白面の考古学者
お誕生日おめでとう。エスト!!!
ということで、ツイッターでエストの話題になりまして。
人物列伝のエストの異名 『白面の考古学者』
なぜ白面なんだろう?と呟いたのです。
屋外での探査を行う考古学者に普通「白面の」という形容はつけないので、何か言葉の意味があるのだろうと気になっていました。そうしたら浅学で知らなかったのですが、白面には未熟である・若いという意味があることを教えていただきました。
(※ウェブ辞書で引いたら、白面=『色白の顔「白面の貴公子」』『年が若く、経験の浅いこと』(デジタル大辞泉・小学館)とありました)
これは「貴族として」も「学者として」も「色白」なのも、全部かけてあると思います。
エストが色白キャラなのは、もしかしたら白面の意味+肌の色味+「高貴なもの」という意味合いも含んでいるのかもしれません。辞典の例に色白の貴公子とありますが、白馬の王子様という表現もあるし、白には高貴な者という意味もある気がします。
他愛のないことなのですが、たとえば『ロストール貴族』『リューガの弟』『貴族考古学者』としても良かったであろうところを、わざわざ『白面の考古学者』としたところに、ジルオールのセンスの良さというか奥深さを感じて、気持ちよく感心しました。
こういう細部の丁寧さもあるから、改めてジルオールすごい。