MEMO

魔人の愛と言動 編集

魔人のお誕生日に書いたミニSSをアップしました。→『ラストダンス』(表)
本当は裏と一緒にあげたいと思っていたのですが、無理そうなので先に。

以下はツイッターで呟いたものです。乗せ忘れたので。

『I love you』をアーギルサイフォス風に訳すと「抱いてください」になりました。

言わずもがなですが、この結果が大変ツボでした(笑) でもアーギルシャイアはおそらく愛情という概念がわからないと思うので、本当にI love youの代わりに「抱いてよ」と命じてそうと思ってる……

最初は本当にただ快楽目的だけで命じてたけど、サイフォスは元が神官戦士だけあって、優しくて丁寧で思いやり深くしてくれるので(…)、だんだん心地よさとか安らぎとかを感じ出して、そっちがメインになってると思う。

ただアーギルシャイア自身は、それがどういう感情に起因するものか自覚できない(=愛がわからない)ので、あくまで「楽しみのために抱き合ってる」と思い込んでそうだし、命令するときも「楽しいからよ」と言いそう。サイフォスのほうが先に、そういう魔人の無自覚な本心に先に気づきそう

個人的に、ロイが魔人を愛していたとは思ってないんですが、魔人はサイフォス(ロイ)を自覚できないまま愛してしまったんだろうとは思ってる。

そんな自身の心=愛に気づいたのは、たぶん最後ロイの「あなたが愛してくださったのは~」シェスターの「あなたの気持ちも?」の問いかけ。 『心なくすもの』が、自分が心をとりあげた者たちから、心=愛を問われる構図っていうのがもう……本当にこの異名は絶妙だなって

ヴァシュタールも「飼っているのではないわ」あたりの台詞から、すでに魔人が心を人間に奪われてることに気づいてると思う。それを揶揄して(あるいは哀れんで)「深入りするとつらいだけだぞ」「その人間ともども死ぬるが良い」なんだろうなって。セラも「情けなどかけん」だし

アーギルシャイアは傍目から見ると、ちゃんと愛しているように見えているのに、本人だけが自分の『心』に気づいてないのが悲しいというか。 プライドと存在意義により認識できない。サイフォスを『最高のオモチャ』と呼ぶことはできても、愛してるとは言えないんですよ……素敵すぎる(笑)



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