【最終戦】 廃城・玉座2(ノエルパーティ)
- 2013-06-09
- イベント
【 廃城・玉座 】
ノエル:
…さすがです、主人公さん。
やっぱり、勝ち残ってしまったんですね。
あなたの活躍で、世界は救われました。
ですが、そのかわりに、
世界は新たなる脅威にさらされています。
それはあなたです。
闇をすべて消し去ってしまうほどの強烈な光の存在。
世界の均衡を保つため、
わたしは、あなたを…とめなければなりません。
それが、竜王様の意志…。
エステル:
闇を払拭した主人公が
今度は世界の均衡を崩す存在になる
…竜王はそう思っているの!?
それはありえないよ。
主人公は、そんなことをする人じゃないから!
ナーシェス:
主人公は今や地上最強の存在となりつつある。
もし、その主人公が心変わりをしたら
誰がとめられるというのだ?
そうなる前に排除せよとの竜王様の賢明なるご判断だ。
さぁ、ノエル、カフィン、レイヴン、
竜王様の加護を受けし者たちよ。
今こそ、その恩に報いるときだ。
レイヴン:
…俺はノエルに従うと決めている。
ノエルの前に立つ敵は排除する。…それだけだ。
カフィン:
こんなことになってしまって残念だけど、
全力でいかせてもらうわ!
ノエル:
主人公さん!
ノエルの最後の剣、受け止めてください!
〔 ノエルパーティと戦闘 〕
ノエル:
うう…、やっぱり
つよい…。
ナーシェス:
ノエル、わかっているんだろうな。
お前に敗北はゆるされてはいない。
お前が退いたそのときは…。
ノエル:
やめて、ナーシェス!
主人公さんに
そのことは言わないで!
ナーシェス:
フフ、よいではないか。
主人公にもきかせてやるとしよう。
そうすれば、人間の持つ哀れみの感情とやらで、
竜王様に従う気になるかもしれん。
世界の均衡を崩すほどに成長してしまった
自らの命を絶つ気にな。フフ…。
〔 ノエル、首を振るが、雷撃を受けて膝をつく 〕
主人公、
お前を慕っていたノエルが
ここに来た理由がわかるか?
お前が死なない限り、
カフィンとレイヴンが死人に戻ってしまうからだ!
カフィンも、レイヴンも、一度死んでいる。
竜王様のお力でソウルを体に留めているにすぎぬ。
竜王様のご意志に沿えないとき、それがどうなるか…。
フフフ…。
さぁ、どうする?
お前が死ななければ、この二人は死ぬぞ!
〔 ノエル、カフィン、レイヴン、立ち上がる 〕
〔 主人公、首を振る 〕
〔 レイヴン、ナーシェスに背後から斬りかかる 〕
ナーシェス:
ば、バカな!
貴様、正気か…!?
私に刃向かうのは
竜王様に剣を向けるのと 同じことだぞ!
〔 ナーシェス、消滅 〕
レイヴン:
…あんたの言いぐさは 聞くに耐えないんでな。
殺人機械だった俺を、
助け出してくれたことには感謝してる。
だが、ノエルを悲しませるのは許さん。
ノエル:
レイヴン!
レイヴン:
ノエル…。
今の俺はお前の重荷にすぎない。
それは…俺には許されないことなのだ。
お前のそばにいるようになって、
俺は人間に戻ることができた。
感謝している。…さらばだ。
カフィン:
ノエル…。
あたしたち…もう…いくわ…。
ノエル:
カフィン!
〔 竜王の咆吼 〕
竜王:
愚かなり、ナーシェス…
この竜王が与えし、
無限のソウルを持つ者を
使いこなせぬとは…
ノエル:
竜王…様、
わたしは…
もう戦えません。
竜王:
ならばノエルよ…
汝のもつ
無限のソウルは、
この竜王が役立てよう…
いまひとりの
無限のソウルを持つ者…
主人公よ…
聞くがよい…
汝の力は強大すぎる…
世界の均衡を崩しかねぬ…
ゆえに、我みずから
その強大な力を封じよう…
さぁ、くるがよい…
汝の前に開けし門が…
汝を、我が前へと
呼びよせん…
ノエル:
主人公さん、
わたしにはこんなことを言う
資格はないですけど…
がんばってください…。