MEMO

『黒髪の才女』のこと 編集

セラ姉のお誕生日が8月31日なので、ミイス小説に一つ追加しました。
シェスターの魔道アカデミー時代の話です。今回メインキャラとして、ザギヴに共演してもらっています。
毎度のごとく、祝ってないし、お誕生日関係ない話ですが(^^;)

地味な話ですが、ずっと書きたいと思っていたネタだったので、書けて満足です。
後でおまけ話として、セラとロイの短い挿話みたいなものを付け足せたらな~と思ってます。

8/31追記:おまけ話追加しました。

以下余談。

アーギル初登場時の『この女の記憶をたぐっていくと』の台詞の解釈というか想像を、どこかで書きたいと思ってました。構想自体はすごく昔(それこそサイト当初くらいから)温めていたものです。

ミイス小説>番外編としてますが、話の関わりで言えば、魔人サイドの一番最初の話『蝶の目覚め』にリンクする話です。
あと、主人公サイドの『雨の休暇(セラ視点の方)』とも関係する話。

闇の神器がミイスにあると、誰がどういう形で知っていたか?

サイト設立時に上記を考えてみたことがあって。もちろん答えは分からない……のですが、もし二次創作で好きに想像して良いとしたら、自分はどう考えるかなと。ありえそうかつ物語的に一番楽しいのはどういう形だろうと。

それで『これは偶然の産物というか、姉弟は互いに、自分が触れている情報の価値や意味を知らないまま、相手に伝えたのではないか』としてみました。

・シェスターは、忘却の仮面の存在は知っていたが、その所在までは知らなかった。
・セラは、ミイスの場所は知っていたが、神器がどういうものであるかは知らなかった。

・そしてセラはシェスターにミイス出身の若者と旅をしていることを知らせる。
・その上で、シェスターがアーギルに乗っ取られる。
・こうして断片的な情報が、一連の意味を為すものとなってしまった。

運命というにはあれですが、シェスターとセラという二人の姉弟が、片方は魔人と、片方は守護者の方と縁を持っていたというのは、やっぱりどこかで作用していると思うので。
ご都合主義的ですが、書き手としてこの定番はとても魅力的でした。

* * *

ところで『黒髪の才女』のあとがきと重複しますが、ザギヴとシェスターには共通点や関連性があります。

・魔道アカデミーでは、ザギヴとシェスターが先輩・後輩の間柄である。
・共に黒髪、首席卒、魔人憑き。
・アーギルイベントはティラの娘。
・ティラの娘を退治すると、ザギヴから礼を言われる。

そしてインフィニットで、兄ロイも冒険に連れ出せるようになりましたが、玄武将軍失踪事件のとき、思わずロイは口走ります。

「……別に私は、キツい感じの女性に弱いわけではないぞ」

兄の株をさらに落とした物議を醸すこの台詞ですが(笑)これも遠回しに『ザギヴとシェスター(アーギルシャイア)が似ている』ということを示してる、ともとれます(考えすぎかな?)

ザギヴとシェスターの類似性は、ゲーム内で意識されている気がします。
髪型も似てるし(ジルキャラは意外とおでこだしキャラ多めですが)、あと二人ともグラマーで、サイズも多分似てるのでは……。



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