MEMO

2013年06月の記事は以下のとおりです。

【最終戦】 廃城・中庭(ジュサプブロス)

【 廃城・中庭 】

★発生条件:
邪竜の断層でジュサプブロスと会っていない

ジュサプブロス:
よう、待ってたよ。
無限のソウルの持ち主、主人公。
俺はシスティーナの伝道師の一人、
黒の祈りのジュサプブロス…。
ま、早い話がシャリのダチだ。
君に興味があってね。
世界がなくなる前に
君を殺したくなってここに来た。

その前に聞いておく。
5歳以下の子供は殺さない主義でね。
5歳以下の人いる?
…いないようだね、よかった。
それじゃあ、
お手合わせ願おうかな?

〔 ジュサプブロスと戦闘 〕

ジュサプブロス:
照りつける太陽の下、俺は死ぬ…、
ふふ…、それでいい…。

【最終戦】 廃城・入口(シャリ)

【 廃城・中庭 】

シャリ:
主人公、そろそろ幕が近いよ。
君はついにここまで来たんだから。
僕を倒せばこの後ろの扉が開く。
そして、その先に、旅の終着があるよ。

ネメア:
シャリよ、お前の狙いがなんであれ、
生かしておくわけにはいかぬ。

シャリ:
フフフ、そうだろうね。
さあ、はじめようか。

〔 シャリと戦闘 〕

シャリ:
強くなったね、主人公。
僕はうれしいよ。
僕の役目はこれで終わりだ。

ネメア:
なんだと?
どういうことだ、虚無の子よ。

シャリ:
闇と虚無のはざま。
そこに人の思いがたゆたう場所がある。
僕は、そこから生まれた。
かなえられなかった願いをかなえるために。
ただ、願いだけを救うために。

どんなに時が経っていようと、
どんな人の願いであろうと、
かなえられた願いがどんな結果をもたらそうと、
願いの善悪に関係なく、
僕は、ただ願いを救う。

人が死んでもその願いは残る。
そしてその願いが僕という存在を産み出したんだ。
光と闇も飲み込む絶対負の存在、虚無の力を借りてね。
主人公、君もその願いのひとつなんだよ。

そう、いつだって人は願っている。
世界に混沌が訪れたとき、
世界を守ってくれる勇者が現れるのをね。

〔 主人公、ひざまずく 〕

シャリ:
この扉の向こうには、
世界の破滅を望む願いが待っている。
そして、君は、世界を守る願いだ。
どちらの願いが強いのかな?
結果を見られないのが、残念だよ。
じゃあね、主人公。

〔 主人公、立ち上がる 〕

【最終戦】 エンシャント政庁・玉座(シャリ、ザハク)

【エンシャント政庁前】

シャリ:
ねえねえ、そんなに急いでどこ行くの?
ちょっと僕につきあってよ。
いいもの見せて上げるからさ。

〔 シャリ、エルアザル召喚〕

シャリ:
驚いてる?
倒したはずなのに?
ははっ、僕が甦らせたのさ。
さあ、こいつを倒さないと、
この先には進めないよ。主人公!

〔 戦闘 〕
〔 エルアザル、撃破 〕

ネメア:
闇の世界で、私は知った。
光も闇も、何もかもを無に帰する虚無。
その存在を。
虚無の子シャリよ。
お前は何を望んでいる?
すべてを無に帰することか?

シャリ:
違うよ、ネメア。
僕は虚無から生まれたけど、
僕に命を吹き込んだのは、別のものさ。

ネメア:
お前は、その存在自体が、
謎めいていた。もしかしたら、
敵ではないのかもしれぬ。
だが、お前の思い通りにはさせん。
この大地は、ここに生まれ、
ここで育ち、死にゆく、我らのものだ。

シャリ:
フフフ、ネメア。
もう思い通りになってるんだよ。
僕は、あと少しで、
この時代での役割を終える。
じゃあね。
またあとで会おうね、主人公。

〔 シャリ、消える 〕

ネメア:
…ケリュネイア。
どこまでついて来るつもりだ?

ケリュネイア:
気付いていたの…。
行き着くところまでよ。
たとえ、そこが地獄でも、
どこまでもついていくわ。

ネメア:
ケリュネイア。
お前はここに残れ。

ケリュネイア:
イヤよ!
ついていく!
足手まといにはならないわ!
私だって魔王を倒した勇者のひとり。
閃光のケリュネイアよ!

ネメア:
だからこそ、だ。
お前にはここで、次々わいてくる
ザコどもをくいとめてもらう。
そして、主人公の仲間たちを呼び出してもらう。
これができるのはお前だけだ。
難しい仕事だ。できるか、ケリュネイア?

ケリュネイア:
わかったわ、兄さん。
勇者ネメアの妹に恥じない働きをしてみせる。
主人公、私はここにいるわ。
仲間を呼び出したかったら私に話しかけて。
あとは、たのんだわ、主人公。

ネメア:
主人公、時に猶予はない。
では、行こう。
すべてを終わらせに。

〔 政庁内へ突入 〕

【 ディンガル政庁・玉座前 】

ザハク:
よく来た。だが、徒労だったな。
ここには魔王バロルはおらぬ。
傷を癒すべく、地上で最も闇の深い場所
廃城の玉座へ向かった。
そして、すべては徒労に終わる。
貴様は破壊神の円卓騎士サムスンと
このザハクによって、ここで死ぬのだ。

どうした?
一度倒したはずだとでも言いそうだな。
我らは魔人なれば不死身だ。
愚かな人間の召喚で何度でも具現する。徒労だったな。

急ごう。
我はすべてに徒労を教えねばならぬ。
すべては徒労だと教えねばならぬ。
すべてに例外なく教えねばならぬ。
思い上がった虚無の子や闇の王女、
神、そして無限のソウルにもな。

世にあるものは絶望。
すべての営みは徒労。
貴様らにも死をもって教えてやろう。
我こそは破壊のあとに来るべき虚無、
破壊神の円卓の騎士、一切の営みをあざ笑うものザハク!

〔 ザハク、サムスンと戦闘 〕

ザハク:
愚者の頑迷さで絶望を否定する…か。
笑止だ。虚無は常に貴様らのそばにある。
すべては…徒労だ…。
しばらく眠らせてもら…おう…。

〔 ザハク、サムスン消滅 〕

ネメア:
ゆくぞ、主人公。
どのような運命が待とうと、
進むことしか、私たちには、できぬ。

【最終戦】 エンシャント都市部(アトレイア・バロル)

【エンシャント城下広場】

アトレイア:
…見えなければ、よかった。
闇にいるままでよかった。
闇にいた方がよかった。
何も見えないままならよかった。
なぜ、このつらい現実に光を当てた。
ずっとこんなもの見たくなかった。
苦しまずにすんだのに…。
生まれなければよかった。
苦しまずにすんだのに!

シャリ:
この世界の悲しみが
かなえられない願いが
どうしようもない思いが
闇の王女の暗き心に共鳴して
闇の巨人として
世界中で立ち上がる…。

〔 闇の巨人が登場 〕
〔 戦闘 〕

シャリ:
あーあ、かわいそうに。
生まれたてだったのに。
ひどいことするなぁ。
まぁ、いっか。
まだまだたくさん産まれたからね。

〔 闇の巨人が登場 〕
〔 戦闘 〕

アトレイア:
あらがっても無駄。
私の可愛い子たちが…
必ず、あなたたちに絶望を…

シャリ:
もう誰にも止められないよ。
強大な闇の巨人が世界中を襲いはじめたんだ。
でも、これはほんの序の口。
ここからが本番さ。
だけど、本番なのに弱ったな。
エルファスが君の仲間になって
舞台をおりちゃったからね。
しょうがないや、エルファスの代役を
立たさせてもらうとするかな。
破壊の化身、魔王バロルをね。

〔 魔法バロル召喚 〕

バロル:
…我ハ再び降臨セリ。
生あるモノすべてに滅びヲ…。
一切の事象ヲ無に帰さん…。

シャリ:
闇の巨人をこれだけ
呼び寄せることができたから
バロルも復活できた。
それもすべて、
強大な闇の力の持ち主である
闇の王女がいればこそだけどね。

ありがとう、主人公。
彼女を闇に突き落とした
最大の功労者は君だよ、アハハハ!
さぁて、邪眼帝と呼ばれたバロルの
お手並み拝見といこうかな。

ウフフ…アハハ! すごい!
予想以上だね、バロルの力は!

バロル:
我ハ己の欲するままに…世界ヲ支配し…
破壊シ…消滅させるのみ…。

シャリ:
おー、さすがは伝説の魔王だね。
風格があるよ。頼もしいーっ!
闇の王女・アトレイア、
魔王バロルに仕える神聖なる闇の巫女よ
彼ならきっと君の願いを救えるよ。
さあ、そのかわいい唇で告げて?
君は、何を、望むの?

アトレイア:
…私に与えられた以上の闇と絶望を。
世界を虚無に落としこみ、
永遠の静寂を。

シャリ:
だってさ。困っちゃうよねぇ。
勇者様、この世界を救って~!
…って感じかな。アハハ…
あとは頼んだよ、
勇者主人公様。
アハハハ…!

アトレイア:
あなたさえ、私に光をくれなければ、
こんな事にはならなかった…。
世界を滅ぼす前にあなたを殺すわ。
復讐するの。

〔 魔王バロルに小さな衝撃 〕

アトレイア:
な…、何…!?

〔 ネメア登場 〕

ネメア:
無事か、主人公?

バロル:
ネメアよ、生きテいたか…。
だが、うぬハもはや…闇に落ちシ者…。
我が軍門ニ降るがよい。

ネメア:
…たとえ闇に落ちようと、
私は私だ!

アトレイア:
くっ!
破滅の槍の力を解放する気?

バロル:
クックックッ。ネメアよ。
闇ニ落ちテなお
我ト差し違えようと…するとは…。
アクマデ運命神ノことのはニ従うカ。
ここでうぬヲ滅ぼスノミでは
我ガ憎しみハ…満足できぬ…。
うぬガ我ヲほどぼす運命ナラバ
我ハうぬヲ砕キ、運命ヲ飲み喰ラオウ。

謁見ノ間に…来るガよイ。
皇帝の玉座…コタビハうぬの血で
朱に染メ、世界ノ運命ソノモノヲ
ココニ終わラセテくレヨウぞ…!

アトレイア:
必ず、いらしてください。
その死に様を見届けてさしあげます。
フフ…フフフ…アハハ…!

〔 バロル、アトレイア消える 〕
〔 ソリアス像前 〕

ネメア:
すまぬ。手間取った。

あのおびただしいソウルの流れ
おそらく、世界中の人間がバロルにソウルを奪われた…。
世界のすべてが静寂に支配されているだろう。

…強くなったな、主人公。
私も力を貸そう。

〔 ネメア PT入り 〕

【最終戦】 エンシャント突入前(カルラ)

【エンシャント城壁門前】

カルラ:
あーあ、らしくないよねー。
このカルラさんが、ここまで
コテンパンにやられちゃうなんてさー。
全軍、ハンカチ噛みつつ、退却ー!

ディンガル歩兵:
はっ!

カルラ:
ちょい待ち。
あんた、撤退に不服そうな顔ね。

ディンガル兵長:
いえ、その…。

カルラ:
いい? 人には生きるどころと死にどころがあんのよ。
死にどころでちゃんと死ぬためには
行きどころで逃げる勇気も必要なわけ。
あんたの死にどころ、ここじゃないっしょ?

ディンガル兵長:
…ぎょ、御意っ!

〔 歩兵軍立ち去る。代わりにに城門から黒鎧騎士登場 〕

黒鎧騎士:
カルラ様!

カルラ:
状況は?

黒鎧騎士:
魔物が至る所を破壊し、
城へは、たどり着くことすらできません。

カルラ:
あのシャリって坊や、ズルいよねー。
そりゃ、あんだけの数の魔物を
一度に召喚すりゃ、負けないって。
しかも邪竜まで呼ぶ、フツウ?
なんとも大人げないっつーか、完全にガキっつーか。

黒鎧騎士:
認めたくありませんが、
我々では…
まったく歯が立ちません…!

カルラ:
魔王バロルの時と同じなのね。
必要なのは、軍隊なんかじゃなく、勇者ってこと。
魔王バロルを倒せたのは、
ネメア様とレーグ、オルファウス、ケリュネイアという勇者たちだった。
だが、ネメア様のいない今、
いったい誰が、その役割を成しえるのだろうか?
…なーんて言ってる場合じゃないんだけどねえ。

〔 主人公、駆けつける 〕

カルラ:
発見! その手があったね!

〔 主人公、カルラに状況を問う 〕

カルラ:
エンシャント獲りに軍をここまで進めてきたんだけど、
これが、ぜんぜんダメダメ。
シャリって魔道士がガンガンに魔物呼び出すんだもん、
尻尾まいて逃げようってとこよ。

〔 主人公、話しかける 〕

カルラ:
この中に突入する気なんだ。
奴らと戦うために?
たぶん、犬死ぬよ?
で、なおかつ、あんたにとって
たいした見返りもないと思うよ?

〔 主人公、頷く 〕

カルラ:
ふぅーん。
ま、どのみち軍隊じゃ、かないっこないし。
ほっとくとヤバそうな雰囲気だし。

未来…よろしくね。主人公。

〔 再度話しかける 〕

カルラ:
んじゃ、あとは任せたかんね。
ほい、回復。
こんくらい、お安い御用ってねー。
次帰ってくるまで、気ぃ抜かないよーに!

〔 主人公、エンシャント城壁内へ 〕

カルラ:
主人公の目…。
ロセン軍に攻め込まれたあたしの村を、救いに現れた、
あの時のネメア様の目にそっくりだった…。
何千というロセン兵を、たった28騎で迎え討とうっていう、
何のてらいも、曇りもない、あの時のネメア様の目に…。

ラストバトルの闇の公爵戦HP

ジルPSPリプレイ、ひとまずあれこれとばして
最終戦とED確認に走ってます。
ラストバトルでの、ちょっとした覚え書き。


【闇の公爵戦】

ゼネテス : H 1762 / M 290 / 属性 なし
レムオン : H 5029 / M 648 / 属性 闇

二人同時に相手にすることが滅多にないので、メモしておいたんですが。
ゼネテスの属性がなし、レムオンの属性が闇なのはわかりますが、このHPの差はいったい……(笑)

レムオンはダルケニスとして覚醒したから?
というか、この扱いの差はゼネテスに対しても、レムオンに対しても失礼な気がしてならないのですが。

でもここで使わなきゃいつつかうんだとストックしてあった
「経験の鏡」をネメア様がかざしてしまったので、
1ターン撃破のため、容赦なくレムオンにはホーリーたたき込みました。

ちなみにうちの魔法担当
地の巫女 INT 255 デュアルスペル ホーリー×2
元救世主 INT 255 デュアルスペル ホーリー×2

……ごめん、義兄……。

台詞追加

  • 2013-06-08

DATAに少しだけ台詞追加しました。

* * *

リベルダムスラムの酒場で
ルーマティをいただきながら聞いた話。
一応ネタバレなので反転しておきます。

「 フゴーとフゴー夫人の愛の物語を
最後まで聞いた人間は、恐怖のあまりに
狂ってしまうらしいぜ。怖い話だよな 」

うちの始まり主は、思わず飲んでたお茶を吹き出しました。
本当に、怖い話だ……!

リプレイしながら、気になった台詞を集めてます。
各地の酒場で聞ける紅茶話収集もしてたんですが、
ロストール同様、リベルダムにも
表通りと裏通りに、2件酒場があることを失念していて、
リベルダム陥落後は、忘れて素通りしてました。
ふと気付いて、そのスラムの酒場にお茶を飲みに行ってみたんです。
そしたら、上記の話が飛び出してきてびっくりしました。
ああ……やっぱり奥が深いわ……(笑)

ジルのプレイは何週かしているんですが、
今でも、初遭遇台詞を発見する驚きがあります。

【備忘】 虚無の剣入手(始まり主)

【 闇の門の島 】

★発生条件:
1)女主である
2)ツェラシェルの一連のイベントを見ている。

ヴァシュタール:
なるほど…闇の神器を使って
逆に封印をほどこしておったか。
開け放つものである私の力が満ちても
ウルグ様復活の門が開かないのも道理だ。
しかし…いつの間に?
それは認識しえまい。
私もこの世界の存在だ。
この虚無の剣の魔力からは逃れられぬ。
…まあよい、闇の門を開け放ち、
幾度となく繰り返されてきた茶番、
光と闇の戦いの幕をまた開けよう。

ツェラシェル:
そうはさせん。
これはあいつがいたという証だ。

ヴァシュタール:
施文院の秘術か。しかもかなり高度だ。
これを使える者がこの時代にも
まだいたとはな。
いや、きれいに一撃をもらったよ。
本来なら魔人の生という永遠の怠惰から
私は解放されていたことだろう。
しかしどうしたことだ。
その肉体の衰えは
まるで死体だ。技の威力も皆無だな。

〔 ツェラシェル、膝をつく 〕

ヴァシュタール:
そこらのザコならいざ知らず
破壊神ウルグの円卓騎士筆頭
ヴァシュタールを倒すには不足だ。

ヴァイライラ:
兄さん!

ヴァシュタール:
ザコがもう2匹。

〔 ヴィア、ヴァイ、攻撃呪文を受ける 〕

ヴィアリアリ:
ぐっ!
動けない!

ヴァシュタール:
ほほう、貴様も消えたがっているのか。
この2匹の女どもに、心の痛みを
与えぬため、という理由はくだらんが。
それなら虚無の剣を使うまでもないな。
私が貴様の前にこの女どもを始末しよう。
そうすれば痛むべき心もなくなる。

ツェラシェル:
やめろ!!

〔 主人公登場 〕

ツェラシェル:
主人公!
お前まで、どうしてここに!
危険だ! 逃げろ!

〔 主人公、剣を抜く 〕

ヴァシュタール:
誰かと思えば…
アスティアの子ではないか。
そうか、今回の茶番の主役は貴様か。
なるほど、貴様なら
この永遠に繰り返される輪廻に
終止符を打ってくれるかもしれぬ。 

まあいい。
時間は限りなくある。
退屈しのぎに試してみてもいいだろう。
いくぞ、主人公とやら! 

〔 ヴァシュタールと戦闘 〕

ヴァシュタール:
なるほど、素晴らしい力だ。
アスティアはその力に何かを
感じ取ったのか…。
だが、私の存在を消すには
どうにも力不足のようだ。

〔 主人公、ヴァシュタールの攻撃を受け膝をつく 〕

ヴァシュタール:
今回の茶番の主人公は
別の人間に努めてもらうのだな。
どうせ代役は用意されているのだろう?

〔 ツェラシェルがヴァシュタールの背後に回り込む 〕

ツェラシェル:
茶番、茶番とうるさいんだよ。
人間の生き様は、かけがえのない
それぞれに尊いもんなんだ!

ヴァシュタール:
その気…
貴様、さっきの戦いの間に
虚無の剣を盗みおったか?

ツェラシェル:
生きるのに飽き飽きしてる?
消えたい?
上等だ。消してやるぜ!

ヴィアリアリ:
やめて、お兄ちゃん!
虚無の剣を抜かないで!

ツェラシェル:
俺は、俺はもっと生きたかったぜ!
今は言える! もっと、もっと
主人公と…いっしょに…!

〔 ツェラシェル、ヴァシュタールとともに消える 〕

ヴァイライラ:
私…たち…
どうしてこんなところに…
いるの…?

〔 主人公ふらつきながら立ち上がる 〕
〔 虚無の剣を手に入れる 〕

ヴィアリアリ:
そうよ、たぶんそれよ。
ええと…、闇の神器…の…剣。
その探索でここに来たのよ。

ヴィアリアリ:
じゃ、旅をつづけよっか。
お兄ちゃん!

〔 主人公、言い返す 〕

ヴィアリアリ:
あ…。
なんでお兄ちゃんなんて呼んだんだろ。
主人公は女の子なのにね。

ヴァイライラ:
それに
私たちは天涯孤独、ふたりっきり。
兄なんていないでしょう、ヴィア。

ヴィアリアリ:
そうだよね。
どうしたんだろ。ヘンだよ。
さっきから頭がボーっとしてて。

〔 主人公、うなだれる 〕

ヴァイライラ:
どうなさったのですか
主人公様。

〔 主人公、何か伝える 〕

ヴィアリアリ:
…私も同じだ。

ヴァイライラ:
ええ。私も何か心に穴が開いたような
そんな気がします。

〔 三人うなだれて、それから 〕

ヴァイライラ:
旅にご一緒させていただくときは
いつも通り猫屋敷で呼び出していただく
…ということですね。了解です。
それでは主人公様。
失礼させていただきます。

〔 双子、仲間入り 〕
〔 ツェラシェルの名前が人物列伝から消える 〕

【ティアナ】 ロストール復興の苦悩

【 ロストール宿屋にて 】

ティアナ:
…どなたです?
主人公様…。

〔 主人公身振りで尋ねる 〕

ティアナ:
私ですか? 復興団の活動で、
ここの一室を借りたので…。
あ、もう用事は済みましたわ。
戻る前に、一息つこうと思っていたところです。
よろしければ、
少しお話していかれませんか?

〔 主人公、頷く 〕

ティアナ:
主人公様、復興団の活動は、難しい仕事です。
先のクーデターに影響を受けられた
方々をお助けするのが役割ですが、
中には、拒絶をされる方も多くて…。

〔 主人公、問いかける 〕

ティアナ:
いいえ、無理もありません。
彼らに打撃を与えたのは、他でもない、
私たち貴族なのですから…。
けれど、くじけず、
何度でも挑戦しようと思っています。
くどくど過去を振り返るより、
前を向いて進むことこそが、
明るい未来を作るいしずえとなる…。
ティアナの考えは間違っていますか?
主人公様?

〔 主人公、首を横に振る 〕

ティアナ:
よかった…。
うふふ、不思議ね。
主人公様とお離ししていると、
不可能なんてありえない、
そんな気持ちになってきますわ。
明日からまたがんばっていこうと思います。
ティアナを、ロストール復興団を
応援していてくださいね、主人公様。

 

【おまけ : リューガ邸での日々】

ティアナ:
あ、主人公様。
ようこそ、いらっしゃいました。

セバスチャン:
ロストールは少しずつ復興し、
身分の上下のへだてなく、
それを喜んでおります。
やはり、レムオン様にも、
この場にいていただきたかった…。

ティアナ:
エルファス様も
復興にはひとかたならぬ
お力を割いてくださっています。
エルファス様は、ロストールだけでなく、
世界中の都市で復興のため働いて、
神のようにあがめられているのです。

大イカ退治の依頼(ヒルダリア)

落ちつきない盗賊:
ここまでたどり着けるとは、少しは腕が立つらしいな。

細い目をした盗賊:
さぁて、どうだかな?
最近じゃ、仕事にあぶれて
にわか冒険者で食いつないでる奴も多いって言うぜ。
こいつらも、その口じゃねえのか?
運がいいだけのあぶれ者さ。

落ち着き内盗賊:
ならば、ひとつ腕前を試させてもらおう。

ならず者:
久しぶりに暴れられる。いくぜっ!

〔 戦闘 〕

?: なかなかやるじゃないさ。

〔 ヒルダリア登場 〕

細い目をした盗賊:
お、おかしら!

ヒルダリア:
気に入ったよ。

エステル:
誰だよ、キミ!

ならず者:
この野郎! おかしらに向かってなんて口のきき方だ!

細い目をした盗賊:
聞いて驚くなよ!このお方はな…
ワッシャー海賊、第2代頭領ヒルダリア様だ!

ヒルダリア:
お黙りっ! あんたら、引っ込んでな!

細い目をした盗賊:
へ、へい。

ヒルダリア:
聞いてのとおり、私はヒルダリア。
あんたたちの力、試させてもらったよ。

エステル:
試した!?

ヒルダリア:
…怒るのも当然ね。
確かに汚いやり方だった。その点は謝るわ。
でも、これで、あんたたちが筋金入りの冒険者だってことがわかった。
その腕を見込んで、ひとつ頼みがあるのよ。

ワッシャー海賊といえば、知る人ぞ知る海の冒険者。
洋上に恐れるものはなかったわ。
それが、近頃じゃ船を陸に上げて
朝から晩まで砦にこもりっきり。
どいつもこいつも朝っぱらから飲んだくれて…
こいつらを見れば、わかるわね?

ならず者:
おかしら、そりゃないっスよ。
俺たちだって、好きでこうしてるわけじゃねえっス。

エステル:
海賊が陸へ上がりっきり?
どうして海へ出ないの?

ヒルダリア:
大イカよ。
港近くまで姿を現して、
船をかたっぱしから沈めてしまうの。

細い目をした盗賊:
ここいらの海じゃ、ワッシャー海賊にかなう奴はいなかった。
俺たちゃ、まさしく洋上の王者だった。

ならず者:
それが、今じゃあよお~、
イカにおびえて船も出せねえ。
…これが飲まずにいられるかって。

〔 海賊の子分たち、順番に首をうなだれる 〕

ヒルダリア:
その大イカを退治してもらいたいの。

★エステル:
突然、襲いかかってきて、今度は大イカを倒せって言うの?
そんなの、ムシがよすぎだよ!

ヒルダリア:
…そうね。勝手なことを言ってるって私も思うわ。
だから、こっちもそれなりの見返りを出させてもらうわ。

細い目をした盗賊:
お、おかしら!
海賊が金を払うってんですかい?

ヒルダリア:
下がってな!

お金で払いたいのはやまやまだけど、
今言ったとおり、大イカのせいで景気が悪くってね。
だから、どうかしら?
かわりに、私たちの足…
つまり船を自由に使えるというのは?

大イカを退治してくれたら、
普通の船じゃ立ち入れない、危険な海を渡してあげるわ。
しぶきの群島、闇の門の島、古城…。
ワッシャー海賊でなきゃ渡れない島々へね。
冒険者にとっては、悪い条件じゃないと思うけど?

とにかく、よく考えてみてちょうだい。
 …大イカは手強いわ。

行くよ!

〔 ヒルダリア、子分たちに声をかける 〕

落ちつきない盗賊:
へい、おかしら!

〔 海賊たち、その場から立ち去る 〕

ヒルダリア:
もし、大イカを退治する気になったら、
この先の砦に来てちょうだい。
待ってるわ。

エステル:
大イカ退治か…。
引き受けるかどうかは、主人公に任せるよ。


 

★ザギヴ:
1)あなたたち誰なの?
どういうつもり!?
2)試した!?
海賊が陸に上がりっきりですって?
いったい、何があったの?
ずいぶん、ムシがいい話ね。
突然、斬りかかられて、
そんな話に乗れると思う?
大イカ退治の依頼、引き受けるかどうかは、
主人公に任せるわ。


ヒルダリア:
来てくれると思っていたわ。
大イカを退治してくれるのね?
もう準備はできているのかしら?

もう、作戦は立ててあるの。聞いて。
海の中で戦ってもこっちに勝ち目はないわ。
だから、大イカを港におびき寄せる。
海面で音を立てれば、すぐに寄ってくるはず。
そこまでは、私らでやるわ。
大イカが港に上がってきたら
あとは、あんたたちの仕事よ。
大イカの息の根を止めてちょうだい。

〔 ヒルダリア、腕をふるって、合図をする〕

落ちつきない盗賊:
お呼びっスか?

ヒルダリア:
今すぐ、大イカを港におびき寄せな。

落ち着きない盗賊:
え、ええっ?
どうしてまた、そんな…。

ヒルダリア:
大イカを退治するに決まってんだろ!

落ちつきない盗賊:
あの化け物をですかい!?

ヒルダリア:
いいから、さっさと大イカを港に誘い出すんだよ!
あんたひとりで無理なら、他の飲んだくれどもをたたき起こしな!

落ち着きない盗賊:
へ、へい!

ヒルダリア:
ワッシャー海賊の命運がかかってるんだ。失敗は許さないよ!
大丈夫、あいつらだって海の男さ。
大イカをおびき出すくらいのことは簡単にやってのけるよ。
…そういや、まだ名前を聞いてなかったね。
教えてもらえる?

〔 主人公、教える 〕

ヒルダリア:
うまくいったら、約束通り船に乗せてあげるわ、主人公。
遅いね…。

落ちつきない盗賊:
お、おかしら!
大イカが…大イカが現れたッス!

ヒルダリア:
主人公、行くよ!

〔 大イカ登場 〕

ヒルダリア:
さあ、頼んだよ、主人公!

〔 大イカ退治 〕

眉毛の太いならず者:
やった! これでまた海に出られるぜ!

ヒルダリア:
私の目に狂いはなかった。さすがだね、主人公。
さあ、早いとこ船を港に戻しな。

頬に傷のあるならず者:
へい、おかしら!

【 ワッシャーの砦 ヒルダリアの部屋 】

ヒルダリア:
助かったわ、主人公。
おかげで、また船を出せる。秘宝探しに出かけられるわ。

私らは、海賊って言っても
まっとうな仕事をしている人間から金を巻き上げたりはしてないわ。
言ってみれば、海の冒険者ね。
人知れず眠っている宝を求めて島々をめぐっているの。
かつて海賊が隠した財宝とかをさ…。

約束どおり、これからは、あんたたちのためにも船を出してあげるわ。
埠頭にいる船番に頼んでちょうだい。
いつでも好きな場所へ連れていってあげる。
しぶきの群島、古城、闇の門の島について知りたければ、
また、私の所に来て。
今度、話してあげるわ。


 


 

 

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