秋の夜長のドラマ語り
- 2013-10-27
- テレビ
拍手ありがとうございました!
最近めっきり音沙汰なくてすみません。生きてます。
いつまでも夏仕様のままもどうかと思い、サイトのヘッダー画像を変えました。
あと新サイトさんにリンクをこっそりと。
ジルサイトさん、増えてくれるとやっぱりとても嬉しい。
その後、なぜか、うちのパソ子の日本語入力システムが不調になり、
文章入力ができなくなったので、入れ直したりしてました。
ブラウザ起動までかかる時間も長いこと。
ちなみに実生活では、仕事のシフトが変更になり、
一家団欒の時間に帰れなくなりました(一応年内一杯の予定)。
なので、もっぱらテレビは録画視聴。
休みの日にまとめ見してます。
しかし、かえってその分色々予約を入れてしまうので、
以前よりもたくさんテレビを見てるかも知れません。
ひとまず、今期は、フィギュアスケートと、相棒と、リーガルハイがあって大忙しです。
が。最新版より、心ときめく物は古きにあった。
ちょっとした出来事から、10年以上前(!)のドラマを一挙見する機会に恵まれまして、
テンション上がりました。
そんな、たいそう古いドラマの語りでございます。
ケイゾクとSPECです……。
* * *
私の住んでいるところが、工事をしまして、アンテナからケーブル受信になりまして。
CSで無料期間中放送していた『ケイゾク』を一挙見する機会に恵まれました。
かなり古いドラマなんですが、知っている方おられるでしょうか……?
中谷美紀演じる柴田純と、渡部篤郎演じる真山徹の人物設定と間柄が
個人的にもうツボで、大好きなドラマだったのです。
ただハマる人はハマるけど、スルーする人はスルーする、という
見る人を選ぶクセの強い演出と、ストーリー展開だったので、
放映当時、私の周りの友人たちは、誰一人私のこの思いを受け止めてくれず、
仕方ないので、ひとりこっそり眺めて、盛り上がっておりました……。
でも、後半に進めば進むほど、陰惨度憂鬱度スプラッタ度が増していくので、
ひとりでこっそり見ていて、ちょうど良かったかも知れません(笑)
誰かと共有して楽しむって感じのドラマでなく、
一人こっそりかみしめて、ふふふとほくそ笑んで楽しむドラマだと思う。
その後、ケイゾク演出担当の堤幸彦氏が手がけた謎解きもの(?)
『TRICK』がその独特の間合いとキャラクターで人気が出るんですが、
コンビものとして味は、個人的に、ケイゾクの方が好きというか、
――陰惨とした雰囲気と、主役二人の緊迫感ある掛け合いが、印象に残ってるんですよね。
私の中でコンビ物というと、あれが原型にある、という思いがするというか。
いや、ウエダとヤマダの貧乳!巨●のかけあいも、好きですがね……。
そして、このケイゾク一挙無料放送は、
このケイゾクの後継的ドラマ『SPEC』の映画化&完結記念ということだったらしく、
その後地上波で深夜に再放送していたSPECまで、全部予約録画して、
一挙見してしまいました。
そしてようやく話というか、どういうドラマかがわかって(…)、
あああー、そうか、ここでこうつながるのか、
ああ、ようやく主役二人の間柄が分かったわ! 面白かった!! と思いました。
個人的に懐かしい名前がちらほら出て嬉しかった。
でも結局、特別編は見逃したままです。
もう一週間早ければ、スペシャルドラマ『零』を見れたのに。
SPECはリアルタイムで見てなかったんですよね……。
とびとび&最終話だけ見たんですが(…)
当然ですが、追いかけきれず、消化不良のまま敗退してました。
このドラマは1話完結だけど、連作要素がかなり強くて、
1話抜かすと、どんどん話がわからなくなっていくので。
筋で展開するんじゃなく、エピソードで見せていく話ですよね。
断片的なエピソードが積み重なって積み重なって、
人物像や人物関係が盛り上がりを迎えるだけに、
ちょっとした会話や場面を抜かすと、逆にキャラの心情や交感が全然できなくなってしまう。
良い意味での、緻密な計算と、密度の濃さがありました。
……途中だけつまみ食いはできない話ですね。
そういう要素もあるので、逆に一挙見できてよかった気がします。
流れがよく分かった気がしますし、続きが気になってもすぐに見れる。
これを一週間一回ずつ待ってたら、結構大変だったんじゃないかと思った(笑)
* * *
そして今更過ぎますが、SPECテレビシリーズ、キャストが大変好みでした。
もう好みすぎて眼福でした。彼らが出るたびに、きゃあきゃあ騒いでおりました。
ごめんなさい、主役陣じゃなく、敵方やホルダーの方々に。
椎名桔平さんに、神木隆之介くんに、田中哲治さんですよ!
しかもみんなお似合いの役。
椎名桔平さんと神木隆之介くんはメインキャラなわけですが、
この二人にはこういう役が似合うよねv的な
私の願望そのままストライクで、大変嬉しかったです。
桔平さんは軽薄で凄腕な役が、神木くんは無邪気で天才な役がよく似合うと思う。
そして田中さんは、
変人で、でも気が弱くて、実は善人で小市民な役をやらせたら、ぴかいちだと思います。
メインだけでなく、各回のゲストキャラも豪華すぎです。
上川隆也さんを、こんなところで見るなんて。
いやこういうのにも普通に出てくれそうな人ではあるんだけど(笑)
岡田義徳くんと斉藤工くんの夢の競演(しかも悪役←嬉しい)が見れるなんて。
あと、テレビシリーズの一応のラスボス(?)城田優さんの悪役っぷりが素敵でした。
この人は、善人でさわやかな役よりも、
こういうえげつない役をやると、凄味と色気があっていいです。
よいドラマは、主役の輝きもさることながら、素敵な名脇役、
そして魅力ある悪役で、成り立っていると思うのです。
……ええ、私は悪役というか、信念や野望ある敵キャラが、大好きですとも……。
映画はすでに完結編公開なのですね。
なんか色々出遅れた感満載でした。
流行は、時に乗っておくべきだったのね。
そしたら一緒に騒げたのに、ちょっと残念です。
追記:
今のところ、映画を見に行く予定はないのですが、
スペックホルダー向井理は、ちょっぴり気になります。
あのCM観ただけで、ヤバイ人だ、ってのはビンビン伝わる気がします(笑)
なんというか、城田君とは別のいやらしさがありそうで(※ほめ言葉)
キャスティングって大事ですね。