V&B 本編 水の都編
- 2012-02-27
- ヴィーナス&ブレイブズ
幾人もの仲間たちとの別れを経て、レオだけはついて来てくれて、
かつての仲間の息子が駆けつけてくれて、
怒濤の水の都スクーレ編が、終了しました。
忍耐力を試されているような、水の都でした。
ジルオールの水の都と違って、
柄が悪くて治安も悪くて、まったく癒されない(笑)
遠征出ようもんなら、出かけ間際に女神様がきつい一言浴びせてくれるし、
さまざまな相乗効果で、かなり心やさぐれてました。
唯一の癒やしは、団員たちの結束が堅かったことでしょうか。
しかし、なぜか恋愛ばかり燃え上がって、
一向に友情が築かれないブラッド・サンドラ・ボアル率いるサンドラ団……。
せっかくなら、いろんな召還精霊を見てみたいんだけどなあ。
ちなみに団員は仲良かったのですが、団長はやはり心の機微に疎く、
団員に相談されて、無責任に 「当たって砕けろ告白だー!」 と背中を押したら、
見事に玉砕させてしまったときには、申し訳なく思いました(笑)
魔剣士に、告白は、ハードルが高かったか。
シチュー造りといった事務作業に徹した方がいいのか……。
どんだけうちの団員の女の子が料理できないのか、
どんだけ団長のシチューがうまいのか。
ところで結婚まで行き着くカップルは、大抵電撃婚で、
いつの間に!?とこっちも驚くくらい盲点ついた組み合わせで来るんですが、
それがまた新鮮です。
(強敵に数ターンかけて戦ったりすると、
揺れる橋原理で、恋愛が芽生えるのかしら?)
子どもを授かるのも、電撃カップルが多いような気がする。
電撃婚で、年齢低い内に結婚するケースが多いからかな。
猛烈に熱愛に走るのは剣闘士・魔女が多いような気がして、
手がかかる!と思うのはサムライです。
サムライ……三回くらいデートを重ね、プロポーズまで交わして、
なのに次の戦闘で別の女の子の補助を受けると、
ふらふらそっちに流れるってどういうこと!?
硬派なイメージがあったのに!
しょうがないので恋愛中は、二人一緒に戦闘から外したりしてました。
せ、戦力にならない!!(笑)
恋は盲目だからしょうがないの……?
団員の人間関係に、気を配るってこういうことなのか?(笑)
と、騎士団本部は和んでますが、外界はなんかもうシビアでした。
女神様の、あんまりな物言いと上から目線の態度、
能力主義通り越して道具扱いな言動の数々。
フリーを外したことを怒られ、
レオはフリーの看病に向かわせてもらえず、
無謀な山越えを強制決行させられ、
結果六歳の女の子を見殺しさせてしまい、
(まあ、六歳の女の子を猛吹雪の中連れ回す方がどうかしてる)
プレイしながら忍耐がきかなくなりそうになっていたら、
さすがの温厚なブラッド君もキレてました。いや、よく耐えてたよ!
しかし、その後の手腕が素晴らしかった(笑)
「俺は俺のやり方でみんなを幸せにしてみせる!」
と必殺の一言を放って、女神様を落としました 女神様を改心させました
ええと、ブラッド君の姿勢が、女神様の鋼鉄の心を動かしました。
…………。
リリーの時にも感じましたが、
マユラの元にまめに通ったり、
ヴィヴィを上手にあしらったり、
ミレイ相手に大人の余裕で対応したり
……ブラッドは、相当な、たらしですね。
意識しないでこれならむしろ罪だろう。
反対にアッシュ(うちのリリー・ガレフの子はこの名前)の軽さと報われなさに同情する。
いや、団長を見習われたらそれも困るけど!
なんでリリーとガレフの血を引いて、
こういう性格になったのか不思議です。
ガレフに似たら、うまいこと意中の女の子を射止められそうなのに。
というか格好だけ父を真似る、その感性が要因か(笑)
ともかく、ブラッドの心が通じた女神様は、ビックリするくらいの変貌を遂げてくれました。
女神様が優しくなったよー!!
は、はじめて女神様を女神様と呼べる気持ちになったよ(笑)
どうしようかと思う急変っぷりですけど、
この人は女神だけあって、人間が分かってなかっただけなんですね。
……なんて箱入り娘。ちょっと可愛いかも……。
ここまでは導入部で、ここからが本番なのですね。
世界救済のシビアさとか、
人間関係の痛みとか別れを思わせる、
丁寧な導入部だったのね。
……ちょっと、導入部、長すぎないか?という気は、しましたが。
(※しかし、言ってもしょうがないことですが、
特殊な運命を背負っていたマユラの一連の流れは納得できたのですが、
ミレイとユマの扱いの差には、ちょっと納得がいかないというか、
明らかにイベント的なミレイの死は、
ちょっとないんじゃないかという気はした……よ……。)
ああ、でもけっこう前半で気になっていた部分(ツッコミいれてた部分)に、
ちゃんとフォローがくるというか、
解明されたりするので、ストーリー的にも楽しい!
というわけで、ただいま王都で遠征中。