょっとした小ネタなど。
『Sweet Lemon』
正直言うとナッジがリクエストに来るとは思わなかったです……ただ、ナッジは好きな方は大好きなキャラであること、シェムハザの件もそうですが異種族恋愛という要素がかかるせいか、結構大人向けだとがっつり行くパターンが多々あるということは、過去のジル作品を見て知っていました。改めて、ジルR18におけるナッジの強さを感じました(笑)
リク時に双方幸せがいいな~、みたいなことを聞いたので、ナッジは甘めで行こうと思いました。甘めということでSweetがつく=食べ物の色で探しました。
何でナッジがLemonかは、気付いてくださった方もいそうですが、日本の「甘酸っぱい」のニュアンスと、英語の「できそこない」「不快な」というニュアンス=コーンスへの差別意識をかけてます。
そして今回は連作ということで、密かに隠し要素(笑)をこめてました。
ナッジは『脚』『正常位』『ノーマル』です。
『Dark Purple』
書くことになると思ってなかったベルゼーヴァ。愛情表現も恋愛観もさっぱり分からず、書き終えた今でもわかりません(笑)
多分プラス以降だと塔主のお相手キャラになりそうな気がするのですが、今回女主はスタート地不定・プレーンキャラのジルちゃんなので、その要素は省きました。この人のイベント等見るとどうしても壁父とか人類の革新とかその辺りが絡んでくるのかなーと、あんな感じに。
紫色にしたのは、紫には、高貴な色、神秘な色……というイメージがあること。その一方で性的、不安という負の要素も併せ持つということ。好き嫌いも結構割れる、正負極端な印象の色だそうなので、これはベルゼーヴァの色だと思いました。
また赤と青の混合色ということで二極性を持つと同時に、赤でも青でもない……というイメージもあります。人間でありつつ人間とも違う、その揺らぎみたいなものが出てればなあと。
隠し要素は、『胸』『背後』『無表情(あまり互いに顔は見ずに)』でした。
『Dark Blood』
やっぱりレムオンは強かったです……事前調査でも真っ先に名前のあがったキャラでした。
ちょっとアブノーマルっぽいのを書きたいなと思っていたので、レムオンに関しては特に悩みませんでした。ダルケニスとしての特性を生かした、吸血鬼あるあるですが、一度はやってみたい吸血媚薬ネタです(笑)
話中のダルケニスの性質については、エンサイの記述を元にした捏造ではあるんですが、カフィンの特技が『誘惑』ということを考えても、精神を安定させる方法って、この手のものでは? とひっそり思っていたりします。
色は彼にはこれしかないだろう、ってことで。暗い赤=闇の血そのまんまですね。
隠し要素は、『口』『座位』『媚薬』でした。
『Deep Blue』
ゼネテスもやっぱり強かった。正直ゼネテスは過去書いたことがあるから、リクエスト数によっては除外しようかなとも思ってました。ただ濃いめのできる(私の書けそうな)キャラは彼しかいなかった。私が書くと陽気な変態みたいになってしまいましたが(笑)
イメージカラーはBlueと決まっていたので、ゼネテスに関してはBlueの要素のセンチメンタル、メランコリックな話にしようと思いました。結果、女主が身体を張って憑きもの落としをするという内容になりました。色んな意味ですみません。
ちなみにBlueにはわいせつな、下品な、という意味もあるそうで、Blue Joke(きわどい冗談)やBlue Film(ポルノ映画)的な意味も含めて、ゼネテスはそういう遊戯要素強めでいってもらいました。
隠し要素は、濃いめということで『奥まで』『正常位(プレイ要素有)』『拘束』でした。