MEMO

2012年12月の記事は以下のとおりです。

PHPへ移行しました

相変わらず落ち着かないサイトですみません。
PHPに移行することにしました。
まだあちこち不十分なところもありますが、試運転も兼ねてとりあえず公開。
内容はあんまり変わってないですが、過去のものを整理整頓しました。

ところで今回CSS3を使ってみたんですが、
動作・表示確認は自分の環境下(winXP firefox)でしか行ってないので、
他のブラウザで観たらどうなるのかちょっぴり不安。

あと、一応iphone対応にもなってるんですが、
私自身はiphoneを持ってないので
そっちの表示確認もとってないという……。

なんかおかしなところがあったら、こっそり教えてやってください。

エイジティー

  • 2012-12-20

※)
よう、○○、景気はどうだい?
今日も、あんたのために用意した
スペシャルティーを飲んでいってくれよ。

※)
よう、天下の○○。
有名人になっても、見た目はかわらないねぇ。
今日も、スペシャルティーを用意しているぜ。

※)
いらっしゃい、何にしましょうか?
えっ! 酒は飲めないのかい。
よし、それなら特別にお茶を用意しよう。

 

熟成すればするほど、香りがよくなる
エイジアの葉、20年もののお茶さ。
時代の香りがするぜ。そうそう時代っていえば…

歴史区分1・スタート時

エンシャント:
勇者ネメアがとうとう皇帝を見限ったみたいだね。

テラネ:
ヴァンの事件は不幸な話だったよ。
ガルドランのような冒険者ばかりじゃないと思うが、
冒険者って連中には失望したよ。

ドワーフ王国:
世間がどんなに大騒ぎをしようが、
我らドワーフは落ち着いたもんだよ。
やっぱり寿命が長いからかね。

アルノートゥン:
ここは神聖王国アルレシア最後の都市だよ。
強力な魔法文明で栄えたものの、
時の流れとともに衰退して今じゃこのざまだ。

ロストール大通り:
西にある偽りの森の先にオズワルドって名の
小さな町があるんだ。
地図にものらない隠れた名所だよ。

ロストールスラム:
死竜の洞窟には、その名の通りドラゴンの
死体があるそうだよ。

アミラル:
この間の地震は竜王様が原因みたいだね。
エンシャントではノトゥーン神殿の
ステンドグラスが割れてしまったそうだよ。

リベルダム表通り:
ディンガル建国の英雄って言われてた
アンギルダンが、今じゃお尋ね者になってね。
時々うちの酒場で飲んでるよ。

歴史区分4・アンギルダン山越え後

エンシャント:
アンギルダン将軍が山越えでロストール軍を破ったときは、
勝ったと思ったんだがな。
名将といえども油断することはあるんだねぇ。

テラネ:
エルズから来た巡礼客に聞いたんだが、
エルズの女王エアは、人の運命だろうが、
捜し物だろうが、何でもわかるそうだよ。

ロセン:
将軍に任命される前のカルラ様は
諜報部に所属していて、
鎖国時代のロセンに忍び込むこともあったんだと。

ドワーフ王国:
ディンガルの敗残兵が何人か逃げてきたが、
それを狩ろうとする不届き者がいてね。
そいつらもバカなことをしたもんだよ。

アルノートゥン:
風の巫女エアは知ってるかい?
彼女の他に、火、水、土の巫女がいるらしいぜ。
4人とも魔道王国最後の巫女の子孫らしいな。

ロストール大通り:
ノヴィン総司令率いる我がロストール軍が、
アンギルダンにやられちまった時は
どうしようかと思ったぜ。

ロストールスラム:
アンギルダンを破ったゼネテスは、
元は冒険者をやってたんだ。
ここにもしょっちゅう酒を飲みに来てたよ。

アミラル:
アンギルダンが分断の山脈を越えて、
ロストールに迫ってきた時は、
どうしようかと思ったよ。

リベルダム表通り:
最近、アンティノの家に怪しい人物が
出入りしているらしいぞ。
あの男、なにをたくらんでいるのやら…。

歴史区分5・リベルダム陥落後

エンシャント:
カルラの次の目標はロストールだね。
ロストール側はゼネテスがでてくるだろうが、
兵力差がありすぎるね。

テラネ:
ロセンの闘技場で大会が開かれるようになって
うれしいね。リベルダムよりは近いから、
気軽に出かけることができるからな。

ロセン:
闘技場が完成して大会が開かれるようになったな。
これで、ロセンが大陸一の都と呼ばれる日も近いね。

ドワーフ王国:
少女将軍が東の都リベルダムを破壊しちまった。
あの娘っこは、物を造ることの大変さが
わかっていない。嘆かわしいことだ。

アルノートゥン:
行方不明になっているリベルダムの武器商人アンティノは、
戦闘用モンスターの研究をしていたらしいな。

ロストール大通り:
リベルダムが破壊されたから、
フゴーもロセンに引っ越したらしいぞ。
珍しい物を売りつけるときはロセンに行きな。

ロストールスラム:
ロセン解放軍を率いていたクリュセイスも、
リベルダムを裏切った武器商人アンティノも
行方不明らしいな。

アミラル:
リベルダムの港が壊されたもんで、
船乗り達は大騒ぎさ。
ディンガル軍もひどいことをするよな。

歴史区分6・カルラ、ロストール攻略を宣言後

エンシャント:
最近、姿を見せないネメア様だが、
何でも親衛隊を連れて宝探しをしているそうだよ。

テラネ:
カルラ将軍の副官アイリーンは、
元はロストール出身の冒険者だってな。
冒険者時代にはこの酒場にも来たことがあるぜ。

ロセン:
ここだけの話だが、カルラ将軍がいよいよ動くぜ。
だが、今のロストールじゃどうしようもないだろうな。
兵力差がありすぎるぜ。

アルノートゥン:
最近ネメアの話題がないと思ったら、
あの男、親衛隊を連れて宝探しをしているらしいな。
今度はゼグナ鉱山にいくらしいぜ。

ドワーフ王国:
この間、ネメアを見たぞ。
ダークエルフとドワーフとボルダンを従えていたね。
南へ向かったみたいだよ。

ロストール大通り:
ロストール王国の一大事だっていうのに、
リューガ卿を中心とした有力貴族どもは
女王にたてついて兵をださないらしい。

ロストールスラム:
救国の英雄ゼネテスが、再びロストール軍の指揮をとるらしいぜ。
だが、レムオンを中心とした貴族連合軍が出兵を拒否しているらしい。

アミラル:
カルラ率いる青竜軍が、
いよいよロストールへ攻め込むようだぜ。
これでロストールのおしまいかな。

歴史区分7・ネメア次元の狭間に落ちた後

エンシャント:
ネメア様の死は、ゼネテスの流した
デマってのが真相らしいぜ。
まったく、汚い手を使いやがる!

テラネ:
最近、巡礼客の数がめっきり増えてね。
やはり世界の行く末に不安を感じる人が
多いんだろうな。

ロセン:
ネメア様が死んだなんて話は信じられないが、
俺のつかんだ情報だと、行方不明になったのは
事実らしい。理由はわからないがな。

ドワーフ王国:
ネメアが死んだという話は本当なのか?
あれほどの男が、そう簡単に死ぬとは思えないな。
何かの間違いだろう。

アルノートゥン:
ネメアが死んだのは事実みたいだぜ。
世界征服をたくらむような男だったが、
一度は世界を救ってくれたんだ。

ロストール大通り:
ネメアは、闇の神器とかいう破壊神を復活させる
アイテムを探していたということだ。
何に使うつもりだったのやら…。

ロストールスラム:
このタイミングでネメアが死ぬなんて、
竜王様のご加護に違いないな。もっとも、
カルラの脅威が消えたわけじゃないがな。

アミラル:
邪竜の断層では、いにしえに封印された
凶暴なドラゴンが、復活の好機をうかがっている
そうだよ。恐ろしい話だよな。

リベルダムスラム:
エルファスって予言者は知っているか?
あいつの予言ははずれたことがない。
不気味な話だと思わないか?



どうだい、おいしかっただろう?
まだ時間があるなら、他のお茶も
飲んでいかないかい?

(→ ごちそうさま)

それじゃ、また来てくれよな。
あんたのためにいつでもスペシャルティーを
用意して待っているからよ。

レベルティー

  • 2012-12-20

レベリスの葉を使ったお茶さ。
このお茶をおいしくいれるには、少し技術が必要なんだよ。
そういえば…

★駆け出し冒険者

ロストールスラム:
戦闘中のスピードは、敏捷さAGIと
装備品の重さによって変化するんだ。
そいつを忘れると痛い目にあうぜ。

アミラル:
弓を扱える仲間がいれば便利だろうな。
空の敵だろうが、後列に配置している敵だろうが、
気にせず戦えるからな。

★初級冒険者 (収集時レベル10)

エンシャント:
魔法を使うには精霊力レベルが重要なんだってな。
魔道アカデミーの学生が言っていたよ。

テラネ:
戦闘中の移動コマンドは重要だぞ。
武器が届かないときは前衛や飛び出し位置に
移動すればいいのさ。

ドワーフ王国:
重い武具を扱うには
それなりの筋力が必要になってくる。
武具も人を偉ぶってことさ。おぼえておけよ。

アルノートゥン:
敵から逃げてばかりだと、
精霊力レベルが上がらないぞ。

ロストール大通り:
武器の属性は無属性にしておいた方がいいぞ。
魔法では無属性にできな

ロストールスラム:
仲間はたくさんできたか?
まだ、3人以上いないなら問題だぞ。
世界中の町を隅々まで歩いてみな。

アミラル:
リルビー族はマヒや毒の影響を受けないんだ。
パーティに1人いれば、全員がマヒになって
全滅なんてことを回避できるぜ。

リベルダム:
ボルダン族は強い者と戦うことに
喜びを感じるそうだよ。
レーグもそうなのかな。

★中レベル時 (収集時レベル30~40後半?)

エンシャント1 (レベル31):
宿しているソウルによってレベルが上がった時に
上がるフィジカルパラメータの変化が違うんだ。
むやみにレベルを上げても強くなれないよ。

エンシャント2 (レベル46):
あんたくらいのレベルなら、
ドラゴンだって倒せるかもしれないな。
例えば死竜の洞窟に住むエルアザルとかな。

テラネ:
貴重なアイテムを無駄遣いするなよ。
道具屋で売ってない物は貴重品だと思って、
大切に、ここぞって時に使うんだ。

ロセン:
アンチハードルがあれば、罠の解除が少しだけ簡単になる。
だが、あまり頼りすぎると、MPがなくなってしまうぞ。

ドワーフ王国:
STRを鍛えれば、それだけ重い装備ができるようになる。
前衛で戦うのならしっかり鍛えとけよ。

アルノートゥン:
火、水、土、風の禁呪を習得するためには、
それぞれの属性を司る精霊神に会って、
封印を解いてもらわないといけないんだぜ。

ロストール大通り:
攻撃は最大の防御だ。
敵より1回でも多く攻撃ができるように、
AGIがあがるようなソウルにするんだ。

ロストールスラム:
ゼグナ鉱山では、たまに錬剛石が拾えるぜ。
拾って何ヶ月かたつと、また拾えることもあるから、
見つけたら迷わず拾っときな。

アミラル:
未開の森の先には、選ばれた者の集う場所があるって話だ。
あんたくらいの強さなら、
その場所へ行けるんじゃないのか。

リベルダム:
火、水、土、風の禁呪を習得するためには、
それぞれの属性を司る精霊神に会って、
封印を解いてもらわないといけないんだ。

★最高レベル時 (収集時レベル50)

エンシャント:
今のあんたなら、竜王だって倒せるんじゃないか。
まったく、大した強さだよ。

テラネ:
恵みの陽光みたいなアイテムは、
本当に必要な時に使うんだぞ。
無駄遣いは許されないんだ。

ロセン:
罠の解除で重要なのは、
解除する者のDEXと慣れだ。
アンチハードルは、おまけみたいなもんだ。

アルノートゥン:
いやあ、あんたは強い!
もう何も教えることはないよ。

ドワーフ王国:
あんたは強いな。
ほんとに、大したもんだよ。
ドワーフなら王になれたかもしれないな。

ロストール大通り:
あんたくらい強ければ、邪竜の断層や未開の森にも
行ったことがあるだろう。
まだなら、一度は行っておいた方がいいぞ。

ロストールスラム:
西の果てに半島があって、そこに古城が建っているそうだ。
なんでも、船でしか行けない場所らしいな。

リベルダムスラム:
エンシャントの仲には魔王バロルの廃城があって、
今でも闇の力が強いんだってよ。

ルーマティー

  • 2012-12-20

ルーマスの葉を使った、高級なお茶さ。
貴族たちが、噂話をしながら飲むのはこれだぜ。
そうそう、噂話と言えば…

★歴史区分1

エンシャント:
猫屋敷に住んでいる賢者様は、
勇者ネメアと一緒に魔王バロルを倒した
仲間の1人らしいぜ。

テラネ:
各地の街道にしゃべるゴブリンが
現れるらしいんだ。
自分たちのことをゴブゴブ団とか呼ぶらしいよ。

ドワーフ王国:
ウルカーンの長老シェムハザは、
コーンス族らしいぞ。

アルノートゥン:
その昔、ここにはある高名な神官がいてね、
命をかけて邪竜を封印したそうだよ。
今じゃ、そんな偉大な神官はいなくなったな。

ロストール大通り:
エリエナイ公の弟エストは考古学者として
闇の神器とかいう魔法のアイテムを
研究しているそうだな。

ロストールスラム:
エリス王妃は、リベルダムの武器商人ロティや
同じく武器商人のアンティノと組んで、
ペウダを操っているみたいだよ。

アミラル:
宿屋の別館を魔法で破壊した女の子…、
修理費を返すまで宿屋でただ働きさせられることになったけど、
まだ働いているのかな。

リベルダム:
城塞都市跡にフゴーが欲しがっている珍しい品があるらしいよ。
機会があったらさがしてみるといい。

★歴史区分4

エンシャント:
ザギヴ将軍はライラネート神殿のとなりにある
墓地をよく訪れるそうだよ。

テラネ:
この町に住んでいたコーンス族のナッジの
おじいさんの話なんだがな。
実は、魔道アカデミーの教授だったらしいよ。

ロセン:
火山地帯にやっかいな魔物が住み着いたらしいな。
退治をギルドに頼みに行くって、
そこでお茶を飲んでた神官が言ってたよ。

ドワーフ王国:
大陸の東に炎竜山があるのは知ってるか?
あそこに、鍛冶の名人が住んでいるらしいぞ。

アルノートゥン:
この地には破壊神ウルグに従った邪竜が
封印されているらしいよ。
それが本当だと、大変なことになるな。

ロストール大通り酒場:
自称未来の勇者ガルドランの奴、
どうもフェルムちゃんにほれたみたいでな。
しょっちゅうやって来るんだ。

ロストールスラム酒場:
ゼネテスは盾の扱いがどうしようもなく下手らしいぜ。
ま、盾と片手剣を持った姿は似合わないから
かまわないと思うがな。

アミラル:
ワッシャー海賊のキャプテン・カンダタンには、
ヒルダリアっていう名の一人娘がいたはずだが、
親の跡を継いでキャプテンをしてるのかな?

リベルダム:
フゴーは珍しい物だけじゃなくて有名人の
持ち物も欲しがるらしいよ。
あんたのも狙われてるんじゃないのかい?

★歴史区分5~6

エンシャント:
乙女の鏡に強そうなモンスターが住み着いたらしいよ。
もう、誰か、退治してくれたかな?

テラネ:
吟遊詩人のレルラ=ロントンを知ってるかい?
あいつには生き別れになった娘がいるらしいよ。
けっこう意外な話だろ?

ロセン:
闇の神器をすべて集めると破壊神ウルグが
復活するという伝説があるんだが、
この伝説には続きがあるらしいよ。

アルノートゥン:
古の樹海にはエルフの聖地があるらしよ。(※誤植?)
もちろん、普通の人間はそこまで
入り込めはしないらしいけどな。

ドワーフ王国:
名工デルガドは知っているだろ?
実は鎧を鍛えるのは苦手らしくてな。
自分の鎧も他人に鍛えてもらっているらしいな。

アミラル:
宿屋の別館を破壊したユーリスって娘は、
魔道アカデミーでも有名な問題児らしいね。
建物の破壊なんてのは序の口らしいよ。

ロストール大通り:
城塞都市跡に恐ろしい魔物が住み着いて、
うっかり奥に入り込んだ駆け出し冒険者が
何人か犠牲になってるそうだよ。

ロストールスラム:
エリス王妃の料理はうまいらしいぜ。
もっとも実際に食べたわけじゃないから、
どのくらいうまいのかは知らないけどな。

リベルダムスラム:
フゴーとフゴー夫人の愛の物語を
最後まで聞いた人間は、恐怖のあまりに
狂ってしまうらしいぜ。怖い話だよな。

【ラドラス】 浮上ルート

【ラドラス、転送の柱前】


?:
招かざる客が来たみたいだね。
彼女を追ってきたのかな?

セラ:
フン…出たか。

?:
アハハッ、そんなにいきりたたないでよ。
今日は特別な日なんだからさ。
だから、招かざる客だけど
特別に、歴史の目撃者にしてあげるよ。

今、いにしえの魔道文明の大いなる遺産、
空中都市ラドラスが
4人の巫女の力でよみがえり、
大空へと飛び立つのさ!!


〔 ラドラス浮上ムービー 〕


この空中都市ラドラスってね、
こう見えて実は
ものすごく大掛かりな兵器なんだよ。
それこそ、これひとつで大陸が沈んじゃうくらいのね。

…そうだ!! それ、やっちゃおう!
この都市の浮上を願いながら、
それでも死ななければならなかった
多くの悲しい魂たちのために!
今生きるすべての命も、彼らの所へ連れて行ってやろう。
さびしくないようにね。アハハハハ!

あ、もし、僕に…
ご意見ご要望があるなら
この都市の制御の間まで来てよ。
…って、言わなくても君はここまで来るか。
じゃ、今、そこと、この制御の間を直結するよ。
さ、こっちに来なよ、主人公。

【制御の間】

シャリ:
やあ、主人公。
こんな時にまで君と一緒なんて
もうこれは、運命的な何かを感じるね。
ところで、これ、すごいんだよ。
一度巫女達が起動させれば、僕でも動かせるようになってるんだ。

セラ:
…言え。巫女たちをどこに隠した?

シャリ:
今、彼女たちには、
この都市の底にある動力の間で動力になってもらってるよ。
行かせないよ。
言ったでしょ? 君は招かざる客だって。
僕はこれを使ってやるんだ。
それをジャマするのはほっておけないな。
全部終わったあとで
ちゃんと彼女たちも送ってあげるし
先に逝って待っててよ。

〔 シャリと戦闘 〕

シャリ:
フフ…、意外にやるね。
まさか、これだけ力を出したのに
負けるとは思わなかったな。
でも、たぶん君にとって状況はちっともよくなってないよ。

ほ~ら、こんな所で暴れるから、
どっか壊れちゃったんだよ。
あーあ、もう空中都市も終わりかあ。
巫女や、砂漠の民のみなさんも
巻き添えにして墜落だ。
それだけじゃないよ。街に墜落したら…

でも、ま、だいじょうぶかもね。
いざとなれば、墜落前に
竜王様がかけつけてくれるから。
墜落して地上に被害が出ないよう、
これを君たちごと吹き飛ばしにさ。
じゃね、主人公。

セラ:
聞いていたな?
動力の間に巫女がいる。
行くぞ。
この状況を打破できるのは
おそらく彼女たちだけだ。

【動力の間】


動力部、不要生命体、混入
自動排除反応…動作開始
排除終了条件…生命活動停止

動力部、大破…
排除反応、自動終了…
動力部全機能…停止…


エステル:
主人公。
主人公!
主人公!
主人公!!
さすがに今回はものすっごく怖かったよ~。
ボク、ここでラドラスに魔力吸い取られて…、
もうダメかと…あ!!
みんな! 大丈夫!?

エア:
そなたに心配されるほど
弱くはないわ、地の巫女よ。

イークレムン:
まだ少し、体に力が入りませんが…
大丈夫です。主人公さん、
ありがとうございます。

エステル:
空中都市が落下してる…。
このままじゃ、一族のみんなもボクたちも終わりだ。
それにもし空中都市が街に墜落すれば
それ以上の被害が出るだろう。
エア!
魔力を吸い取られて大変だろうけど
一番魔力が強いキミなら…。

エア:
フッ、気軽に言うてくれるわ。
よかろう。制御の間へ転送しようぞ。

【制御の間】

エステル:
みんな、協力してほしい。
みんなの魔力を集めれば
多人数の空間転移も可能なハズだ。
エア、イークレムン、フレアは
主人公と一族のみんなを転移させてここから脱出して。
地の巫女のボクは
空中都市を魔力で操って竜骨の砂漠に突っ込む。

〔 主人公、慌てる 〕

イークレムン:
よいのです、主人公様。

エステル:
よーし! じゃ、行くよ!
……………………。
これ、結構、
集中しなきゃいけないんだ。
悪いけど、出て行ってくれる?

イークレムン:
わかりました。
あなたのお言葉に従いましょう。
エステル、地の巫女よ。

〔 主人公、振り返ってから出て行く 〕

エステル:
…ひどいよ、最後に振り返るなんて。
ボク、キミの方を見ないように必死にガンバってたのに…。
ボク、キミの顔を見たら絶対泣いちゃうじゃないか…。
決心が揺らいじゃうじゃないか…。

〔 フレアがやってくる 〕

フレア:
…エステル…さん。

エステル:
…フレア。

フレア:
…このまま、空中都市の制御を最後までやっていたら
あなたはここでガレキに埋もれます。
…死にますよ。

エステル:
承知の上だよ。
一応、ボクだって巫女だもん。
わかってるよ。

フレア:
あなたは必要とされています。
砂漠の一族の人々や
そして…主人公に。
私なら、誰にも必要とされていません。
私が制御を代わります。
私は…死んでもかまいませんから。

エステル:
フフ、そんなことはないよ。それにね。
今、空中都市を制御し、破壊できるのは
地の巫女であるボクだけなんだ。

フレア:
…そう、ですか。

エステル:
さ、行って。
きっとエアもイークレムンも大変だ。
助けてあげて。

…さよなら…フレア。
ボク、昔は、誰かのために
こんな砂漠に埋もれるのなんて
まっぴらだって思ってた。
それで、ラドラスを飛び出して…。
自分の族長って役割を嫌ってて…。
でも、今、わかり始めてるんだ。
ボクはここで埋もれる。
だけど…
だけど、ボクは、ここでこそ
生きているって言える…。
好きな誰かを守ることができる…。
…さよなら…主人公。

【動力の間】

シャリ:
昔、これを空に飛ばそうと、
たくさんの人が犠牲となり
たくさんの命が空費されたのに…。
…今、これは飛べないまま壊される。
…ゴメンね。
あんなに強い願いだったのに
かなえてあげられなくて…。

【竜骨の砂漠】

イークレムン:
空中都市が…竜骨の砂漠に…
完全に…、沈んだ…。
主人公さん、エステルさんは…

エア:
言わずともよい
水の巫女よ。
言わずとも、
無限のソウルの持ち主ならば
最良の結果を導こう。
さて、精霊の巫女たちよ。
そなたらを、あるべき地へ
帰してやらねばなるまいな。

イークレムン:
では、私は
アキュリュースへ帰ります。
主人公さん、
アキュリュースに来たときには
私の所にも来てくださいね。

フレア:
私は、ウルカーンへ戻ります。
そこにはもう、私の役目は
何もないのかもしれませんが…。

エア:
さあ、そなたも行くがよい。
無限のソウルを持つ者よ。
最後に、礼を言うぞ、
そなたのおかげで、わらわも
未来に希望を見出せそうじゃ。

 

リベルダム陥落

【クロイス邸に向かう】

★発生条件
ロセンの鐘の英雄イベントを終えている。

?: キャー

〔 悲鳴を聞いて主人公部屋に飛び込む 〕

クリュセイス:
主人公!!

暗殺者:
ちっ!

〔 戦闘 〕
〔 逃げる暗殺者を追う 〕

クリュセイス:
あ、まって 深追いしては…

〔 暗殺者、アンティノの屋敷へ消える 〕
〔 主人公、クロイス邸内へ戻る 〕

クリュセイス:
主人公!
どうして追っていったのです!
待ち伏せにでもあったら、いったい…!
…なんとおっしゃったの!?
暗殺者を、おじさまの家の前で見失った、ですって?

おじさまはお父様の親友です。
お父様が亡くなる前にも後にも
わたくしたちを助けてくださいました。
そのおじさまが解放軍を裏切る…
いえ、わたくしを襲うようなマネをするはずがありません。
解放軍の士気に関わります。
軽はずみな言動はつつしんでいただきたいわ、おわかり?

〔 主人公、背を向ける 〕

クリュセイス:
わ、わたくしはあなたのことを
責めているつもりではなく、ただ…

〔 主人公、出て行く 〕

クリュセイス:
助けてもらったお礼も言わないで
あんな事を言うなんて…。
どうして…どうして素直になれないのかしら。

【後日、クロイス邸】


クリュセイス:
例の件ですが…
…アンティノおじさまの家の前で暗殺者が消えたとあなたが言った件。
今から、アンティノおじさまの所へ行って話し合いましょう。
そうすれば解決することだわ。

解放軍の有力者であるおじさまと
ロセンの鐘の英雄が対立していては
解放軍の人事上、不都合ですから。
決して、あなたの言うことを鵜呑みにしたわけじゃなくてよ。
そこのところ、理解してほしいわ。

い、一応、理解していただけたようね。
それじゃ、アンティノおじさまの屋敷へ向かいましょう?

【マモン邸】


クリュセイス:
アンティノおじさま、突然、お訪ねして、すみません。
ひとつお尋ねしたいことがあって…。

アンティノ:
なんでも答えよう。
お前は我が親友ロティの娘だからな。
どうしたのだ、クリュセイス?

クリュセイス:
…おじさま。
先日、わたくしは何者かに命を狙われました。
幸いにも主人公がかけつけてくれたので、無事でしたが…。

アンティノ:
そうか、主人公が助けたのか…。

クリュセイス:
その主人公が言うのです。
暗殺者のあとを追っていったがおじさまの屋敷の前で見失った、と。
これは、どういうことなのでしょう。
おじさま、何とかおっしゃってください。
このままでは…

アンティノ:
…うっとうしかったのだ。

クリュセイス:
え? 今、なんて…

アンティノ:
うっとうしかったと言っているのだよ、クリュセイス。
ロティの奴が…、そして、お前もな!
まだ、気づかんのか。
ロティを殺したのはこの俺だと言っているんだよ!

クリュセイス:
そ、そんなことはありえません。
だって、おじさまは…。ど、どういうこと…。

アンティノ:
ああ、お前の親父の親友だったさ。
そのおかげで、さんざん苦い思いをさせてもらった。
外面がよく、人気取りがうまい。
同じ事をやっていても奴は讃えられ
俺はあいつの分まで非難された。
いいかげん、あいつのそばにいるのはがまんできなくなってな。
…だから、殺してやったのだ。

俺はようやくあいつに勝ったと思った。
あいつの呪縛から逃れたと思った。
ところが今度はお前だ。クリュセイス!
お前はロティの奴と外面のよさから何までそっくりだ。
おまけに最近は小賢しくなってきて…
ついには、俺をここまで追いつめた!
…これ以上は放っておけんのでな、
お前にも消えてもらおうと思っている。


〔 主人公、クリュセイスをかばう 〕

アンティノ:
クックック。お前も相変わらず度し難いバカだな、主人公。
お前はその女が何をしたか知らんのだ。

お前が失敗したギルドの仕事。
あれはなぁ、クリュセイスがお前をハメるために仕組んだのだよ。
そうやって、お前の身柄を拘束し、
闘技場や、解放軍の任務でお前を抹殺しようとしたのだ。

どうだ、主人公。
事実を知ってもなお、命を懸けて守るほどの女か、そいつは?

★今は彼女を守るを選択

アンティノ:
ふん。お人好しめ。
ならば、一緒に死ぬがいい!

クックック、ディンガル軍がリベルダム市街に侵入したようだな。
クックック、ディンガル軍にリベルダムの城門を開いたのだよ
この私がな!
見返りに、市民の財産には一切手を付けないこと、
そして、俺がここの総督になることになっている。

〔 ディンガル歩兵登場 〕

アンティノ:
どうやら、俺の勝ちだな。
さぁ。こいつらを引っとらえてくれ!

ディンガル歩兵:
アンティノ・マモン!貴様を逮捕する!

アンティノ:
ば、バカな! カルラは俺の身柄を保証すると…。

ディンガル歩兵:
聞いておらんな。ただ、逮捕しろと命令されただけだ。

ディンガル歩兵:
む、こっちにいるのはクリュセイス・クロイス!
こいつも逮捕しろ!

〔 主人公剣を抜く。ディンガル歩兵撃退 〕

アンティノ:
くっ、カルラめ! だましおったな!

〔 アンティノ逃走。入れ違いにPMが顔を出す)

エステル:
あ、主人公。ここにいたんだ!
大変だよ、主人公!
ディンガル軍が門を突破して押し寄せてきたんだ。
とにかく、今は早く逃げないと!

クリュセイス:
わ、わたくし…。

〔 ともに逃げることを決意 〕

【リベルダム市街】

ディンガル士官:
この辺りはリベルダムの有力者の家だ。
全員逮捕しろ! ひとりも逃すな。
抵抗するようなら殺せ!

〔 主人公とクリュセイス見つかる 〕

ディンガル士官:
クリュセイス・クロイス!
反乱者の首魁だ! 捕らえろ!

〔 戦闘 〕

【アンティノの研究所】

アンティノ:
ああ…、俺の商品が…
俺の財産が…、あああ…。

アーギルシャイア:
くすくす。無様ね。
アンティノ・マモン…。

アンティノ:
こ、ここは私の秘密の研究所だぞ!
誰だ! そこにいるのは!

アーギルシャイア:
くすくす…あなたのご主人様よ。

アンティノ:
き、貴様…!
デスギガースを持って
行方をくらましおったシェ…

〔 アーギルシャイア、アンティのの台詞を遮る〕

アーギルシャイア:
それはこの身体の前の主の名前。
アンティノ・マモン?

あの娘に、無理やりデスギガースを作らせてくれてありがとう。
あの娘は、本当に苦しんでいたわ。
あの娘はあの殺戮用の怪物を作ることを苦しんで、悩んで…
くすっ、おかげで私との相性がグッとよくなったの。
…負の感情は闇の者の糧だから。
今の私がいるのもあなたのおかげ。
感謝しているのよ、アンティノ。

私はあの娘と違ってそういうことに理解があるの。
ねえ、私の下僕になって
デスギガースをはるかに上回る究極生物を作ってみないかしら?

アンティノ:
お、お前はいったい…。

アーギルシャイア:
破壊神ウルグの円卓騎士
『心をなくすもの』アーギルシャイア。
そして、あなたは私の下僕。

【リベルダムを見下ろす丘の上】

クリュセイス:
…ごめんなさい。
謝っても許してもらえるとは思っていません。
でも、一度、はっきりと言っておきたかった。
おじさまの言ったことは本当です。
わたくしにはあなたに命をかけてまで
守ってもらえる資格はありません。

ずっと、謝ろうと思っていました。
でも、どうしても言い出せなかった。
一度言い出してしまうと…
一度言い出してしまうと、
もう、おさえがきかなくなりそうだったから…。

〔 主人公、首を振る 〕

クリュセイス:
…泣いても、いいですか?
今まで、つらいことが…
…う…えぐ…うう…

【歴史事件:青竜将軍カルラがリベルダムを占領する】

東方国家群を数週間で攻め滅ぼし、勢いにのるカルラは、
いよいよ自由都市国家リベルダム攻略に動き始める。
カルラは、リベルダムの有力商人アンティノを抱き込み、
リベルダムを列強諸国から守ってきた城門を内から開けさせる。
難なく都市に侵攻した青竜軍は、世界の商業と文化の中心地リベルダムを焼き払い、
見せしめとして徹底的に破壊してしまう。
また、リベルダムに潜んでいたロセン解放軍も、
主要メンバーが逮捕されるなど壊滅状態に陥る。

ロセンの鐘を鳴らせ

【クロイス邸】

クリュセイス:
主人公…

アンティノ:
主人公か、ちょうどいい。
今、ロセンの潜入作戦について説明している。お前も聞いておけ。

さて、先日の戦いでロセン王国は
カルラ率いる東方攻略軍に敗れた。
噂によると、
次はこのリベルダムを攻略するための準備を行っているらしい。
そこでだ。我々はカルラ軍のリベルダム攻略の詳細をつかむべく
その作戦草案を奪う。

カルラ軍の作戦がつかめれば、
そのスキをついて、カルラを討つことも可能だ。
仮に敵に草案の奪取を覚えられても、
その時は敵も作戦に修正を加えねばならんだろう。
その間、我々は次の手はずを整える時間が稼げるというわけだ。
良策だろう、クリュセイス?

クリュセイス:
…わかりました。その作戦でいきましょう。
で、具体的な段取りは?

アンティノ:
部隊をふたつにわける。
まず1部隊が単独でロセンに潜入
城門を開き、本隊を引き入れる。
先に潜入した部隊は陽動部隊となり、ディンガル兵をひきつける。
その間に本隊が草案を奪うのだ。

そこでだ、主人公。
お前の任務だが…
お前には、先に単独でロセンに潜入してもらう。

クリュセイス:
なんですって?

アンティノ:
むろん、大きな危険をともなうが、
この役目を任せることができるのは
知恵も勇気も優れた者に限られる。
主人公。お前なら果たせると思うが…。

クリュセイス:
………………。

アンティノ:
くっくっく、そうか!
やってくれるか、主人公。

クリュセイス:
我々の今後を左右する重大な任務です。
…健闘を祈ります。

アンティノ:
よし、聞いてのとおりだ。
この作戦が成功すればロセン復興の日も近いぞ!
すぐ準備にとりかかるのだ!!


〔 主人公出て行く。アンティノ、クリュセイスを見る 〕

アンティノ:
どうした? 浮かない顔だな。
ロティの…お前の父の敵を討つため
わざわざ、奴にあの任務を与えたのだ。
この任務なら、必ず死ぬ。
そして、我らの目的の達成も近づく。
奴はロセン解放の英雄として死ぬのだ。
もったいないくらいではないか。

クリュセイス:
…確かに、そうですわね。
父の仇を討つことができるのは、うれしいですわ。
しかし、これはリベルダムの未来がかかった大事。
私情で戦士を死地へ追いやる真似は、今後、認めません。
よろしくて、アンティノ・マモン。
あなたが、父の親友でも、市民でも特別扱いはしません。

アンティノ:
なるほど、立派な心がけだ。公正な指揮官、というわけだ。
肝に銘じよう、クリュセイス。
まあ、ロティならこう言うだろうがね。
クリュセイス、なぜ怒るのだね?
お前のためを思ってしたことだよ、と。

クリュセイス:
…父の死後、少しずつ、
お父様のことがわたくしにもわかってきました。
お父様が亡くなる前のおとなしくて純情なわたくしなら、
気づきもしないようなことも、たくさん…。


〔 クリュセイスも出て行く 〕

アンティノ:
…そして、ロティがそんな奴だったと認められるようになったのも、
あ奴のおかげだというのに気づいているかな?
…気づいているな。
意識的にではないにせよ、な。
小娘というものはずるいものだからな。

主人公は、あの娘の支え…。
だから、両方に消えてもらわなくちゃいかん。
だんだん賢くなっていくあの娘に
私がロティの偽善にがまんできずに、毒殺したのを知られる前に。

【ロセン広場】

主人公:
(…静かすぎる、
まさか…まちぶせ…?)

〔 カルラ・ディンガル兵士登場 〕

カルラ:
いらっしゃーい。待ってたよん、
罠にかかったドブネズミちゃん。
死ぬ7分前の気分ってどんな感じ?

ひっさしぶりー!
主人公、元気そうじゃん?
会いたかったよー! でもさ……
あたしたちの関係もこ・こ・ま・で?
別れは、いつも悲しいものね。
てなわけで、死んじゃってちょうだい?

そうそう、外であんたの合図を待っている連中のことなら
心配しないでいいから。
あんたたちを処分したあと、おびき寄せて、だまし討ち。
ちゃ~んと地獄に送ってあげるよ。
逃げてもムダムダ 町中、包囲してっから。

〔 主人公、逃げ出す 〕

ディンガル仕官:
ハハハ! バカめ。すべての門は
我々が押さえたと言っているだろうが!
いったいどこへ逃げるつもりだ!!

〔 カルラ、仕官を殴り飛ばす 〕

カルラ:
わっかんないかなー
主人公は鐘楼に向かったのよ。
門に近くにあったでしょ。デカイのが。
あの鐘を鳴らして外にいるお仲間に異変を伝えるつもりなのよ。
フフ、こういう絶体絶命の状況で最善の策を思いつく機転、
あきらめの悪さ…結構スキだよ。

ヤツらに鐘を鳴らさせるな!
最高の敵には最高のもてなしを!
捕まえたら、遠慮なく斬り捨てよ!

【鐘楼内】

〔 主人公鐘を鳴らす。カルラが追いついて鎌を構える 〕

【門外】

解放軍同志:
街の中が急に騒がしくなってきたぞ。
どうやら、うまくいったようだ。

元商人の解放軍同志:
この機会を逃してはいけません。
すぐ突入しましょう! クリュセイス様!

〔 鐘が鳴る 〕

若い解放軍同志:
なんだ、あの鐘の音は?
たしか、突入の合図は…

クリュセイス:
…作戦は失敗です! 撤退します!!
あれは、主人公が作戦の失敗を伝えているのです!
退きます!!

解放軍同志:
クリュセイス様、なぜ、そのように?
同志主人公は緊急事態で合図を変更したのやも…。

クリュセイス:
緊急事態ということは
敵にこちらの動きが知られてしまった可能性が大きいわ。
今、突入しても、被害を出すだけです。
急いで引き返しましょう。
おそらく、命がけで知らせてくれたのですから。

元商人の解放軍同志:
ならば、なおのこと見殺しにはできません!
突入して同志主人公を
救い出しましょう! クリュセイス様!

クリュセイス:
…突入しても死ぬだけよ。
命令です。…退きます。

解放軍同志:
…はっ、わかりました。

クリュセイス:
…生きて…帰って。主人公。

【鐘楼内】

カルラ:
くすっ。連中は逃げ切れるみたいだよ。
機転きくじゃん?
ま、それも、あたしが追っ手を差し向けなければ、だけどね?
しっかし、よくここまで登ってきたよね。
その情熱であたしにアタックしてくれればよかったのに。

〔 アイリーン登場 〕

アイリーン:
…主人公。
…元気そうね、主人公。
こんな所で会うとは
思わなかったけど…

カルラ:
な~んだ、知り合いだったんだー。
あたしが紹介しようと思ってたのになー。

アイリーン、いつもマジメだけど。
今日はいつも以上にマジメーな目つきじゃん。
こりゃ、ますます絶体絶命度が上がっちゃいましたなぁ、 くせ者ちゃん?

そろそろ、マジ話いこうじゃない?
あたしの部下になんない?
そしたら、命は助けてあげる。
あんたみたいな、かわいくて度胸のあるコ
殺しちゃうなんてもったいないもんね。

外の連中も見逃してあげるわ。
あんな奴ら、あんたに比べたら ま、カスだかんね。
答えが、いいえなら あんたも外の連中も殺すだけ。
さて、返事はどう? くせ者ちゃん。

★断る!を選ぶ

カルラ:
やれやれ、潔いのか、あきらめがよすぎるのか。
義に篤いのか、カッコつけなのか。
ま、あたしに言わせればバカ、ってことよね。
生き延びられたのに死を選ぶなんて。

〔 外からロープが投げ渡される。城壁上にノエルとレイヴンの姿 〕
〔 主人公ロープを伝って鐘楼を脱出する 〕

カルラ:
うわー、主人公もやるけど小さな勇者様もやるよねー。
とっさにあっこまで考えて助けたんだ。

…だっけっどっ、あたしに挑むにはまだまだ実力が足りないわ。
ね、アイリーン?
あー、わかってると思うけどぉ
これって、あんたのことね。アイリーン?

あたしがロープ切ろうとしたらさ、
あんた、後ろからあたしに襲いかかろうとしたでしょ。
自分が勝てるとは思ってはいなかった。
ただ、時間くらいなら稼げると思ってた…くすっ、そうでしょ?

甘い、甘い、甘い、甘い!
あたしの性格、理解してないっしょ?
あたしは、まず、ロープを切って
その後、呆然とするか逆上したあんたをゆうゆうと斬って捨てるわ。
力があれば何をやってもいい。
裏返せば、力が足りないなら黙ってろってこと。わかったぁ?

今回、あたしはあんたとあのコたちを両方、殺すこともできた。
だけど、そうしなかった。
だって、もったいないんだもん。アイリーンもあのコも、さ。
そんなあたしの気持ち、理解してよ。
強くなってさ、あたしの寝首くらいはかけるようになってほしなーってさ。

あと、捨て身の攻撃っていうの?
あれ、あんた、もう禁止ね。
自棄になれば判断力が狂うわ。
それに、捨て身の攻撃って、掛け値なしに一生で1回だけのものよ。

アイリーン:
………………。

カルラ:
命より大切なものなんてないの。
守りたいものがあるなら
なおさら、ね。

【リベルダム入り口】

ノエル:
主人公さんがご無事でよかったです。
偶然主人公さんたちの動きを知って、
レイヴンに無理を聞いてもらったんです。

レイヴン:
フフ、ノエルの無理なお願いにはもう、ならされてるさ。
ただ、気をつけたほうがいいぜ。
俺たちにも聞こえてくるぐらいだ。解放軍の情報はどこかで漏れてる。
内部に裏切り者がいる可能性が高い。

行こうぜ、ノエル。
カフィンは待たせるとホント、うるさいからな。

ノエル:
すみません、主人公さん。
みんながまってるんで、わたし、行きますね。
やっぱり、主人公さんはすごいです。
解放軍の方たちも無事に戻られたようですよ。

【クロイス邸】

解放軍同志:
おお、主人公だ。主人公が帰ってきたぞ!
すごいな。町の中はカルラ軍がぎっしり詰めていたというのに、
よく無事に帰ってこれたものだ。

元商人の解放軍同志:
あんたが鳴らしてくれた鐘の音がなかったら、
俺たちは今頃、カルラ軍の餌食になって全滅していたところだ。
ありがとう!

クリュセイス:
ご苦労様でした、主人公。
あなたの機転のおかげで、
被害を最小限に食い止めることができました。
本当に、ありがとう。
みんながあなたの帰りを待っていました。
あなたは、私たち解放軍の英雄です。
ロセンの鐘の英雄、主人公。
これからも、よろしく頼みますよ。

解放軍同志:
俺たちにはロセンの鐘の英雄がついている。
カルラ軍に目にものを見せてやるぞ!

元商人の解放軍同志:
今度こそは、ロセンからディンガルのやつらを追い出してやろうぜ!

解放軍同志:
ああ!
俺たちの力をやつらに思い知らせてやろうぜ!

クリュセイス:
では、各人、持ち場に戻ってください。
事態は、いよいよ厳しくなっています。
決して、油断のないように。


〔 同志たちが出て行く 〕


クリュセイス:
本当に…、よく…無事で、戻ってきてくれました…。
ロセンに潜入する作戦が失敗したのは残念だけど、
これで、解放軍内でのあなたの立場は確立したわ。
あなたの活躍のおかげで
解放軍の結束はより堅固なものになるはずです。

あなたはロセンの鐘の英雄なのだから、
これからも解放軍の支柱となって働いてもらいます。
ロセンの復興のために。


〔 いったん会話終了。再度話しかける 〕

クリュセイス:
ご苦労様。解放軍の居心地はどう?
みんな、あなたのような存在が現れるのを待っていたんだと思うわ。
わたくしはあなたのように前線で働くことはできないもの。
そんなことをしても、迷惑になるわ。

みんな、どこかに不安を抱えているわ。
だから、あなたが裏切ったと思ったとき
あのような大騒ぎになったのね。
でも、それは、みんながあなたを頼りたかったからだと思う。
みんなが…。

玄武将軍失踪す

【 エンシャント政庁 】

〔 主人公、ザギヴからの手紙をもらって政庁を訪れる 〕
〔 執務室にベルゼーヴァの姿 〕

ベルゼーヴァ:
…東方領土すべてを、ひとりの人間が
排他的に支配しているという事態は、
帝国にとって歓迎すべきものではない。

ザギヴ:
はっ、承知しております。

ベルゼーヴァ:
…特に、カルラのように、
軍を私物化する女の手に預けておくのはな。

ザギヴ:
ご期待には必ずや沿えると存じます。

〔 ベルゼーヴァ、ザギヴの肩に手を置く 〕

ザギヴ:
あ…

ベルゼーヴァ:
玄武将軍。君だけが頼りだ。

ザギヴ:
は…はい…。

〔 主人公入室、入れ違いにベルゼーヴァ退場 〕

ザギヴ:
あ、あなた、いつからそこにいたの!?

〔 主人公首を振る 〕

ザギヴ:
なら、いいわ。
こっちに来て。
今日は、どうしてもあなたにお礼が言いたかったの。
あなたがギルドで受けていたモンスター退治の
依頼の中には、闇の怪物も含まれていたのよ。
私もずっと追っていたの。
一匹でも多くこの世から消すためにね。
あなたのおかげでずいぶんと気分が楽になったわ。
ありがとう、殺してくれて。
これは私からの気持ちよ、受け取っておいて。

もうひとつ、あなたを見込んで
依頼したいことがあるんだけど
引き受けていただけないかしら?
本日、本職は帝国東方領土の巡察に出発します。
貴殿にその警護を依頼します。
引き受けていただける、かしら?

〔 主人公、うなずく 〕

ザギヴ:
ありがとう。
それでは、状況を説明するわ。
カルラはロセンに利権を集中させ、
巨利を得、自軍を強化している。
…帝国にいつ牙を剥くかわからない。
だから、ロセンの領内視察を名目に
その辺を内密に調査するつもりなの。
カルラの野望をくじくためにね。

その私の警護をカルラが担当するの。
カルラだってこっちの意図は覚ってる…
絶対に、何かしかけてくるわ。
と言って、こちらから大々的な
警護無頼をしつらえるわけにもいかないの。

例えば、警護に不満があるのか、と疑われでもすれば、
それを視察拒否の口実とされるかもしれない。
相手はあのカルラ。
少しでもぬかりがあれば、たちまち足元をすくわれるわ。
そこで、あなたに私の警護をお願いしたいの。
ごく私的な警護を、ね。

フフ、うれしいわ。
こっちの用意はできています。
すぐ出発しましょう。

【 街道 】

〔 襲撃を受ける 〕

解放軍同志:
我らは反ディンガルの闘士!
ロセン王国復興を志す者だ!

若い解放軍同志:
ディンガルの侵略者!
その巨魁ザギヴ・ディンガル!

元商人の解放軍同志:
今日がその命運のつきる時だ!
死をもって侵略と非道の罪をあがなえ!

ザギヴ:
さ、主人公。
行くわ!

〔 戦闘 〕

ザギヴ:
ずいぶん楽にかたがついたわね。
カルラがこんなにマヌケだとは
思えないのだけど…。

解放軍同志:
我らを…侮辱するな…。
我らはカルラの手先などでは…
ない…。

ザギヴ:
そうね。正確には、
カルラに利用されていただけね。

解放軍同志:
くっ…、ま、まだ…言う…か…。

〔 解放軍同志、マゴス型モンスター召還 〕

解放軍同志:
ククク…
リベルダムのアンティノ商会で
新開発された戦闘モンスターだ。
こいつは打撃も魔法も吸収する…
お前でも、か、勝てん…ぞ…。

ザギヴ:
い、いや…
…い…や…
…マゴ…ス…!
いや、いや、イヤアアアアア!

〔 ザギヴの魔力が暴発 〕

エステル:
ザギヴ、完全にショック状態だよ。
どうしよう、主人公…。

うん、エンシャントの宿屋に戻ろう。
今、カルラの懐に入り込むなんて
死にに行くのも同じだもん。

【 エンシャント宿屋 】

ザギヴ:
ありがとう。
多分、もう、大丈…夫…だから…
ごめんなさい。
あんなことになって…しまって…

〔 主人公、首を振る 〕

ザギヴ:
あのときの…記憶が…
甦って…

〔 主人公、尋ねる 〕

ザギヴ:
妖術宰相ゾフォルは予言したわ…。
ザギヴがディンガルを支配する、って…
それで、私の家族は魔王バロルに
捕らえられて…ウルグの円卓の騎士、
棲みつくものマゴスの餌食に…
マゴスは昼のあの怪物兵器によく似た
外見をしていたの…。そして…
やはり魔法も…打撃も…効かなかった。
私の…目の前で…家族が…私の家族が…
な、なぶり…殺されて…いった。
私が…ザギヴという名前…だった…ばっかりに…

あのとき…、
ネメア様が助けに来て…くださって…、
私だけ…助かった…私…だけ…
私…だけ…。私のせいなのに…
私…だけ…むざむざと…生き残ってしまった!
私、生まれなければ…よかった…!

〔 主人公、なぐさめる 〕

ザギヴ:
近づかないで!
マゴスは、そのとき、私の中に潜んだの。
それ以来、マゴスは私の中に…!
私は汚れているの!

〔 主人公、否定する 〕

ザギヴ:
私なんて…ザギヴなんて、いてはいけないの!
いてはいけなかったのよ!
生けとし生けるものすべてが
呪わしい! 恨めしい!
だって私は、生きていてはいけない存在なのだもの!

〔 ゾフォル登場 〕

ゾフォル:
そうじゃ、生きていてはいけない…
お前はそう世界に否定されたのじゃ。

〔 主人公、剣を抜く 〕

ゾフォル:
システィーナの伝道師のひとり、
妖術宰相ゾフォル。
闇の誕生にあわせ、参上した。
自分と少しでも異質なものには、
恐怖と拒絶を抱かずにおられぬ。
それが人の性じゃ。
さぞお前は疎外感にさいなまれたはずじゃの。
…かわいそうに。

ザギヴ:
…い、痛い。

ゾフォル:
かわいそうにな。
お前は何も悪いことはしておらぬ。
お前が存在すること自体が悪じゃと、
この世界に否定されただけじゃ。

ザギヴ:
痛い、痛いよ…

ゾフォル:
さぁ。お前の痛みを解放するがいい。
世界がお前に産みつけた痛みを、
この世界にわからせてやるのじゃ。

ザギヴ:
ふ、うう…、ア…、アアア!

ゾフォル:
このままではお前は無だ。
お前の胸の中の怪物を孵してやれ。
そして力を手に入れろ。
皇帝になれ。
さすれば誰もお前を否定できぬ!

ザギヴ:
ウウッ、ウグッ、ウガアアアッ!

ゾフォル:
円卓騎士マゴスが孵化する。
お主ひとりでは奴には勝てぬぞ。
逃げぬのか?

ザギヴ:
はあっ! 苦しい、よ…
あぁ…はああああっ!

ゾフォル:
な、なんじゃ?

〔 主人公、子守唄を歌う 〕

ザギヴ:
この…歌…

ゾフォル:
絶望を、押し返しおったか…

ザギヴ:
…主人公。
私は皇帝にならない。
皇帝になっても否定されないのは、
皇帝という地位だけ。…私じゃない。

ゾフォル:
フォフォ…。
いくら強がっても運命には勝てぬよ。
どれ、お前の未来を語ってやろうか。
お前は主人公と猫屋敷へ行く。
あそこの結界に守られていれば
マゴスの復活を遅らせられるからな。
だが、それは一時しのぎに過ぎぬ。
やがて、体内で力をつけたマゴスにより
お前は地獄の苦しみを受け…

〔 ザギヴ、攻撃 〕

【猫屋敷】

オルファウス:
ザギヴさんですが、
とりあえず眠ってもらいました。
ゾフォルもやりますね。
彼女が心を閉ざしてしまうように、
うまいこと持っていっている…

〔 主人公、たずねる 〕

オルファウス:
ザギヴさんが自ら心を開き、
運命に立ち向かう気にならないかぎり
手の施しようはありませんね。
主人公、
彼女を旅に連れていってはくれませんか?

無理という言葉は可能性を
檻に閉じ込めてしまいますよ。
まあ、聞いてください。
マゴスが糧としている
ザギヴさんの魔力を弱め、復活を遅らせています。
彼女自身の負担もあります。
とても本来の実力は出せないでしょう。
頼みますよ、主人公。

それでは主人公、
ザギヴさんのこと、頼みますよ。
主人公、
ザギヴさんを呼び出したいときは
他の人と同じく転送機ですからね。

【歴史事件:玄武将軍失踪す】

ディンガル帝国内務統括、玄武将軍ザギヴが
青竜将軍カルラの領内を視察中に失踪した。
青竜軍の発表によれば、ザギヴは青竜軍の領内に
入る前にロセン解放軍に襲撃されたとのこと。
現場は強大な爆発により草一本のこっておらず、
ザギヴの生存は絶望的となり捜索は打ち切られた。
玄武将軍職は空席となり、内務統括は宰相である
ベルゼーヴァが兼任、玄武軍の指揮は副官である
ガラーナ・イガヴィルが執ることになった。

4人の巫女

  • 2012-12-20

【エステル】

★序盤

異名:冒険者の少女
種族:人間
誕生日:12月31日

リベルダムを中心に冒険している活発な少女。
少年のような格好と話し方のために、
男だと勘違いされる事も多い。
好奇心旺盛で故郷を抜け出しては冒険をしている。

★中盤

異名:地の巫女
種族:人間
誕生日:12月31日

砂漠の一族の長にして地の巫女。
魔道王国ラドラスの最後の巫女たちのひとり、
地の巫女ズゥの地を引いている。
砂漠の一族が住むラドラスは魔道の力で、
生きるのに快適な環境を維持し、食料や水などを提供することで、
砂漠でも人が生活できるようにしている。

★終盤

異名:地の巫女
種族:人間
誕生日:12月31日

地の巫女。シャリは魔道王国ラドラスの4人の巫女の子孫である
イークレムン、エステル、フレア、エアを誘拐し、
ラドラスの空中都市を浮上させたが、主人公に阻止された。
エステルは空中都市を不時着させるため、
ひとり墜落する空中都市に残った。
その後のエステルの生死は不明である。

 

【イークレムン】

★序盤

異名:ミズチと話す娘
種族:人間
誕生日:7月21日

水の精霊神に仕える巫女。
水の妖精ミズチと会話することができる不思議な少女。
心優しく、傷ついたものを見過ごすことができない。

★終盤

異名:水の巫女
種族:人間
誕生日:7月21日

水の巫女。初代水の巫女ネイの子孫。
アキュリュース陥落時に水の巫女として覚醒。
実はアンギルダンと先代の水の巫女ルフェイとの間に生まれた子供である。
心優しく、傷ついたものを見過ごすことができない性格のため、彼女を慕う人は多い。
そんな彼女の性格は、敵兵にも尊敬された。
父アンギルダンの誇りなのかもしれない。

 

【エア】

★序盤

異名:風の巫女
種族:人間
誕生日:6月10日

風の巫女。同時にエルズの支配者。
魔道王国ラドラス最後の巫女たちのひとり、風の巫女エアの末裔。
天地千年を見通す水晶玉を持っており、
過去と未来千年のできごとであれば知ることができる。
エルズの街の奥にある翔王のすみか竜の座で
風の精霊神に仕えている。

 

【フレア】

★中盤

異名:火の巫女
種族:人造人間
誕生日:8月7日
古代の魔道王国ラドラス4人の巫女のひとり、
火の巫女ウルの地を引くもの。彼女の正体は人造人間である。
本物のフレアは、ウルカーンの長老シェムハザの愛を拒否して彼に殺された。
彼は自らの罪を怖れ、それを隠すため、闇の神器束縛の腕輪を使い、
彼女の死体から彼女のレプリカを作りが得たのだった。
人造人間であるフレアは年をとることなく生き続ける。

★終盤

異名:火の巫女
種族:人造人間
誕生日:8月7日

古代魔道王国ラドラスで4人の巫女のひとりであった
火の巫女ウルの血を引く者。
正体はウルカーン長老シェムハザによって作られた人造人間である。
精霊神の座所を守る役割を失った後、
主人公と新しい役割を探す旅に出る。

円卓の騎士・神

  • 2012-12-20

【アスティア】

異名:告げるもの
種族:魔人
誕生日:9月25日

破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり。魔物使い。
破壊神ウルグの復活の時を知り
開け放つものを復活させる使命を持つ。
オズワルドの町で開け放つものの糧となるべき人間を飼っていた。
永遠に続く闇と光の争いに疲れており、
16年前に捨て子を拾ってからは自分の使命に疑問を持ち
開け放つものの目覚めを拒んだため
開け放つ者によって処刑される。

 

【ヴァシュタール】

異名:開け放つもの
種族:魔人
誕生日:4月29日

破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり。
バルザーと並ぶ実力者で、アーギルシャイア、アスティア、マゴス、ネモらを率いる。
虚無と闇のはざまと、現世を結ぶ闇の門を開くことができる。
虚無に落ちた破壊神ウルグの魂は、この門を通って現世に戻る。

 

【アーギルシャイア】

★序盤

異名:心をなくすもの
種族:魔人
誕生日:9月11日

破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり。
闇の神器忘却の仮面の守護者で、気まぐれで残忍な性格。
ミイスの村を襲って神器の神殿に封印されていた忘却の仮面を取り戻す。
忘却の仮面をかぶったものは強大な力とひきかえに記憶を失い、
アーギルシャイアの操り人形として利用されてしまう。
究極モンスターを創り出すために禁断の聖杯を探している。

★終盤

異名:心をなくすもの
種族:魔人
誕生日:9月11日

破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり。
人間が魔法を行使するときに犠牲となった精霊から生まれた。
気まぐれで残忍な性格。セラの姉シェスターの体を乗っ取って復活した。
闇の神器忘却の仮面の力でロイを下僕にし、
また、禁断の聖杯を使って魔獣商アンティノに究極の怪物エクリプスを創らせて、
世界を滅ぼそうとしていたが、主人公に敗れる。

 

【バルザー】

異名:蘇らせる者
種族:魔人
誕生日:4月7日

破壊神ウルグの円卓騎士のひとり。
闇の神器のひとつ、破滅の槍を持つため槍の主と呼ばれる。
ゾフォルによって封印を解かれ、魔王バロルに仕えた。
バロルは、自分が娘エスリンの子に滅ぼされるという予言を信じ、
バルザーの子を宿した彼女を殺し、森に捨てる。
それが原因でバルザーは彼女のもとを去り、
最後はウルグを復活させようとしてネメアに倒される。

 

【ウルグ】

異名:破壊神
種族:神
誕生日:8月17日
ウルグの円卓の騎士と呼ばれる12人の魔人を率い
破壊をほしいままにする闘神。
天空神ノトゥーンの次男として生まれ、
人間を率い闇の聖母ティラと戦うが、
彼が愛した少女システィーナを人間に殺されたため、
彼女の復活を条件に闇の聖母に降った。
強大な力を持つウルグは、
兄である主神バイアスを殺し世界を闇で覆ったが
異世界から召還された軍神ソリアスとの戦いで肉体を失い眠りにつく。

 

【システィーナ】

異名:永遠の少女
種族:人間
誕生日:3月18日

ウルグが愛した人間の少女システィーナ。
彼女は人間と自然の共生を願い、自然を破壊し、
精霊たちに残虐行為を働く人間に融和を解いた。
だが、敵をかばう彼女に怒った人間たちは彼女を殺してしまう。
彼女の心は飛び散って星になり、そして星の光となって
人間や妖精族や魔族を含めたすべての生き物の中に溶け込み宿るようになった。
それがソウルである。

 

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